天堂晋助の生き方
2024/03/11 09:43
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投稿者:せいだるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末の激動の時代を剣の道を極めることで生き抜いた長州藩士天堂晋助の物語である。時代の流れが早くどのように生きるべきか長州藩の中で同志と共に考え生き抜いていく。
主人公はオリジナル
2024/01/24 15:32
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は司馬先生のオリジナル。
だけど実在の志士たちに負けない個性があるのはさすが。
こういう人物にリアルな血肉を感じさせる先生の筆力に唸りました。
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司馬遼太郎の著書。
司馬先生の小説は、人の生き様とか考え、政治的な思惑みたいなところと、その見事な描写が好きなんですが、これはいわゆるアクションシーンばかりが目立っている印象で、やや物足りなかったので☆×3。
主人公のせいもあるんだろうけどね。
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長州藩の天堂晋助にスポットを当てた歴史小説。人斬りとしての生き様を描いている。幕末の動乱を裏側から見ているような気持になる。
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少年ジャンプの格闘シーンを読むような軽快な殺陣シーン。
作者の司馬遼太郎さんは必要以上に状況描写をしないのに
何故,あれだけイメージがわくようなカッコイイ戦闘シーンが書けるのか。
すごい。
例えば,主人公が敵に囲まれていて,
剣を抜いて,一歩踏み込んだと同時に切り倒して,
敵が倒れてゆくと同時に振り返る,みたいなシーンがったとして,
そういうシーンって,絵にしても,映像にしても,漫画にしても,
軽快さを出すことは容易ではないと思うのに,
それを文章だけで,
更に言うと,余計な言葉を一切,切り捨てながら
あたかも息をするように当たり前のこととして軽々やってしまえるのがすごい。
読み返して改めて思った。
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架空の人物が主人公だけに、まさしく幕末オールスターキャストの共演。でも、史実をキチンと押えているところは、さすがは司馬作品です。
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司馬先生のオリジナルキャラが主人公。
長州藩の下層の出ではあったが、天堂晋助の剣の天稟は異常なものではなかった。ふとしたことから彼を知った藩の過激派の首魁・高杉晋作は、晋助を恐るべき刺客に仕立て上げる。京で大阪でそして江戸で忽然と現れ、影のように消え去る幻の殺人者のあとには、常におびただしい血が残された…剣の光芒が錯綜する幕末の狂宴。〈本書裏紙より〉
オリキャラが主人公ですが、なかなかおもしろいです。高杉さんもちょこちょこ登場しますよ。
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史実と同じ調子で書かれており、とても架空の人物の話とは思えない! まるで自分が歴史の舞台に参加しているかのよう。
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架空の人物ですが‥そうと知らずに最後まで読みたかったです。
(調べてしまったので‥)
でも知りつつも、名前が残っていないだけで
こんな人、本当に居たのかもと思って読んでしまいます。
最後が想像と違っておりました。
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下巻の途中で止まっているけど…。
長州の刺客天堂晋助の物語。新撰組との丁々発止がおもしろい!
あと尊皇派が京都で暗躍していた背景がこれでようやく理解できた。
高杉晋作や桂小五郎と新撰組の対立図とか…ね。
この天堂ってどうしてもルパン三世の五右衛門とかぶっちゃうんだけど…。
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上下巻読了しました。
幕末の動乱の中で長州の情勢が目まぐるしく変わるのに、知らずに引き込まれました。
上巻は主人公の天堂晋助が苦手で読み進めるのが辛かったですが、読み進めるうちにこの主人公の心の変化が切なく感じました。
天才的な剣技を持つ晋助を上杉が利用している事にラストでは怒りを覚えました。(晋助がそれを受け入れているのがまた、腹立たしい)
この作品で作者が何が言いたいのか解らずに頭を捻っていたのですが、ラストシーンにメッセージが集約されている事に驚きと感嘆の思いとなりました。
最後の一文を読んで茫然。
唐突と言える結びに圧巻されました。
それと、この小説のキーワードは「差別」だと私は受け取りました。
この作品中、様々な「差別」が描写されています。
武家と農民、上士と下士、女と男、幕府と諸藩、被差別部落と藩。
革命の火種は常にこの差別による怨恨によるものではないかと、この小説を読了し改めて感じ入りました。
ところで、この「十一番目の志士」どうして十一番目なのだろうと思ってネットで検索してみたところ…。
この作品中の歴史上の主要人物が全部で十人、それで十一番目が主人公だと言うことなのでは?と書かれていたのを見て納得。
私は、架空の人物なので端数にしたのかと思っていましたが。
本当のところはどうなんでしょうね。
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幕末もの。実在はしない人物(人斬り)が主人公。上下巻。
主人公の人柄にあまり感情移入できずものすごく面白いとは感じなかった。
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主人公が実在しているのかと思ったら架空の人物だったようです。しかしそのおかげで色々な幕末スター達との共演があって、とても面白く読めました!
主人公の天堂晋助は長州人なので、幕府側の新選組の面々との絡みも沢山ありました。相変わらず土方さんが素敵でした…v
(楊枝を削ったり甘酒飲んでたりして可愛かった。)
勝海舟さんもさすがです~好き。
どの人物も生き生きと描かれていてとても楽しく読めました。
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歴史小説という分野は、読み慣れてくるにつれて面白くなっていく、ということがわかってきた今日この頃。
実在の人物なんじゃないかと、つい勘違いしてしまいそうになるけど、主人公は架空のキャラクターらしい。
その剣術の達人「晋助」の運命を、よくも悪くも奔走させる登場人物はみんな、実在した人物-高杉晋作とか、坂本龍馬とか。
フィクションとノンフィクションを倒錯させる物語・文章で、ある意味宗教的に信じ込んでしまいそうになった。単純な性格だから余計に、笑。
まるで某明治剣客マンガ(笑)
同作品がお好きな方は、特に、いろんな意味で楽しめるんじゃないかと。
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やっぱり司馬遼太郎先生、最高です。
主人公の晋介は架空みたいだけど、実際いてもおかしくない!ってくらいリアル。
フィクションに近いリアル。
高杉晋作との出会い、桂小五郎や西郷隆盛、新撰組、新徴組など
実際にいた人物と混ぜてのお話です。
まぁ、命がけです…
しかしながら晋介がやたらかっこいい…