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バクマン。 カラー版 11 みんなのレビュー

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コミック

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みんなのレビュー51件

みんなの評価4.2

評価内訳

51 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

フィクションとノンフィクション

2011/02/11 21:42

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る

週刊少年ジャンプ連載。
かつて「DEATH NOTE」で社会現象を巻き起こした大場つぐみ・小畑健のコンビが繰り出す『漫画家マンガ』の傑作。


物語の概要としては、将来の夢もなくただ漠然とした学生生活を過ごしていた中学生・真城最高が、同級生の秀才・高木秋人に刺激され、週刊少年ジャンプに連載できる人気プロ漫画家になるため奮闘するというもの。


『漫画家マンガ』とは、主人公が漫画家で、作品自体も漫画業界が舞台となっているジャンルを指し、これまでも数年サイクルでこのジャンルの作品は出現している。しかし、過去の『漫画家マンガ』はムーブメントを生み出すほどのエネルギーはなく、数あるジャンルの中の一つの泡沫ジャンルという扱いで、読者には読み流されてきた経緯にある。
そこにきて本作「バクマン。」の登場だ。
本作ほどにフィクションとノンフィクション、或いは漫画業界の虚と実を、徹底的に織り交ぜて物語を展開し、かつ面白く読ませる『漫画家マンガ』は他にないと言っても良いだろう。

シリーズ第1巻こそ、連載開始初期ということで「主人公の相方となる高木秋人が、脈絡なく『漫画家になろう!』と主人公に持ちかける」であるとか「主人公の漫画が連載されアニメ化されたならば、ヒロインと結婚できる」など、いかにも漫画的で唐突感のある話で満ちている。
だが、それ以降は、中学生で尚且つ漫画執筆経験のない主人公が工夫を凝らしながら原稿を仕上げていく様子であるとか、実際に完成した原稿を出版社に持ち込んだ際の担当編集との折衝内容等、妙にリアリティの高い、生々しいやり取りが描かれている。

現在も絶賛連載中の本作であるが、人気の高まった要因の一つには、上記の通り、「フィクションとノンフィクション」をバランスよく組み合わせていることが挙げられるだろう。


例えば、「漫画雑誌である週刊少年ジャンプについて、どういう流れで連載が決まるのか、どういう流れで連載が打ち切られるのか」というルールについて、本作中でも詳細に描かれているが、その内容は『実際の少年ジャンプについても同一のルール』である。
「実際の週刊少年ジャンプの連載ルールを漫画の中で明らかにして良いのか?!」と読者は一様に驚きを持ちながら本作を読み進めたものと推測される。そういった驚きこそが、「もしかするとこの作品は業界の実態を描いている物語なのではないだろうか」という良い意味での疑念を読者に抱かせることに成功した要因と言えるだろう。
勿論、実際の週刊連載については、本作で描かれているほどに単純な話ではないだろうが、それでも全くの出鱈目ではないことも確かだ。

他にもノンフィクション要素としては、作中に登場する週刊少年ジャンプの担当編集者のコメントやアドバイスの存在が挙げられる。
それらの多くは本作の主人公たちへの助言という形で描かれているものの、そのあまりにも限定的でかつ的確なコメントを読んでいると、見方を変えれば『主人公たちと同様、今、まさに週刊少年雑誌への連載を狙っている新人漫画家たちへのアドバイスなのではないか』と思えてしまう。ややもすれば穿ちすぎた見方であるが、そういう捉え方も、作品の楽しみ方としてはアリだと思う。
本来、虚構の世界の存在に過ぎない登場人物たちが、時折、実感の篭められた肉声を放つ瞬間があり、それらが読者を作品に引き込む大きな魅力の一つとなっている。

当然のことながら、本作は少年漫画である。
単にリアリティがあるから持て囃されているのか、というと必ずしもそうではなく、少年漫画らしくライバルあり、恋あり、涙ありと、漫画としての王道も漏らさず盛り込まれている。ジャンプ伝統の「友情」「努力」「勝利」を現代版に翻訳し、密やかに作中に反映されている点も見逃せない。
ともすれば青臭い演出も、漫画を盛り上げるために必要なフィクションだ。それを恥ずかしがることなく、全面に出していることは爽快ですらある。

また、フィクションといえば、作画作業それ自体もそうだ。
原作・大場つぐみの世界を、作画・小畑健が見事に昇華している。作画の凄みがどの程度発揮されているかについては、コミックス各巻の各話間の余白ページをご覧いただきたい。原作ネーム(作品の絵付きシナリオの様なもの)を実際どのように作画したのかという、Before・Afterがはっきりと掲載されている。
アノ原作ネームが、この完成原稿になるのかというという驚きも、この作品の楽しみ方の一つと言えるだろう。

