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鬱脱出!物語が進展し始めて面白くなってきた巻です
2017/12/15 12:28
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
奴隷編から長かった…!
ひたすら農作業をやりながら自問自答を続けていた、長い長い煩悶期を経て、ついに物語が動きだしました!
殺伐とした描写が必然増えて行く中で、ギョロ目や愉快な仲間たちのおかげでコミカルな描写も増えて、非常に読みやすくなっています。
幸村さんにどんな変化が!?と思わされるほど、全般的に明るいトーンで、ついつい「良いことあったのかなー」なんて思いながら読み進めました。
重い話だからこそ、こういう描写も大切、と気づかされた巻です。
紙の本
面白いです
2016/11/23 07:18
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投稿者:なおK - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔のトルフィンが、ちらっと出てきます
私的にはやっぱり、強いトルフィンが好きで、戦う場面が面白いなあと思います
紙の本
「狼は羊の群れの中では暮らせぬ」
2016/09/05 09:36
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴力が支配する無法の時代、人間の尊厳なんてない。力ある者だけが生き残る、ある意味自然摂理には合致している。なまじ人は知恵を持ったからいけないのか…。守る力のない平和は、平和と言えるのか。そもそも、恒久的な平和がないんだから、戦争と戦争の間が平和な時代と言われるだけ。平和をつくるってことは、戦争を終わらせるってことなんだから、力が無きゃ出来ないってこと?トルフィンはどうやって平和な国をつくるつもりなんだ。
難しい話。でも、戦いのシーンは迫力があって面白い。しっかり描き込まれていてかっこいい。
紙の本
冒険ものっぽくていいぞ
2016/08/24 09:15
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
トルフィンの過去のしがらみは贖罪として物語の推進力になっているが、話が重くなる。ヨーム戦士団との関係は本人にはいい迷惑だが、漫画としてはアクションを増やし、カタルシスを生む原動力になりそうで、少し重めな本作品に活気を与えてくれそうな期待を持ってしまう。父の敵討ちはたぶんしないだろうが、皆の成長に繋がって欲しい。
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過去のしがらみ、暴力の連鎖に苛まれるトルフィン。自分自身の心の変化だけではどうにもならないものもあるけど、変えられるのはやはり他者ではなく自分自身しかない。しかし、素手とはいえ、戦ってよかったのかな。それにしてもトルフィン無双過ぎ。
巻末のヒルダさんのボウガン解説、連射の仕組みが分かりませぬ。。
さて、また次巻までが長いな…
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子供ではなく、大人の言動を「本質が見えている」と評させる。普通、物語の基本としては、子供=本質を捉えるもの。
敢えて逆にしているのでしょう。そこで残る違和感が、次巻へのヒキに繋がる。
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海賊しなくなったけどまた海賊が出てくるようになった海賊漫画。
パーティーが生まれたけど早くもばらけてしまったわい。
フローキがどんな顛末を迎えるのか。
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なんだかんだ言ってトルフィンが戦ってるとこ好きなんだよね。
ヨーム戦士団のゴタゴタに巻き込まれるのかね。
ヒルダさんは安定のカッコよさ。
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いつ荒波が来て沈むかもわからんような小舟の
心もとなさに反して
メンバーには赤ちゃんと犬が加わり
なんとも何ともほんわかした雰囲気。
しかしながら当のトルフィンは過去のしがらみに
より一層巻き込まれていくなぁ。
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過去は消せない。過ちを償うために、借り物の命を誰かのために使おうとしても、過去が、亡霊のように現れて行く手を遮る。あの頃の自分とは決別したはずなのに、なのに過去に自分が犯した過ちという因果が現在に及ぼす影響からは逃れられない。
宿命、自らの出自という血、流した多くの血と因果によって、トルフィンは巻き込まれていく。殺戮鬼から奴隷になり、旅の商人になろうとしたのに、新しい章の始まり。
壮大すぎる大河でもあるこの作品、何もかもが連なっていく、生きることとは過去を引き連れていくこと、逃げ続けてもやがて捕まってしまう。向かい合って、それも受け入れるか死に果てるか。すべての命がそうであるように。
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購入済み 読了
内容紹介
ヒルドとの戦いで負った矢傷が癒えたトルフィンは、ヴィンランドに平和の国を作るため資金調達の旅を再開する。時を同じくして、世の中が平和になり戦争がなくなってしまったと嘆く猛将・トルケルのもとにヨーム戦士団の幹部・フローキがなにやらキナ臭い話を持ち込む。奇しくも、ヨーム戦士団の本拠地があるヨムスボルグはトルフィン一行が辿ろうとする航路の途中に位置していた。新たな戦いの火種がトルフィン一行に襲い掛かる!
きゃーカリル歩くの?
って、ジグなにしてん!
まだまだトルフィンの苦悩は続くのね。
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これから愉快な仲間たちとの行商の旅が始まるのかと思ったら、ヨーム戦士団の跡目争いに巻き込まれたトルフィン。ヴィンランドはますます遠く…。でもでも、この漫画って暴力を否定するくせに、世界平和を願っているくせに、殺し合いをしているところが一番面白い。なんだろうね、この矛盾。暴力から逃れられないトルフィンの業は全人類の業でもあるということか…。
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このマンガ、最高に面白い。
そして恐るべし圧倒的書き込み…!
トルケルが再登場、戦争ばかり求めている暴力男だけどなんか憎めないんですよね(笑)
そしてトルフィン、奴隷を経てすっかり穏やかになったかと思いきや、やはり流れているのは戦士の血。
戦いにブランクがあってもあれだけ動けるのはすごいし、
いけないと分かっていても戦士の目をしたトルフィンは魅力的。
ヒルドさんのキャラも好き。続きが待ち遠しい!
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奴隷のあたりから、再読。
なんかすっごく面白くなってて、驚いた。
仲間までできて、相棒、老人、女、子供、狩人。
楽しみ。なにげに、シグやん、気になる。(笑)
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ヨーム戦士団の跡目争いによる「バルト海戦役」編始まりの巻である。戦乱の風は、だいぶ懐かしいトルケルの再登場が連れてきた。
それにしても、このシリーズでこんなに笑ったことがあったか思い出せないくらい笑った巻である。内容的にはだいぶハードで、シリアス要素も強い。トルフィンの役に立ちたいと地団太を踏むグズリの恋模様なども進捗が見られている。ここでのグズリの可愛さはなかなかのものだ。
だが、この巻は何と言ってもトルケルだ。たぶんこのバルト海戦役そのものがトルケルをトリックスターとした物語になると思われる。
父の仇であるフローキと、対立候補を立てようとするヴァグン大隊の争い、そしてそこに巻き込まれるトルフィンたち。物語がどう展開していくのか楽しみにしたい。
あくまで始動の巻であるが、内容の濃さのみならず、なんと言ってもトルケルが凄い存在感だ。星五つ以外で評価するのは不可能だろう。