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紙の本
スピーチに関するあらゆることが詰まっている小説
2015/04/04 22:17
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る
何と、幅の広い作家なのだろうと思った。
最新に近い「楽園のカンヴァス」から読み始またからそう思う
のかもしれないが、いい意味で驚きがあり、とても新鮮である。
そして、本書の感想は、「清々しい」の一言に尽きる。
登場人物の誰ひとりをとっても悪意のある人が出てこない。
これだけ善意の人ばかりの小説であるのに嫌味がない。
しかもそのことを不思議に思わせないところも凄いのである。
スピーチに関するあらゆることが詰まっている小説でもあり、
とても為になる1冊でもある。
これからは、どこで話すにしても、最初は絶対に5秒間を待ちたい
と思うし、ゆっくり丁寧を心がけたいし、「えー」を連発しない
ように気をつけたいと思う。
ただ、本書にもあるがテクニック優先になると薄っぺらいし、
聞いていても何も残らないので
下手くそでもいいから、やはり
人の心と心が通い合うようなスピーチが良いと思う。
紙の本
言葉の力
2023/06/18 17:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉には人を元気づけるもの、勇気を与えるもの
しあわせにするもの、感動させるもの、納得させるものなど
世の中の全てが言葉によって自分の思いを相手に伝えています。
この小説は、主人公(こと葉)がスピーチを職業とする
スピーチライターになり友情や恋愛心を展開していく青春ドラマです。
若い人にお薦めです。
紙の本
言葉の力に気付かされます
2024/04/26 19:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
スピーチライターという、あまり聞き馴染みのないお仕事に関するお話です。言葉の力に気付かされる1冊でした。結婚式のスピーチから始まり、国会の選挙に立候補する候補者の演説に続きます。最後、主人公の結婚や結婚式での師匠の登場などがバタバタッと終わってしまったので、もう少し丁寧に書いて欲しかった気がします。
紙の本
言葉を紡ぐ意味
2021/12/18 15:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどるーむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちは誰かと意思疎通するとき、何気なく言葉を発していますが、この作品を読んで、言葉の可能性というものの拡がりを感じました。
紙の本
こと葉って素敵な名前
2021/12/16 14:44
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
素敵な名前です。
この名前に、この本の大切な想いが表れてると思いました。
ネタバレになってしまいますが、選挙後、結婚式までをもっと描いて欲しかったです。
電子書籍
本日は、お日柄もよく
2021/09/16 09:51
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投稿者:渡り鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、超平凡なOL。それが、幼馴染の結婚式でスピーチの達人と出会う所から物語は始まる。ひょんな事からスピーチの達人の久遠久美の弟子になり、最終的には会社を辞めてスピーチライターに転職する。女性主人公が悪戦苦闘しながら、一人前のスピーチライターに成長していく過程を描いている。 淡い初恋の話があり、現在の恋話、民主党と思しき民衆党の政権交代を狙う総選挙話、牛丼の吉野家と思しき牛丼屋の社長のスピーチの上達ストーリーと話題も多岐にわたる。
それと物語の随所にスピーチの心得やノウハウが散りばめられ、それなりに参考になる。
紙の本
言葉の魅力が詰まったお仕事小説
2017/07/09 20:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:suka - この投稿者のレビュー一覧を見る
今一番気になっている小説家、原田マハさんの作品。WOWOWでドラマにもなりました。
仕事もプライベートもパッとしない主人公が、スピーチライターという仕事と出会い、悩みながらも成長していく。その姿に、働き女子は共感する部分も多いはず。
開けたての炭酸飲料のように、しゅわっとはじけるお仕事小説です。
紙の本
"言葉"とそこに込められた"心"
2016/12/24 18:10
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投稿者:月緒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人から勧められて読んだ本。電車の中で少しづつ読み続けていたのですが、最初から最後まで涙ぐみながら読んでました。日本ではあまり知られていないスピーチライターに焦点を当てたお話。"言葉"が如何に大切か。そこに込められた"心"が如何に大事か。改めて思い知らされます。
スピーチライターとして研鑽を積んでいる主人公に習い、この本を勧めてくれた友人へ私も一言。
ありがとう!
紙の本
はまったきっかけ
2016/10/24 20:25
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投稿者:ムジクムジカミュージック - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんかめでたい表紙とおすすめPOPにうながされ、久しぶりに本を買ってみた。それが、どーんとはまった。すごく単純な話といえばそれまでだけど、くさくないとはいわないけど、そうか王道だからいいのかな。と読んだ後すがすがしくなるくらいのひきこまれようでした。
そんなに肩ひじ張らずに少し時間つぶしたいんだよね。飛行機の中とかさ。っていう方にとりあえず買うならこれおすすめです。素直にうれしく、素直に悔しく、素直にすっきりするそういう本です。
紙の本
スピーチライターですか
2016/08/20 19:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こと葉は幼馴染の厚志の結婚披露宴で、スープに顔を突っ込みロビーへ。そこで出会った謎の女性が、素晴らしいスピーチを披露。伝説のスピーチライター久美との衝撃的な出会いだった。こと葉は弟子入りし、とうとう仕事も辞め本格的にスピーチライターとして活動することになり、「政権交代」の言葉をスピーチに入れる野党の手伝いを始める。
言葉のもつ力を感じる作品だが、現実の民主党政権時代を思い出し物語として素直に入りきれなかった。全体にちりばめられたスピーチ、言葉はたくさん参考になった。
集中的にマハさんの作品を読んだ時から少し時間が経っているので、マハ熱がクールダウンしてしまったようだ。