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ネット小説から、出版されることになった本。
著者がこだわった可愛いイラスト、地図や見取り図、確実に気持ちがぐっとつかまれる。
別の世界ということで文明がまだ発達していない中世っぽい世界のイメージがあったけど、それだけじゃなくちょっと不思議な世界っぽい。
麗乃が事故にあって(本当に死んじゃったのだろうか)、マインに生まれ変わる。本は貴族のもので、文字さえあまり触れられない世界。ないなら、作っちゃえ!でまっしぐら。病弱でちっちゃい身体とのギャップ。
だけど、生まれ変わる前のマインの自我ってどこにいっちゃったんだろう?死んじゃったのだろうか。この先、究明されるのかもしれないけど、気になる。
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読書狂の女の子が本が身近にない異世界に転生してしまって、なければ自分で作ればいいと奮闘する話。
転生後の姿を勇者でもチートでもなく6歳の病弱な女の子にしたところがある意味この物語のミソかな。
少女が病弱な理由とか、異世界の植物とか魔獣とか、いろいろ伏線めいたものもあって、この先どうなっていくんだろうと思わせる。
ただ、この一巻はまだほんの序章という感じなので、面白くなってくるのはもう少し先かなという気がする。
やっぱりこういう転生ものは現代の知識をもとにした痛快な展開がないとね!
期待したい。
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本がなければ作ればいいじゃない。本好きの業に共感しまくりで、読み直しでも楽しい。
チートによる無双が旺盛ななろう系小説の中、病弱で好きな本に辿り着くのに四苦八苦する本書は、昭和の努力型スポ根世代にも読み易くて助かります。
「小説家になろう」で一度読んでいるのですが、改めて読み直すのに本書を購入しました。
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本好きというか活字中毒だな、この主人公。
本好きが転生したら、本はおろか紙もまともに無い世界(文明レベルは古代くらい?)。そこでなんとか本を、活字を求めて奮闘する物語。
普段いわゆる「異世界転生」ものを嗜まないが、やはり本好きとしては気になってしまった。そして主人公のむしろ中毒的偏執感に少し引いたが、それでも、与えられた条件の中で懸命に目的に邁進する姿が面白い。
まだ序盤だが、この先の希望と困難をほのめかして締めており、先が楽しみな物語。
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本好きってか字が好きなだけなのでは、と思わなくもない。
正直、最初は主人公の考え方が受け入れられなかった。熱心なのはいいけど、あまりに一直線すぎて周りが見えていないところが苦手。(特に木簡やら竹簡の時。素材を無駄にできない家庭環境なんだから一言添えない限りは素材にされてしまうような……。なのにあんなに落ち込むのちょっとヤバいと思った。)
それに、本をたくさん読んできたという人物の割には、「そういえばこんな本を読んだ」とか、「本の知識が役に立った」という描写をほぼ見ない。この人、字があれば満足しちゃうんじゃない?という冷めた距離感になってしまった。
「本のない世界で司書を目指す」という設定はとても面白いと思う。
主人公の奮闘もすごい。
最後、友人の背中を上手く押していたところは読んでいて楽しかった。
そして、ようやく「マインの特殊性」への理解者のような人も現れはじめて、最後の最後で物語に安心感が出てきた。
これからマインはどんな行動を起こすのか。
次巻以降に期待。
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けれど、本が一つ手に入ったことで、ここでも大事にしたいものができた。ちゃんとこの世界で生きていこうと思える、自分の生きる道を見つけた気がした。
(P.212)
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ファンタジーの世界観がしっかりしていて、異世界転生ものながら、よくある冒険ものがキレイごとだなと思えるくらい、実際に古代の文明レベルの世界では生活するだけでこんなに大変なんだっていうのが生き生きと描かれる。
ただ、かなり長いシリーズながら、1巻でお腹いっぱいス。
ディテールが詳細なだけに、文字数あたりの物語の進行が遅いため、時間と体力のある読者(すなわちティーン)向けかな。って、そんなの言わずもがなか(^^;)
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長い長いお話なので、とりあえず1のみ登録。
本好きの女子大生が司書になる夢を目前に、異世界へ転生?
