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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結かと思われたホームズの(要望による)鮮やかな復活が描かれている。他の物語での推理もスマートでかっこよい。
ルパンかホームズか
2022/12/01 13:45
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルパンとホームズの人物としての魅力に言及する人、作品としての魅力に言及する人が、それぞれいた。論点も異なる。
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死んだはずのホームズは実は生きていた、っちゅうことで再び始めさせられたホームズ物の短編集。実は生きていた、ということを説明する短編はいかにも調子が良すぎるがそれ以外の質はそれ以前のものに劣っていないと思いますよ。気になったこと二つ。
1,婚約が決まった淑女が、かつて若気の至りで婚約相手とは別の男性に書き送った手紙がゆすり屋の手に渡るという話がホームズものには結構あるが、若気の至りで書きつづった手紙の内容とはいかなる物か、ちょっと気になる。
2,「プライオリ学校」という短編の中で、大物政治家は誘拐された子息を見つけ出し、犯人逮捕の場合六千ポンドを支払う、と公言していた。ホームズはこれをやってのけるが、この政治家一万二千ポンドを用意している。何故倍なのか。ワトソンの分まで出ているのだ。ホームズはちゃっかりこの大金の小切手を懐に収めているが、ワトソンはちゃんと半分受け取っているのだろうか。
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記念すべき私のファースト・ミステリィです。
母親にシャーロック・ホームズシリーズを与えられたのは、確か小学3年生くらいの時。それ以来、ひたすらホームズものを読みあさりました。
内容については、もう何も言わなくても良いでしょう。
最後に一言。古典だからといって、毛嫌いしていたら、きっと後悔しますよ。
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TVで見たのか1回読んだのか何だか何となく知ってる話ばっかりだった。ホームズのシリーズって実は案外少ないんだね。コナン・ドイルほどの人でも単なる思い違いを小説の中で堂々と言い切ってしまうこともあるんだ。へー。短編っていうのは読みやすいけどトリックを見破る楽しさってないよね。'93
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”ライヘンバッハの滝”以降の中期の作品群が収められています。そして極私的なことを言うと、ホームズ短編集の最高傑作です。劇場芝居のような演出がやたらいえーな名品揃い。「して犯人は?」「あなたを指名します」の鮮烈さときたら!
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好きだなあ〜ホームズ!一言では言い表せない人物的な魅力がありますよね。飄々としてるし、クレバーでスマートで・・・。勿論紳士的なワトソン博士も大好きですが。内容のおもしろさは言うまでもなく、このシリーズは装丁も良いです。新潮社文庫の装丁はいつも素敵ですね。
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空家の冒険・踊る人形・美しき自転車乗り・プライオリ学校・黒ピーター・犯人は二人・六つのナポレオン・金縁の鼻眼鏡・アベ農園・第二の汚点
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延原氏の訳されているホームズはすべてにおいてすばらしいです。
彼の訳以外では読みたくないほど、情景が伝わってくるすばらしいものだと思っています。
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ホームズ!!!
小学校の卒業文集に結婚したい人みたいな欄に「ホームズ」とか書いた思い出
イギリス土産のベーカー街とキャラの住所録みたいなのを持っている…
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『空き家の冒険』は今も昔も一番好きな話です。好きな方は誰もが試していらっしゃるかもしれませんが…『踊る人形』の解読表、作ってみたりしてました。
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ホームズストーリー第3短編集。「空き家の冒険」では柔術でモリアーティ教授から逃れたと苦しい言い訳があるが、それぞれの短編はなかなか面白い。ミルヴァートン事件では、ホームズたちは女性の依頼人のために家宅侵入を犯しているし、プライオリスクールでは金にがめつい所もかいまみえる。もっとも、この場合は高貴な身分の人が犯人の一人なのだから、もらえるものはもらっておこうという心理かもしれない。「第二の汚点」でも国家の重要機密を操作するが、イリーガルな方法で手紙を取り返している。概して、この短編集においては、ホームズの人格が面白く描かれているように思う。
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The Return of Sherlock Holmes(1905年、英)
ホームズ・シリーズ、短編集。シリーズ復活の第1作「空き家の冒険」、ポーの「黄金虫」の流れをくむ暗号解読もの「踊る人形」、傑作と名高い「六つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」など。
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なんといっても、「空き家の冒険」!ライヘンバッハの滝で宿敵モリアティ教授とともに命を絶ったはずのホームズが、鮮やかにワトソンのもとに現れ、これまた見事な手法で残党を捕まえる物語。それから、小学校の図書館で読んだことを思い出させる「踊る人形」。強敵ミルヴァートンとの対決「犯人は二人」など。
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ホームズが帰ってキタヨ━━(*´▽`*)━━━!!!!
発行順で行けば「犬」が先か。
しかしホームズが帰ってきた時のワトスンの驚きっぷりといったら気絶してしまうほどで、腕を掴んで大興奮!
2年間、死んだと思って元気なかったものね。連絡しないホームズも事情があり止むを得なかったとはいえちょっと酷い。ドイルの後付なので仕方がないですが(笑)
老人に変装し真後ろに立っていたホームズですが、普段から別人になってワトスンの様子を観察していたのかも。萌え。
「アベ農園」でも警察とは違って立場が探偵だからできることでしょうが、正当な理由さえあれば犯人を見過ごしてやるホームズが好きです。「第二の汚点」も国家間の戦争がかかっている状況が相手とは、さすがはホームズ、壮大でした。彼が実在すると思ってイギリスの家を訪ねる人が続出したと言うのは、それだけリアリティがあるということですよね。