衝撃的な結末でした。
2018/05/28 23:06
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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
のほほんとした画風に反して、えぐるようなセリフだったりします。深くてジーンとするような。
各主人公はどこか視点がズレていて、というか若干病んで偏っているのか…。それでもそばに居てくれる誰かが軌道を修正してあげて。だからみんな素直に、ストレートに自分の考えや感情を伝えられるんだろうな、と思いました。
そして、
う、そ、で、しょ……という衝撃のラスト。
きゃぴ子と君が代ちゃんのエピソードに騙されていた、、、タイトルになっている「ころかれ しかの」は読み終わってからザワザワしました。
現実に、作者さんの身近でそういう出来事があって、そのエピソードを混ぜているっぽいのですが、どこからがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか…
ただ、重要なのはそこではなくて「死生観」だったと思います。これを読んでいると結構悩む…一個一個、丁寧に想いを伝えながら生きようね、と思いました。…結局浅ッ
Twitterから
2021/04/09 10:11
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投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世紀末さんの漫画をTwitterで読んで、好きだなぁと思ったので書籍も購入してみました。
きゃぴ子も君が代ちゃんもシカノもみんな可愛い。
私はもう歳をとってしまったので、この世界の住人ではなくなってしまった感はあるし、どの子とも違う性格だけれど、それぞれのキャラに共感できるところがまだありますね。
しかし殺カノの結末がああだったとは知りませんでした。泣いた。いや全部泣いたけど。
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投稿者:なご - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観て、原作もどうしても読みたくなって取り寄せして購入。
買って良かった。色んな人に読んで欲しい。
どのキャラも深くて愛しい…。最後泣けた…。
生死を分けるカップル
2020/05/24 20:11
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「殺す」が口癖の彼と、「死にたい」にとり憑かれた彼女との関係が不思議です。予想外の結末ながらも、静かな希望が伝わってきました。
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すごくいい。クラスメートに死カノがリスカしていることを聞いて「ふーん(ウケネー)」っていっている彼が好き。彼の「お前は起きてごはんを食べて学校に行くんだよ」という言葉すごく優しく感じた。彼女のことを思っているなって。作者のあとがきの、「死んでしまい時もあるかと思うけど私はあなたに生きていてほしい。」という言葉に救われた。
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泣かされた。
きゃぴ子と地味子ちゃん、
君が代ちゃんと八千代くん、
殺さない彼と死なない彼女、
どれもよかったなぁ。
読み進めていくと
どんどん胸が締めつけられていく。
愛しくて、切なくて、憧れる。
私の大好きな本。
本編も最高ですが、あとがきも良かったです。
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う〜んツイッター見てる感じ。日常のポロポロした後ろ向きの感情だけ集めたような。だから見ていて共感するところもあるしちょっとほっこりするところもあったけど、全体のトーンが変わらなすぎてインパクトが無かった。
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映画化で注目!
SNSで反響を呼んだマンガが遂に映画化!その内容は読んだ人の胸に深く突き刺さるに違いありません。
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劇場で映画を観て、原作が気になって購読。
映画の感想は「三人のメンドクサイ女の子の恋模様」って感じだったんだけど、マンガはちょっと違った印象。
割と原作を大事にしてた映画のようで話は一緒なんだけど、受ける印象は変わってくるのね。
四コマという短いコマのなかで、恋愛模様を描くわけで、台詞の一つ一つが奥の深い名台詞のオンパレードになる。
スタンダードな起承転結にとらわれない、四つの駒で展開する恋愛表現。
その研ぎ澄まされたセリフ群は、「詩」を通り過ぎて、哲学の域に立っていてる印象。
さきに映画を観ているから、マンガを読んでいるけれど、映画のシーンが目に浮かぶ。
そして、DVDとかで映画を見直すと、マンガを思い出すんだろう。
映画とマンガ、同じ内容で別の印象で、どちらも割と好き。
こういうケースは滅多にない。
そうか。
内容に触れてなかった。
派手な女子高生と地味な女子高生の話。
ひたすら一途に一人の男子高校生を思い続ける女子高生の話。
「殺す」が口癖の彼と自殺癖があるけれど死なない彼女の話。