紙さえない下町の虚弱な幼女となっていた。
本に囲まれた生活を夢見て、家族、幼馴染みを巻き込んでいく。
軽く読めるので、ちょっとした隙間時間に。
もう少し印刷や本に偏執的な描写があるとより彼女の暴走がリアルだったかも。
いろいろと軽すぎる展開なんだけど、家族や幼馴染みとの絡みはホロリとして、ついつい読んでる。
フェルナンドさまのツンデレ?ぶりがだんだん可愛らしく思えてくる不思議。
もう少し、貴族の常識がわかると彼女の非常識さがわかるのかな。貴族の概念がぼんやりして世界に入りこみづらかった。
下克上というだけあって、どんどん話が大きくなる。
登場人物も増え続けるので、やや混乱気味なんだけど、人物はそれぞれ魅力的なので最後まで楽しかった。
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少し前に、友人から面白いと薦められて気になっていた本。ようやく読むことができました。
なんでも、秋からアニメ化されるそうですね。凄いタイミング。
Web小説の書籍化ということで、とても長編みたいですね。最後まで読めるかな(^-^;
最近流行の異世界転生もので、「本の虫」で司書として図書館に内定を貰っていた女子大生が、本棚と本に押し潰されて死んでしまい、本が貴重で貴族しか持っていない世界に転生するというもの。
ここら辺の設定はかなり浅めで、取って付けた感がありますが、「現代日本の知識」を持った「本好き」が本のない世界に転生するとどうなるかというのが話の肝なので、あまり突っ込んではいけないのかな。
とにかく、中世然とした世界の平民の中に、1人だけ現代日本人がいることの違和感。そして、そのことに気が付かない両親と、気が付いている父親の部下のオットー。
とりあえず、2巻に向けて、彼がキーパーソンなのかなというところで、1巻はお終い。
1巻は、そのほとんどは転生した世界の世界観を共有しよう、という内容かな、と。
本が手に入らないのならば、本を作ればいいんだ、と奮闘する主人公マインの執念が凄いです(笑)
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前から気になっていたけれど、アニメ化に際して読み始め。今更ながら気がついたけれど、異世界転生ものって『不思議の国のアリス』みたいなものかも。あるいは、戻ってきたときにどうなるのかを考えるなら『浦島太郎』の側面もあるか?(それだと、その後の展開が面倒くさそうなので、転生されたその時点(あるいは、そのすぐ直後に)戻ってくるのがセオリー?)現代社会で「普通」のステータスだったとしても、知識や技術が現代よりも遅れている異世界では、活躍できる、というのもセオリーか? 普通の異世界転生ものと違いそうなのは、バトルがメインじゃなさそうなところ。他にはよく知らないけれど『異世界食堂』とか?(異世界日常系?)異世界にない言葉を喋っても理解してもらえないのは、類似作ではあまり見かけない気がするけれど、リアル感を感じる。表紙をはじめ、イラストが可愛すぎる。三歩進んで二歩下がってあまり進んでいなくてじれったいけれど(それでも着実に前に進んでいて)このままわりと平坦に進んでいくのか、それとも一波乱あるのか。もう少し追いかけてみたい。
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読み終わるのに3週間かかった笑 超大作です。
なろう出身の小説で、本に潰されて死んだ主人公が異世界に転生したものの、
体の弱い子供で、しかも本がほとんどない世界。
本がないと生きていけない(精神的に)主人公はなんとか紙を作って本を作ろう
としますが、体が弱すぎて何度も死にかけ・・・という話ですが、
途中6回ぐらい号泣する箇所があり、
家族の絆で心臓がぎゅーっとすることがあり、もうすっごい引きずるぐらいのめり込みましたが、最後は思ったよりもあっさりして、でもハッピーエンドでとてもよかったです。
個人的にはハルトムートとダムエルがツボ笑
最近はアニメにもなって、主人公の声がどんぴしゃ、もう最高。
是非アニメも最後までやってほしいです(終わるのに3年以上かかりそうだけど)
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アニメがスタート。これは面白いなと手にとりました。原作も先は長くて読み切れるか心配ですが、楽しく読みました。
異世界転生した重度の本好き主人公が、本を一から作るのに四苦八苦。という筋ですが転成した先が病弱な少女かつ、書物が広まってない時代設定というコトもあり、読んでていじらしいというか応援したくなりますね。病弱というところも伏線のようで…
最近のアニメでは「Dr.STONE」であったり、「ソウナンですか?」であったり、一からモノを作るってのが個人的にハマってるのかもしれない。
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アニメを見て本を読んでみました。
図書館では貸し出し中で借りれず購入。
背景はアニメで見ていたのですぐ読むことが出来ましたが、主人公のなかなかな性格には少し引きました。
まあ次は図書館にある時に読もうかな。
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第1部 3冊、までは、テンポも良き。
自分は、何度も第一部を読んでるよ。
文庫版は、未読だけど、WEB版原作本篇は完結済、読破済なので、気が向いたら続き買って読もうと思う。
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日用品は身の回りの原料からできるんだ ☆
記録する事って とても大変なんだなと 手間も時間もかかるものだと 気がついた
もしかして 現代の私たちは 時の流れを逆行している ?
スマホ使って 筆も紙もない生活に 戻ろうとしてるんじゃない!