まとまりなく複数の要素を書き連ねたが、上記内容こそが、『漫画に必要なフィクションと上述のノンフィクション要素とを自然に組み合わせている点こそ本作の妙』と評する所以である。

少子高齢化の影響もあってか、週刊少年誌については各誌とも、少年誌の名に反して年々対象年齢が高めの作品を送り込む傾向にある。
本作は少年少女にとっても興味を持って読める内容になっているし、私のように少年誌の対象年齢ではない年齢層からしても、一社会人目線で漫画業界を知るという意味で、また違った楽しみ方の出来る作品だと思う。

蛇足であるが、本作シリーズは「このマンガがすごい!2010(宝島社)」において栄えある1位を獲得した作品でもある。
「世間で認められたメジャーな作品は好きではない」という斜に構えた見方も当然ありえるが、変な先入観や予断は捨てて、多くの人たちにこの作品を読んで欲しい。
メジャー誌から、しかも、王道バトルマンガ以外のジャンルで自信を持って推薦できる作品はそうはない。

原作者の実話を基にした実録マンガではないからこそ、原作・作画の両氏の実力があらん限りに振るわれていることが分かる。
『計算型』漫画家の渾身の一作を是非。

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紙の本

マンガだからできる表現

2011/03/06 15:29

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジャンプ連載の最後のチャンスとなる作品の最後の練り直しをする真城最高と高木秀人は、ついに第一話を完成させる。そのアンケート結果は…。
 しかし、彼らに課せられているのは、新妻エイジの作品群と並ぶ作品にすること。そのために必要な要素を二人は追及する。

 これまではストーリー担当の高木の努力に焦点が置かれがちだったけれど、今回は絵担当の真城の努力にスポットが当てられる。単純にストーリーとして面白いだけでなく、マンガだからこそ出来る表現方法の追求がメインだ。こうすることで、より直接的に亜城木夢叶と新妻エイジのマンガが比較される。
 そしてその後は、さらに完成度を高め、新妻エイジを超えるために、高木の努力が描かれるのだ。

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紙の本

漫画が完成

2021/02/28 20:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アクセル - この投稿者のレビュー一覧を見る

苦心に苦心を重ね、ようやく新たな漫画が完成
これからライバルの漫画家達とどう戦っていくのか楽しみになります

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紙の本

連載始動

2016/12/12 18:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る

サイコーたちの新連載スタート!
エイジを超えるものはできるのかドキドキです。
エイジはエイジで火が付いたようですし。
ライバルって素敵。

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紙の本

新連載スタート

2016/09/08 14:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る

新連載、ダントツの結果で、そこから新妻エイジも燃える。ライバル同士良い相乗効果になって、お互いの先品がどんどん良いものに変わっていっている。読んでも読んでも面白い作品。

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電子書籍

せりふが

2015/11/14 04:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あふん - この投稿者のレビュー一覧を見る

せりふが長いし多いが、画力があるので、魅力的な作品。
脚本もいいし、色のりもよく、おすすめですよ。
これで500円は安い。

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紙の本

岩瀬活躍

2021/02/11 17:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る

サイコーと亜豆の3度目の邂逅は「+NATURAL」の声優オーディション会場からの逃避行。ドラマティックではありますが、これでは亜豆の声優の活動範囲を狭めることになりそう、オーディションには挑戦させて欲しかったです。ジャンプアニメの2作品でヒロインが無理とは思えない。エイジの2作品同時連載があるなら、全く可笑しくないと思います。しかし岩瀬さんがドラマを盛り上げる良いキャラになりましたね。話づくりが上手いキャラにするのは無理を感じますが、そこは編集者を上手く使っているようだし。これからも期待大です。

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紙の本

エイジと川口たろうの存在感

2018/10/29 23:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る

ついに「PCP(完全犯罪クラブ)」連載スタート。
どうしたら人気作になるか?自分たちで弱点に気づく&試行錯誤が面白い。
要所要所で川口たろうが出てきて、単純な勝利でないところが好感ポイント。

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電子書籍

押しかけ女房だったけど

2017/04/28 11:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る

押しかけ女房だったけど香耶ちゃん良い子だな。というかちょっとあり得ないかな。
相変わらず岩瀬は女王様気質だなぁ。
案外中井さんと上手くいったりして。

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電子書籍

打倒岩瀬・エイジ

2018/05/28 18:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻で、高木と真城は岩瀬とエイジの漫画を超えようと試行錯誤する。
その試行錯誤は、ありとあらゆる手段を用いたものであろう。

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2011/01/28 20:49

投稿元:ブクログ

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2011/01/04 13:58

投稿元:ブクログ

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2011/01/05 00:27

投稿元:ブクログ

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2011/01/01 15:40

投稿元:ブクログ

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2011/01/05 18:45

投稿元:ブクログ

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