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陰謀の日本中世史 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー59件

みんなの評価4.0

評価内訳

55 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

トンデモ説やフェイクニュースが溢れる世の中で騙されないために必読の歴史入門書

2018/06/05 15:34

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『応仁の乱』が大ヒットした呉座勇一氏の最新刊。「陰謀」とあるが、これは中世史で「陰謀」と見られていることがいかにいい加減か、を考証した本。謀反の背景には黒幕がいると諸説あるが、呉座勇一氏がそれらをまとめて葬り去ってしまった。「自分の思い通りに歴史を動かせるわけがない」「実際にはそんな都合のいいことは起こらない」という呉座先生の言葉、歴史教育の現場でも強調していくべきかも知れない。

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紙の本

歴史学者が歴史の俗説、通説に鋭くメスを入れる

2020/08/11 17:03

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「論ずるに値しない珍説やトンデモ説は黙殺すべきだというのが日本史学会の共通認識であるが、全ての日本史研究者が無関心を決め込めば陰謀論やトンデモ説は生き続け、社会的影響力を持つかもしれない。誰かが猫の首に鈴をつけねばならない。」というのが著者の本書を著した理由である。
本書の素晴らしいところは、単に世間に流布されている陰謀論や珍説・トンデモ説を批判するだけでなく従来の俗説・通説にも鋭くメスを入れ、我々読者の固定観念を修正してくれる点にある。
例えば平家を壇ノ浦で破り、平宗盛を鎌倉に護送した源義経が鎌倉入りを頼朝から許されず、「腰越」で足止めにあったという「吾妻鑑」に出てくる有名な話(腰越状)は義経の悲劇性を強調する作り話であると一次史料を基に解説している。また足利尊氏が鎌倉幕府に反逆した理由として引き合いに出される「源義家の置文」も源氏の嫡流でない足利氏に伝わることはあり得ないとし、世間に流布されている尊氏の「野望説」に疑問を呈している。
それ以外にも「本能寺の変」の黒幕説や関ケ原合戦時の「小山評定」の真偽についても鋭い考察を加えている。後世の作り話や時の権力者の思惑によって我々が如何に歴史の真実を見誤っているかに気付かされる良書である。
大変面白く読ませてもらった。

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紙の本

勝者は全能だったわけではない

2019/03/10 21:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者は、最終的な勝者が全てを予測して状況をコントロールしていたと考えるのは陰謀論の特徴だという。また、陰謀研究は根を詰めてやっていると、どんどん深読みしていきがちである、だが推測を重ねる前に、資料を素直に読むという原点に立ち返ることが重要だともいう。本能寺の変の黒幕は○○だとか、日野富子は稀代の悪女だと言っているほうが大衆受けするかもしれないが、たとえば応仁の乱は将軍の跡目争いという視点から考えてしまうと、義視という存在が説明不能になってしまう、畠山家の家督争いが発端だとするとすんなりと理解できる。本能寺の変も「あれだけの大事件だから、明智一人がやろうとしたことではないだろう」という先入観から陰謀説がとびかう。作者が言うように勝者は未来のすべてを把握していたわけではないのだ

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紙の本

歴史学の思考法

2019/01/08 18:09

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

評価がさまざまなようですが、百田さんのトンデモ本が大ベストセラーになっていまう昨今、こういう本が広く読まれることは必要です。求めていることが違う方は、のってこないかもしれませんが、きちんと考える、見きわめる、フェイクにだまされない、安易に拡散しない、いろんな観点から筆者の想いを大切にしたいです。ありがとうございました。

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2018/04/30 09:16

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2018/03/25 07:59

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2019/04/24 20:29

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2018/04/05 20:00

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2018/05/14 18:23

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2018/04/21 09:09

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2018/10/30 08:12

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2018/06/30 13:29

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2018/07/19 06:50

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2018/07/07 20:07

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2018/07/10 09:02

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