劇的な能力向上のノウハウを教示してくれます!
2018/10/18 11:55
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ベストセラーになった『ビルギャル』の著者である坪田氏の作品です。能力や才能は誰にでもあり、それを如何に伸ばしていくかが人生で大切なことだと著者は強調します。では、どのようにその才能や能力を伸ばせばよいのでしょうか。また伸ばすことが可能なのでしょうか。本書は、そのノウハウと方法を丁寧に説いてくれる画期的な書です。
子育て世代にもオススメ!人材育成のビジネス書として活用できる1冊です!
2019/11/20 21:14
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投稿者:まなほの - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビリギャルの著者、坪田信貴。「やる気スイッチ」はなく、いかに動機付けをするか。で全てが決まる。「才能」と「天才」の説明が凄く分かりやすかったし、自分の中にあると気づかされた。
才能というのは、持って生まれたものではない
2024/03/18 08:27
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投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
才能という言葉の定義から始まって、それが正しい訓練によって得ることのできる力であることをいろいろな本を事例を交えて解説する。
こどものようにひとりでそれができない、やり方を知らない人には周囲のサポートが必要だが、その前提として信頼関係が必要。
また、組織においては、目標をはっきりさせ、常にズレがないよう合わせていくことが大事。
それによって、各自が目標達成に向けて考えて、合理的な行動を取るようになる。
そのためにも、信頼関係が大事。
ゲーム理論がこんなところで出てくるとは。
組織運営にしろ、人材育成にしろ、いろいろな本を読んでみても、納得感のあるものには、必ず
信頼関係→目標共有→どうすればできるのかを考えて指導・支援→各自が考えて判断し行動する力が育つ→目標に向けて協力体制が整う→ひとりではなし得ない成功へ→一体感から更なる強固な組織へ
という図式が言葉は違えど語られる。
土台は、信頼関係なのだ。
人の可能性を信じる。
簡単そうに思うが、ひとには感情があり、なかなかに難しい時もある。
でも、原点はそこなのだと再認識した。
自分が疑っていてはいけない。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人の才能の生かし方や、才能ある人物の見出し方、育成の仕方などが、具体的に書かれていて参考になりそうです。
受験生の親は一読をお勧め
2019/08/31 21:07
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビリギャルの指導者として有名な坪田信貴氏による子供や社員の指導に関する本。私の場合、自分の子供の勉強を教える機会が増えるにつれて親子喧嘩が増えました。「親子なら仕方ない」と諦めつつ、「こんな事で、却って子供の成長を邪魔しているのではないか。もう少し何とかならないか」と日頃思っていたところ、本書を見つけました。
「ダメな人間はいない。ダメな指導者がいるだけだ」と言う著者の考えを裏付ける多くの言葉に、「なるほど!」と思えることがたくさんちりばめられています。
「自分の価値観や感情をぶつけない」、「客観的事実のフィードバックに徹する」、「少し頑張れば達成できそうなゴールを提示する」、「”やればできる”=”できなさそうだからやらない”という思考を止めよう」、「”あの子はもともと能力が高い”・”あの子は生まれつき地頭が良い”=”自分には能力がない。それは自分の責任ではない”という思考が自分の能力を潰してしまう」等々。
著者も本書の中で何度も書いていますが、日本では特に「結果が全て」という風潮が強い様に感じます。入試や仕事でも確かに結果は非常に重要ですが「今は結果に出ていなくても、確実に以前より”成長している”」という事の積み重ねが結果に結びつくという心構えは持ち続けたいです。
読む人によって腑に落ちる箇所は異なると思いますが、子供や社員の指導に悩んだ経験がある人なら、非常に参考になる1冊ではないでしょうか。
「やれば伸びる」
2020/09/20 16:51
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投稿者:翔 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やればできる、というのではなく、「やれば伸びる」という考え方に一番感銘を受けました。ゴールに達することももちろん大切なことですが、そのゴールにたどり着くまでに、伸びる部分が多くあるのだと気づかされました。
