騎馬民族渡来説に依拠した手塚版日本神話
2024/06/30 17:18
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和期に活動し、生前から、
「漫画の神様」と呼ばれてすらいた
不世出の漫画家の文庫版全集の
電子書籍版です。
本品に収録されているのは、
火の鳥の第一分冊。
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投稿者:たかし - この投稿者のレビュー一覧を見る
火の鳥のパワーがとても影響している人々の動きに、日本の歴史に、まるですべて本当に起こったことのように感動した。
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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
アドルフに告ぐ、ブッダ、火の鳥大人買いしてしまいました。
ずっと手元に置いておきたい、周りにも読ませたい作品。
生命のかけがえのなさというか、先祖から代々大切にされてきたんだなと神秘性というか、壮大さを感じます。
やっぱり無駄にしてはいけない。
崖から這い上るシーンでは使命があるから生きていかねばと火の鳥から応援されているような気になります。
あの女王さまから将軍まで
2022/01/17 15:03
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代の権力者たちが火の鳥を巡って繰り広げる争いが壮絶でした。無鉄砲な少年・ナギと、猿田彦の疑似親子のような関係も良かったです。
キャラクター的衣装の現実
2023/07/05 14:35
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
手塚治虫さんと言えばベレー帽とふとぶち眼鏡がトレードマークだった。松本零士さんもテレビカメラの前ではいつも同じ格好だったな。
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「その生き血を飲めば永遠の命を得ることができると言われている……」。「永遠の命」をテーマに、手塚治虫が生涯にわたって描き続けたライフワーク作品「火の鳥」シリーズがついにはじまる! 第1巻には「騎馬民族渡来説」を取り入れ、独自の解釈による日本神話を描いた「黎明編」に加え、手塚治虫エッセイ集より抜粋した「『火の鳥』のロマン」を掲載。
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僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。
日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。
1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。
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黎明編を収録。
日本の上代の時代を作品のベースにしており、手塚治虫の歴史に関する造詣の深さを感じることができる作品。
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小学校6年の時に塾の本棚にあった大判の本が、初めての「火の鳥」だった。当時は十分に理解できる代物ではなかったことが、いま読み返してみてわかる。深い作品だと感じる。
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手塚治虫ってスゴイ!
普遍的なテーマで、過去から未来まで縦横無尽に走り抜ける。
アイディア、伏線回収もスゴイ。
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実は、手塚漫画はあまり馴染みがありません。
まともに読んだのは『アドルフに告ぐ』くらいでしょうか。
『ブラック・ジャック』はつまみ食いのように読んでいますが、、
そんな中、ビブリアの5巻で取り上げられていて、
ふと手に取ってみようと思ったのがこちらです。
手塚流、日本神話の解釈といった内容になるのかな、
ヒミコとスサノオが入り混じっていたりと、結構カオスです。
“穴”に閉じこめられるくだりは、黄泉を思い出させたりと、
この辺りからも、記紀の内容を彷彿とさせます。
懐かしかったのは、騎馬民族説がでてきたあたり、
時代を感じさせます、今ではトンデモ説ですけど。
しばらく、文庫版で追いかけてみようと思います。
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小学生の頃一度読んでいたが、久しぶりに読みたくなり再読。今読んでも十分面白い。当時では理解できなかった小ネタに気付けるのも嬉しい。神格化された人物が人間らしく描かれているから歴史の教科書よりもずっとリアルに感じる。
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黎明編
強い国もより強い国に滅ぼされる。
終わりがない。
女性の強さ。
女性の弱さ。
ラストは新世界への希望。
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神様だけど、驚くほど個人的経験値は低い。繰り返し書いていることだけど、漫画に関しても温故知新の精神は全く持ち合わせず、したがって神様にも手が伸びない。そんな中、本作は殊の外各所で取り上げられる機会が多く、読書欲にかられるという点では1,2を争うだろうということで、今回、図書館で借りてみた。漫画全集の最初の3巻をまずは読了。卑弥呼の時代に舞台を置いたものだけど、語り起こしとしては普通の面白さ。巻を追うごとに盛り上がっていくのか。
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子供の時読んだがストーリーは全く認識できておらず。「バーナード嬢」で見たのをきっかけにちゃんと読みたくなり購入。なんか思ったより話が複雑でびっくり。
大和朝廷による統一前の小国分立時代、クマソのナギ、姉ヒナクと夫グズリ、邪馬台国の猿田彦、卑弥呼と弟スサノオ、高天原族のニニギ、ヨマ国出身の弓彦、ウズメ。
火の鳥を狙う卑弥呼によるクマソ侵略、高天原族による邪馬台国征服。火山の噴火で縦穴に閉じ込められたヒナク・グズリ一家の子供が外の世界に脱出するまで。
誰も火の鳥の生き血を入手できず、ナギ・猿田彦・弓彦といった主要人物は何も成し遂げず死亡。なかなかシビアなストーリー。
絵柄や演出等、さすがに古いなと思うところと、びっくりするほど繊細で普通に感動するところと両方あり。
人物の行動が粗野だったり情緒が単純で切り替えが早いところは、古代という時代設定と合っていて違和感なし。
「子供を産み増やせる女が結局強い」みたいな話が2回出てきてくどかったな。