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みんなのレビュー19件

みんなの評価4.0

評価内訳

19 件中 1 件~ 15 件を表示

全体の構成、ひとつひとつのお話のストーリー。文句なしに楽しい岡田淳ワールド。

2009/02/15 22:15

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「フングリコングリ」。なんて変わった言葉! それもそのはず、それは、ある指遊びをカズマに教えたお父さんが、その遊びの名前を聞かれて、とっさに作った名前だったから。この指遊びから、とんでもないことが始まるのが、ひとつめのお話。
 この本は、放課後に図工室にやってきた小さな生き物たちに、図工の先生がお話を聞かせるという構成になっていて、全部で6つの物語が入っている。全部、学校で起こった不思議なお話。生き物たちと先生が話した瞬間から、異世界への扉が少し開かれ、物語の始まり始まり…となるのだ。
 作者の岡田淳は、本当に小学校の図工の先生だから、学校の中を描くのはお手の物。そして、どのお話も、学校を舞台にしていながら、あっという間に、異世界がふっと立ち現れる。その不思議さ、楽しさ!もしかしたら、こんなことなんだかありそうなんて、思わせてくれるのが、岡田淳の巧みさである。
 シジミチョウに、聞かせた話が「フングリコングリ」で、金魚に話したのが「むぎゅるっぱらぴれ、ふぎゅるっぴん」、てんとうむしには「かっくんのカックン」。その他「壷に願いを」、「フルーツ・バスケット」、「なんの話」の6つの物語。子どもたちのいつもの遊びから、空に浮かんだり、透明人間になったり、人助けになったり、願いがかなったり、人と入れ替わったりと、どれも、こんなことがあったらいいな、をかなえてくれるお話なのだ。しかも、上質なユーモアに包まれていて、にっこりと幸せな気持ちにさせてくれる。なにより、登場する子どもたちが、頭も身体も使って、生き生きとしているのがいい。
 ひとつひとつのストーリー、題名の付け方、全体のつなぎ方まで、サービス精神いっぱいで、岡田淳ワールドが楽しめる。

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子ども向けと侮るなかれ

2024/07/23 10:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

図工の先生が図工室にやってきた虫達にお話をするという体をとった、学校で起こった不思議な話の短編集。

「かっくんのカックン」「フルーツバスケット」「なんの話」が好きです。
かっくんの友人よっちゃんが、かっくんのその特技?を活かすためにどんな職業に就けばいいか、難しい顔をして考えている様子がなにかユーモラスで可笑しい。
フルーツバスケットはクラスメイト達の心が違う体に一瞬入れ替わり、その身体の持ち主が何を考えていたか分かるというもの。
始まりはヒヤヒヤしたが、最後に謝りあうのが良かった。
「なんの話」は主人公がどこか自虐的なのが面白い。本当に小学生??と思う。
「なんの話」の冒頭で
「でも、どうせ本当の話じゃないんだろう」というトカゲに
「面白いと思ったら、そこにきみにとってのほんとうが生まれるんだよ」
と答えるシーンが良かった。
最近面白い物語を読んでも、どこか一歩引いて「ここはこういう展開にしない方が良かったのに」などとイマイチ物語にのめり込めない自分を残念に思っていたので、そこを突かれた気持ちになりました。
ごちゃごちゃ考えてしまうけど、面白いと感じたならそれでいいか!

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想像力の組み立て

2017/01/05 09:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

学校の図工室から思わぬ冒険が始まるところがよかった。6編の短編それぞれに、今の時代子供が求めていることを感じた。

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ヘンテコリンな響きがもたらすおもしろさ。

2016/01/13 15:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

図工の先生が、チョウや金魚、アマガエルといった、人間でない生き物と会話し、子どもたちの変わった出来事を語るというチャーミングな設定。
空に浮かび上がっていったり、透明になったり、と不思議でとんでもないことが盛り込まれているお話だが、それを支えているのがタイトルにもあるようなネーミングのおもしろさ。「フングリコングリ」もそうだが、「むぎゅるっぱらぴれ、ふぎゅるっぴん」も相当だ。人の気をそそるのがうまい作者の言葉のセンスが光る。

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2009/01/25 20:38

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2010/04/02 10:23

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2010/09/04 23:07

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2010/10/01 16:26

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2010/12/16 23:35

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2011/03/20 15:58

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2011/03/29 09:51

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2011/04/10 21:08

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2011/10/10 14:16

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2012/10/16 02:17

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2013/10/11 17:06

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