使える便利な言い訳である。
2021/11/07 22:22
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投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
才能というのは、結果でしかない。
才能がある人というのは「結果」を出せる人です。
こんなにはっきり言われるとは思いませんでした。でも、何故、自分には出来なくて、他人が出来た時の言い訳に使われるのか。それは、出来た人がどれだけの努力を尽くしたかということは知らなくても、使える便利な言い訳である。
私は、この作品を読んでから、この言葉を使わなくなりました。そして、大変な努力をしたんだろうなあ、という台詞を言うことにしました。
でも、何か他人に羨ましがられる才能が欲しいなあ、ということは日々感じますね。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人は才能があるからではなく、矢はr才能のあると感じる人は、それだけの努力をしているんだな。じぶんも何か頑張りたくなってきます。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
才能は誰にでもあるというのは、よく聞く言葉ですが説得力がありました。自分にも頑張ればできるんじゃないかという気持ちにうなれました。
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ビリギャル著者による勉強や育成の指南書
才能は結果でしかない
才能は正しい努力から生まれる
結果を出す人は洞察力のある人
NGワードは、才能、天才、地アタマ、運
これを言うと思考が停止する
1 その人にあった動機付け
認知 高すぎるハードルも分解して
情動 テンション
欲求 安定した心理エネルギー
2 正しいやり方
理屈を習って効率的に
やらない理由は探さない
頭のいい人の行動を完コピ 眼で盗め
個性は完コピの先に勝手に出てくる
勉強ができる人は教科書が映像化される
スランプの時はもう一回基礎に戻る
3 コツコツと努力
徹底的にアウトプット
勉強も指導も主観ではなく客観的事実を積み上げる
天才は尖った部分をコツコツと努力する
没頭にまさる努力法はない
一流の人に会う努力を続ける
メモ
やればできる、ではなく、やれば伸びる
結果ではなく経過を楽しめるかどうか
本当の成功は長期的な視点の先に
人間は大義で動く
前提を共有してタイトルを早々に
メタ認知 客観視で自分にフィードバック
ライフログやバーティカル手帳が有効
相手の気持ちを考えて行動する謙虚な姿勢
運を活用するときにはエイヤと判断
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===qte===
あとがきのあと「才能の正体」 坪田信貴氏 誰にもある どう見つけるか
2018/11/24付日本経済新聞 朝刊
5年前の著書『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』が話題を呼んだ。聖徳太子を「せいとく・たこ」と読んでいた女子高生「さやかちゃん」が、個別指導でぐんぐんと学力を伸ばすさまを克明に描いた同書。出版後、全国を巡った講演で受けた質問「彼女、もともと才能があったんでしょう?」に答えようとしたのが本書だ。
「あまりに多くの人に聞かれるので、才能とは何かを徹底的に考えたくなった」という。執筆を終えて導き出した答えは「誰にも才能はある」。さやかちゃんだけでなく「どんな子どもにも、新入社員にも。問題は、才能の芽をどう見つけ出して、どう伸ばせばいいのか、本人も指導する立場の人間も知らないという部分にあった」。
誰もが持っている才能の芽。それを発掘して育てるには、まず、子どもや後輩自身が心を開いて胸の内を見せてくれる必要があるだろう。本書は人材育成におけるコミュニケーションの問題にも踏み込んだ。
「よく、素直な子は伸びると言いますよね。確かに当たっています。でも、人は誰にも素直になれるわけじゃない。自分を理解しようとしてくれる人に心を開く。信頼できない人から何を言われても、聞く耳は持てない」
自ら運営する塾では、子どもたちと同じ地平で語ることを心がけているという。「アイドルが好きな子なら、アイドルの話をする。育てる側が積極的に学んでコミュニケーションする努力をして初めて動き出す」。上から「教えてやる」という接し方では関係を悪くするだけで、能力を伸ばすことにはつながらない。「何でもプロ野球に引っかけて話をするおじさんがいますが、部下が野球に興味なかったらどうするんですか」
0歳と4歳の娘2人の子育て中。「これからは彼女たちが生きていく中で必要とする本を書きたい」。分野は問わず、絵本や小説の執筆も考えているという。(幻冬舎・1500円)
(つぼた・のぶたか)「坪田塾」塾長。名古屋、東京、大阪で個別指導塾を展開。吉本興業の社外取締役も務める。著書に『バクノビ』『人間は9タイプ』など。
