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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気の京都の日常が暮らしの視点から描かれている。観光よりも生活の場所として魅力的な者にぴったり。暮らしの中から都市生活が見えてくる。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史作家澤田瞳子さんだけあって、お軽い京都案内ではないところが良かったです。やっぱり生まれ育った人は違うと思いました。
主張には少々癖がありますが、特に、ありきたりのガイド本に飽きた方にはお勧めします
2023/05/10 21:34
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
いきなり京都本批判。曰く、「これらの本を片手に京都を回っても、この町の醍醐味は分からない」とのこと。裏を返せば、本書を読めば醍醐味が分かるということか。相当大きく出たなと思いました。内容は京都の春夏秋冬の色々(主な行事、観光スポット、歴史等)を京都出身の著者らしい「いけず」な物言いを交えて紹介。硬派な本ですが、硬すぎない程よいガイド本に仕上がっていました。主張には少々癖がありますが、特に、ありきたりのガイド本に飽きた方にはお勧めします。
内容は素敵なのに。
2023/02/15 22:55
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の知っている懐かしい京都、私の知らない奥深い京都、内容が盛りだくさんで、読んでいて楽しい。
しかし、送り仮名に古さを感じ、そのたび読むのが途切れて残念だ。
タイトルからして、「暮らし」ではなく「暮し」。
二重敬語も気になった。
例えば「おっしゃられる」は、「おっしゃる」が適切だろう。
書き手のこだわりかもしれないが、読んでいてプツンプツンと途切れることのないように、読み手への思いやりがあっても良かろうにと思った。
話は素晴らしいのだから、惜しい。
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京都の1年間を地元目線で書いたエッセイ。
特に有名な寺社も、有名になったお店も出ているわけではなく、昔から、市民がお買い物で使っていたお店や、場所が書かれている。
要は、市民の日常エッセイ。
でも、東京都民からしたら、それも良さそうに映るし、憧れを持ってしまう。
それがダメですか?
別にテレビドラマに感化されたわけでも、ガイドブックに触発されたわけでもない。
その土地が好きなだけ。
だって東京にはないものなんだもん。
憧れるんだもん、仕方ないじゃん。
と、思う部分があった(^^;
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京都の暮らしが生活している人の目線で感じられて良かった。
有名な場所だけじゃなく、どこにでもありそうな所を楽しむのもある意味京都なんやなぁと思った。
京都人がいけずに見えるのは、お互いのプライバシーに踏み込みすぎず、嫌な気持ちにならへんための技なんやとわかった。
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(借.新宿区立図書館)
京都在住の著者による地元案内。ちょっとひねった案内書というよくあるパターンかな。でも澤田瞳子さんの読者(最近なったばかりだけど)としてはそっちの面から面白い。(そういう面からは星4つ)
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京都人として「あ~あれね」、というローカル事情がつらつらと書かれていて楽しく読めた。
あとがきのこの一文が京都の歴史をうまくまとめているかと。
それらの出来事を眺めるに、結局京都に暮すとはそういった様々な変化を愛するということと同義なのかもしれないと思う。
よそさんもぜひ読んでみては。
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京都人の日常生活と考え方、さすが歴史があるだけに観光に来る人間とは違う。ちょっと人との距離の取り方もクール。
慣れないと嫌みに感じそう。
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生まれも育ちも京都という作者によって語られる京都。
今さらという気もしないでもないが、ちょっと意外な人が語る京都を覗いてみようと、読んでみる。
季節ごとの京都の行事に沿って、その折々の思いであったり、風景であったり、そんな作者の思いの中にも、時代小説作家らしく、枕草子や平家物語などの文献をさりげなくひも解くあたりはまた違う京都を見せてくれる。
ただ京都に住んでいるからこそ、こんなことも知っているんえ、こんなこともあるのんえ。みたいなのはちょっと。
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京都で生まれ育った澤田曈子が京都の1年の味や行事、京都人の考え方の特徴 人との距離のとり方、廻りに気を遣って暮らしている!
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京都ではお菓子の製造・販売業は、「お餅屋」「お饅屋」「お菓子屋」の三つ。関東でいうところの「団子屋」、フーテンの寅さんのおじさんの家・くるまやさんのようなお店は、こちらでは「お餅屋」に当たる。正しい京菓子屋さんは虎屋、川端道喜。一方各社寺の門前で参拝客相手に菓子を売る店 「お餅屋」「お饅屋」の走りとなる店 上御霊神社の唐板、上賀茂神社の焼餅に下鴨神社のみたらし団子、北野天満宮の長五郎餅と粟餅、伏見稲荷の味噌煎餅、黒谷金戒光明寺門前の八つ橋。
街道筋の餅屋は双葉、中村軒など京都の周辺部の見られる。
メモ 宮内庁御用邸の京都産牛乳 松原牛乳
「比良八荒」3月28日 京都は寒い
毎年3月26日、比良連峰の延宝寺で法華経八巻の講義・討論が行われる。八講が荒れるに転ずる