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『ダークサイド・スキル』
2017/08/24 21:07
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《きれいごとだけでは、人は動かない!》
古くて大きな会社、強烈な慣性が働いている会社、大企業病にかかっている会社を方向転換させるため、ミドルリーダーに必要な、人に影響力を与えたり、時には意のままに操ったりするような泥臭いヒューマンスキル=ダークサイド・スキルを身につける7つの裏技を提案する
思うように上司を操れ
KYな奴を優先しろ
「使える奴」を手なずけろ
堂々と嫌われろ
煩悩に溺れず、欲に溺れろ
踏み絵から逃げるな
部下に使われて、使いこなせ
著者は冨山和彦が代表を務める「経営共創基盤」パートナー
良品計画を再生させた松井忠三との対談も味わい深い
ビジネスに関する、刺激的一冊
2021/08/07 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デーモン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスにおいて、世間で注目されている、わかりやすいスキルだけでなく、表からは見えてこない、目立たないダークサイドスキルについて、書かれている刺激的な本です。苦境のときこそ自分の生きざまがあらわになる、という筆者の主張が印象に残りました。
これまで類書を見ない人を操るヒューマンスキルを解説した書です!
2017/12/23 18:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ビジネスや日常生活で応用できるスキルを解説した書ですが、そのスキルが従来よく取り上げられてきた批判的能力や会話力といったものとは違い、人を操る、どちらかと言えば、裏ワザとも呼ばれるようなスキルを解説した書です。同書は、従来の「正統派」のスキルだけでは生き残れないと説きます。本物のリーダーになるためには、上司を操り、部下を利用する、時にはさりげなく自分の医師を通していくダークサイドのスキルが必要と協調しています。これまでには類書のなかった非常に画期的なスキルを扱った書と言えるでしょう。
刺激的なタイトルだが、大きな仕事をするためには必要だと思われることが書かれている
2020/06/06 17:19
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投稿者:うっでー - この投稿者のレビュー一覧を見る
刺激的気味にタイトルも本文中のキーワードのセレクションも考えられているが、大きな仕事をするためには必要だと思われることが書かれていて、良書だと思った。
むしろ刺激的なタイトルで、読者を減らしているのではないか。こういう刺激的なタイトルをつけないと、売れないと思っている編集側がちょっと残念。
備忘の意もあり目次の見出しをメモすると:
・思うように上司を操れ
・KYな奴を優先しろ
・「使える奴を手なづけろ
・堂々と嫌われろ
・煩悩に溺れず、欲に溺れろ
・踏み絵から逃げるな
・部下に使われて、使いこなせ
とはいえ、実践するには挑戦が必要だし、こうしたことができる人が成果を出すというのは妥当だと思われる。
優先順位の低い事業を改革できるのはミドルだけ
2018/09/30 20:00
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投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
良くもなく悪くもない中庸な事業が足を引っ張る
伸ばすなら伸ばす、手を入れるなら手を入れる、このメリハリをつける必要がある。
コア事業で営業利益を稼ぎ出しても、残りの中庸な事業の細々とした数字を積み上げて赤字になっていると、そこで相殺されてしまう。
将来の「儲けの芽」を摘み取る
低収益の状況では、雑巾絞り系のコスト削減(変動費)に奔走することになるが、事業構造自体が変わらない。
本質的に事業構造に手を入れて「稼ぐ力」を強くするためには、固定費に手を入れない限り、その効果は見込めない。
●ブライトサイド・スキル
・論理的思考力・財務会計知識・プレゼンテーション力・資料作成能力
●ダークサイド・スキル
・人・組織に影響を与え動かす力・空気を支配する力・人を正しく見極める力・厳しい意思決定を断行する力
ミドルリーダーに求められる7つのダークサイド・スキル
1.思うように上司を操れ
10年20年、その会社で頑張るミドルたちが、現在の自分のポジションだけに目を奪われて、長期的な展望を持たないと、自分たちがしっぺ返しを食らう恐れがある。
長い時間軸でどうやって生き残るか、勝ち抜いて行くかの冷静なパスを、正しいタイミングで出すと言うこと。
ミドルの奮起を促すためには、原点主義の人事評価を見直す必要がある。
表通りのブライトサイドだけを歩んできた人では、激動の時代の舵取りは困難なのである。
2.KYな奴を優先しろ
組織というのは、ほっておくと心地良い同質性に戻ろうとする、どれだけ多様性を維持できるか、他と違った意見を言う人間がいるか、KYな人間を許容できるかがミドルに求められている役割である。
3.「使える奴を」手なずけろ
ミドルが取るべき戦略は「借り物競争」である。
使えるものは何でも使って、総合力で勝負する。
会社組織(ブライトライン)とは別に自分なりの神経回路マップ(ダークライン)を持っておくことが重要。
4.堂々と嫌われろ
「機構改革」のもともとの意味は、事業・組織の新陳代謝という意味である。
会社の各所各所で、少しずつ小さな問題を先送りしていくことが、新陳代謝をズルズルと遅らせる原因となり
事業・組織の硬直化、すなわち会社の老化現象を招くことになる。
5.煩悩に溺れず、欲に溺れろ
「小欲を捨て、大欲に立つ」
何か物事を決めなければならない時、最後のよりどころとなるのは、ロジックではなく自分の価値観である。
6.踏み絵から逃げるな
踏み絵というのは、自分の信念が試される瞬間を指す。
リーダーの覚悟が試されるのは、平時ではなく有事であり、一歩も引かずに、自分を貫くことができるかが、この先も部下の信頼を勝ち取れるかどうかの境目である。
7.部下に使われて、使いこなせ
今は、ポジションパワーだけでは部下をマネジメントできない。
ヒューマンパワー、つまりその人が持つ人間力の勝負になっている。
●いつでも戦える態勢を整える 面倒臭い意思決定から逃げずに向き合う
●人を操る3つの力 コミュニケーション力・人間力・使命感
●ブレないリーダーになるために ビジョンを持つ・言行一致を目指す・腹をくくる
おもしろい
2017/07/31 22:19
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダークサイドスキルという一見、マイナスイメージの言葉をキーワードにして、リーダーシップについて、おもしろく読ませてくれます。
大企業向けの面も
2019/12/31 13:57
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
組織の構造やその中での各立場の人の認識などから、立ち回りに関するアドバイスを論じる。やや大企業の人向けの記述も目についたが、相手の認識、相手からの見え方をどう考えるかといった視点は参考になった