===unqte===
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「才能は、誰にでもある」=「奇跡は、誰にでも起こせる!」
『ビリギャル』著者であり坪田塾塾長として多くの子どもの偏差値を急激に上げてきた坪田信貴氏による、「才能」の幻想を解き、劇的に能力を伸ばすための考え方や具体的な行動、指導方法を伝授する一冊。
私たちは「才能がある人」「才能がない人」とついつい二元論で物事を考えてしまいがち。しかもそのほとんどの人は自分のことを「才能がない人」だと考え生きている。
しかし本書を読んで、その「私は才能がない人間」という概念そのものが、自分の才能に大きなブレーキをかけているのだと気づかされた。
今活躍している人、成功している人々は、実は「才能がある選ばれし人」なのではなく、また「自分は才能があると信じられる人」なのでもなく、「才能」のあるなしなど考えず「どうすれば目的を達成できるのか」への正しい努力をし続けていただけなのである。
その観点に立つと、筆者が『ビリギャル』で述べた言葉に行き当たる。
「ダメな人間なんていないんです。ただ、ダメな指導者がいるだけなんです」
ではどうすれば自分の才能を伸ばすことが出来、また人を伸ばすことが出来るのか。本書はそのメソッドについても紹介する。
まず「やる気」という概念自体が間違っていたということには驚かされた。全ては「動機付け」。勉強しないでゲームをする、何もしない、というには「やる気がない」のではなく、ゲームや「何もしない」ということに対して動機付けが行われ動いているのだとか。
ということは、勉強させたいのであれば、ゲーム等よりも勉強に強い動機付けを与えてあげれば良い。そのために必要なことは、「認知」「情動」「欲求」の3つ。この3つがそろった時、才能は生まれるんだとか。
そして人を育てる時、相手との向き合い方として「中立的なフィードバック」と「信頼関係」が何よりも大切。
この「中立的なフィードバック」というのが目から鱗だった!
教育、指導を目的としたフィードバックでは、その人の至らぬところやアドバイスをしてしまいがち。でも実はそんなことしなくて良いそうだ。
フィードバックに大切なことは「鏡であること」。相手の行った行動を客観的な視点で観察し、そのまま相手に伝えるだけ。本人が自分の行いや振る舞いを、鏡を見ているが如く客観的視点を与えてあがること。人は鏡を見て自分の身だしなみを整える。それと同じようなことに、鏡を与えてあげればアドバイスなどしなくても、相手は自分の理想に近づこうと自分を整えるのだ。なるほど~…
本書は、幾多の経験値と成功に裏付けされた「自分の才能を潰さないための思考」「人の才能を最大限引き出すためのメソッド」に満ち溢れている。
才能は誰にでもある。
才能が伸びないのは、あなた自身が自分にブレーキをかけてしまっているから。
足もとのブレーキペダルなら皆気がつく。でもきっと、私たちの足もとにはブレーキペダルもアクセルペダルも存在しない。
内側の見えないところでサイドブレーキがかかっていることに、私たちが気付いていないだけ。
そのサイドブレーキを下ろしたら、きっと��たちの才能は勝手に進み始める。
才能のサイドブレーキをぶっ壊そう!
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これ読んでジョブチェンジに前向きになれた勇気をくれた本ですね。
人のスキルパラメーターは、
スキルごとに
能力がある→才能がある=結果を出す→天才
というか軸があり、
五角形とか六角形とかのゲームパラメーター見たくなってるイメージ。
結果を出せないから才能がないではなく、結果を出すまでやるから才能がある。
努力した無駄ではなく能力は伸びている。
ただ、結果が出るまでのスピードは、グリットの本を借りれば、
スキル習得の才能✖️努力時間。
時間がかかる人もいれば、そうでない人もいる。
結果、自分のやりたいことやった方が幸せな人もいるし、得意なことで成果を出した方が幸せな人もいる。
どっちを選ぶか?
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努力をし続ける人が才能のある人なんだろうけど、努力の仕方、努力する方向性を間違えないよう、フィードバックを貰うことが大切。
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ビリギャルの著者として知られる坪田氏が、自身の経験や実証結果を元に、「才能」とは先天的なものではなく「正しい努力の結果」であることを教えてくれる一冊。説得力は十分だと思えたし、あらゆる人の可能性を前向きに考えられるようになった。これはとても大きな収穫!教育という観点だけにとどまらず、組織運営術、コミュニケーションスキル、感情マネジメントといった内容も含む幅広い知識と気付きが得られるのも良い。全編を通じてポジティブかつ優しさに溢れた語り口も印象的だった。子育て中のパパやママにも太鼓判付きでオススメしたい。