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紙の本
しみじみと魅了!
2018/05/29 09:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごくインパクトのあるシーンはないんですが、しみじみとただしみじみと魅了される作品でした。裕福ではないんだけど日常的で、それぞれの生活や人生を抱えた登場人物達と共に、困難や楽しいときを過ごした気持ちにもなりました。場面によっては感情移入しちゃう場面もあり、個人的には圭くんのところでウルウルしちゃいました。正浩の闘い方に関する言葉、信也のドレミの歌、所々の素敵な一文に自分が忘れて失ってたものを、思いださせてくれ、明日も頑張ろうと思う素敵な作品でした。とにかく心に静かに深くしみてきます。
紙の本
読むのに時間かかりました
2019/04/07 21:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金柑露 - この投稿者のレビュー一覧を見る
信也の家族の話のところ。その時代の周りの大人達の対応、正浩、信也、悠人の兄弟、徹、水樹の兄妹、それぞれの両親の話と、幼い頃に想いあっていた信也との思い出…
幼少時代の話が少し辛かったから読むのに時間がかかったのかもしれないけれど、これは今の時代もある話だと思う。未成年で、辛くて人生諦めてても、周りに自分をしっかり見ていてくれた大人がいたら道は開ける。背中を押してくれた恩師がいるから水樹も夢を叶えられた。
大人になって、信也まで行きつくところが長い。行き着いたと思ったら短い…が、年齢を思うともっと早く再会してたら、、とも思うけどそれも人生。そんなに波のある話はなかったけれど、切なくて切なくて。疲れました。最後は少し明るい気持ちで読めました。
紙の本
いい!
2021/09/11 14:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋で見かけて、面白そうだなと興味を惹かれて購入しましたが、内容もすごく面白く、心がおだやかになる作品でした。
紙の本
スローラブストーリー
2019/01/07 19:16
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
店頭で何気に手に取って買った。 はじめて読む小説家の小説。 良かった。 最初は京都の団地に住む裕福でもない家庭の子供のたちの それこそ幼稚園から高校までの関わりが書かれていて 主人公の水樹は幼馴染の信也と東京の専門学校に進学した後音信不通となる。 長い大人の時間をへて デザイナーとしての仕事のこと実の家族のこと 長い時間を経て再会した高校の同級生とか先生とか。。。やがて いろいろつながって 27年?ぶりにあるべき所に。。。
最後ははっきり書かれていないけど。
皆一生懸命生きていて ああ、良かったという面もあるし、なんでこんな大変なことに? なんでこうなった? というところもあって まさに人生!というのかな。
紙の本
すばらしいです
2018/08/23 14:38
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投稿者:トール - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わって、ほーぅとため息が出ました。心に沁みるものがありました。先読みとか深読みとかせず、素直に読むといいです。
文庫で初めて知り、読んでみたところこれは本当にいいぞ!と感じたので、改めて単行本を手元に置きたいと思いネットで注文したところ、届いた本を見てがっかりしてしまった。なんというか、表紙が薄っぺらいのです。並製本と言うのでしょうか。単行本なのでもっとしっかりとした装丁の本を想像していたので、ちょっと悲しい。
大好きな本なので自分で表紙つけ直そうかなぁ…。
紙の本
初めての藤岡さん
2018/07/21 15:11
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作家さんも、初めてです。心にしみる作品でした。
水樹はデザイナーとして活躍していたが、会社が服飾関連から撤退する方針であると聞かされ、これまでの自分はなんだったのか、仕事が無くなったらどうすればいいか、思い悩む。ある日同級生だった憲吾から遠子先生が入院していると、連絡が入る。信也だけ連絡がつかない事を聞かされ、子供時代の回想が始まる。
良い人に恵まれた水樹の頑張りは、心が安らぎました。