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表題作がいい
2023/11/01 09:40
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場する人物に関連性があったり ストーリーの舞台に関連性がある というはっきりと分かる連作短編集ではないが、収録された六篇の短編は皆似た色合いを持っている。「約定」は前版の表題作であり力の入った作品であるが、中断されたような終わり方は一体何なんだろうか? 「半席」は作者があとがきで書いているように、別の短編集の表題作であり、作者の思い入れの深い作品と思うが、私はさほどの感銘を受けなかった。常に「死」を意識しているような張り詰めた作品が多い中、表題作の「春山入り」のホッとしたような結末が一番印象に残ってよかった。
よき短編集
2021/06/12 06:58
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
土地に縛られ、役目に縛られている江戸期の武士たちの、もがき続ける姿やその人生の岐路を刻む姿が、心にそっと軌跡を残す。読みやすい、心になじむ短編集だった。
春山入り(新潮文庫)
2017/06/06 07:37
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投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三筋界隈、半席、春山入り、乳房、約定、夏の日の短編六作からなる「春山入り」であるが、全てに日本刀がキーポイントとして取扱われています。時代小説で武士を題材にしていて日本刀が取り上げられることは愛刀家としても頼もしい。
作風イメージも春風の如くさらりとしていて、読みやすい。
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