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何度読んでも泣いてしまう。人を愛することは素敵だなと思わされる。1人になっても生きていく決意ができた彼女はとても強い人間だと思う。
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『ひとりぼっちだと感じてしまう夜は、この本を開いてほしい』
大人になって忘れていた大切な何かを思い起こしてくれる本。恋心をベースとして描かれているけれど、人間の求める愛情とは何なのだろうと考察させる深みがある異質の4コマ漫画。
『きゃぴ子』、『君が代ちゃん』、『殺さない彼と死なない彼女』の3本のシナリオは、4コマのひとつひとつがどれもクスッと笑えるのになぜか後からじんわりと切なさを感じさせる不思議なお話になっている。
①感想
・それぞれのキャラクターの台詞は、お世辞にもキレイとは言えないのに、まったく嫌な気分にはならない。それどころか、飾り気のなさを感じて応援したくなる魅力に溢れている。
・そんなユルいキャラクターたちが、どこか愛おしくて仕方ないのは、イラストの質だけではない気がする。もしかしたら、著者本人が、そんな不思議な雰囲気を持っているのではと勝手に妄想してしまった。
②心に残るフレーズ
・「1人に愛してもらえないなら、その他大勢に愛してもらうしかないじゃないか」
(地味子の「私はただ一人大切な人から愛されたい」に対してのきゃぴ子の頭の中での台詞)
・「シェアしようよ。値段もカロリーもはんぶんこよっ!」
(値段とカロリーを気にしてパンケーキを注文する事を悩む地味子にきゃぴ子が言った台詞)
・「世界は変わらないけど、お前が死んだら俺は少し変わると思うよ」
(「私が死んでも世界は何も変わらないよね」とのたまうシカノに対して、コロカレが言った台詞)
③考えたこと
・「一人に愛してもらえないなら」という考えには、大切な人に愛されなかった、もしくは愛された事のない切なさが表現されていて、胸が少し苦しくなる。人は大切な人に愛された事がなければ、真に一人を愛する事はできないのかもしれない。なぜなら、愛し方のお手本(ロールモデル)がない訳だから。
・「はんぶんこっ!」の台詞は、かわいくてやさしくてあたたかい。こんな彼女いたら、もうそれだけでお腹いっぱい。パンケーキ100個くらい買ってあげたい!(笑)
・あなたがいなくなる事はボクの世界を変えることになりますという、ある種の告白だと解釈した。自分なんて生きてる意味ないよねと暗に提示するシカノを、やさしく否定する台詞でクソカッコいい。しかもこの台詞は、あなたが存在していることがボクの世界にとってはとても大切な事です、意味ありまくりですとハッキリと証言している。あえて「少し」を強調する所にシャイな男らしさを感じて共感できるし、著者の男心の描写の巧みさに感心する。本当は、「少し」なんかじゃない事がよく伝わる。
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ひょんなことからこの本と出会い読み進めていたが、ラストの展開で感情が乱れた。というのも、今まで私は死と直面することが少なく、その時に泣くこともなかったが、殺さない彼の死を悟った瞬間に涙が止まらなくなってしまった。
殺さない彼が死を間際にして気付く死なない彼女への本当の思いを考えるとまた涙が止まらない。
人がいつ死ぬか分からないことを改めて突きつけられ、伝えられる思いは伝えなければならないと感じた。(この思いも薄れていくのでその都度読み返したい)
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絵は全然好みではないし、知らなかったら絶対手に取ることのなかった1冊。
たまたまWOWOWでやってたのを録画してて、何も事前情報入れずにみたらもう大号泣してしまって。
その勢いで本もポチ。
多分映画がなかったらよく意味がわからず終わっていたかも。
映画見てからだったからやっぱラストは同じところで泣けた。
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映画を先に見て衝撃を受けた作品。
漫画は4コマだけど、断続的に話が続いてる感じで、ラフな絵も主人公の不器用さが伝わって個人的に絵が好きだなというよりは、作品にはこの絵だな、と思いながら読み進めました。
先に漫画を読んでいたら、この漫画の世界観を表現したんだ!ともっともっと色んな驚きと発見があったのかな、ど思います。
キャピ子や地味子、君が代ちゃんの独特の話口調も、この原作のキャラクターからきていると思えば、すごく納得。
そもそも、違う世界線で交わることの無いキャラクターたちだと知らなかったので、映画上では一本で描かれていることに何となく何かあるのかな、と違和感なるものを感じていたので、漫画を読んでいたら解消されていたな、と思いました。
なんにせよ、号泣必至の作品です。
不器用で一生懸命に生きているけど拗らせているキャラクター達、
幸せになって欲しいな、と願わずにはいられないです。
言葉の選び方や思考の飛ばし方、すごく共感したり、それがあったか、と感心したり、嘘!と驚いたり。
喜怒哀楽に忙しいこの本は、情緒が乱高下しやすい夜のお供にピッタリだと思います。
そして、この作品は映画もとてもオススメなので、
映画の世界観もぜひ見て欲しいなと思います。
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映画見た後に読んじゃったから、映画の方が色々繋がっていて面白かったな〜と思った。が、この漫画も好き。きゃぴ子ちゃんがかわいいの。