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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第99作目となるNHK朝の連続テレビ小説(通称朝ドラ)「まんぷく」を欠かさず見ている。
俳優たちの演技もいいし、話の展開も小気味いい。
脚本は大河ドラマ「龍馬伝」などを書いた福田靖さんで、主人公福子(安藤サクラさんが好演)の母鈴(松坂慶子が抜群に面白い)の決めゼリフ「私は武士の娘です」はさすがに巧い脚本家だと感心していた。
ところが、この口癖がモデルとなった安藤仁子(まさこと読む)の母の本当の口癖だというからびっくりだ。
さらに浜野謙太演じるおかしな歯科医が白馬に載って登場する場面があったが、あれも実際にあったという。
そんなことが、朝ドラ「まんぷく」のモデルとなった安藤仁子さんを実録風に描いたこの本に書かれている。
何しろ「安藤百福発明記念館」が編纂していて、取材協力として仁子さんの息子や娘の名も並んでいるから信ぴょう性は高い。
つまり、朝ドラを何倍にも楽しく見るには、欠かせない一冊だ。
実際の仁子さんはどんな女性だったのだろう。
表紙に使われている写真や口絵写真を見るとわかるが、とても福福しい顔をしている。周りの人から「観音さまの仁子さん」と呼ばれていたのも頷ける。
ただ仁子さんが表に出ることは少なかったのではないかと思う。それは夫である安藤百福さんの個性があまりにも強かったからだ。
強い個性どうしがぶつかれば、いいことはない。
仁子さんが「観音さま」のような女性だったから、この夫婦はうまくいったにちがいない。
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投稿者:みか - この投稿者のレビュー一覧を見る
安藤仁子さんの事が書かれていた。幼少時代や女学校時代の事や晩年までの事が。生前は辛いことなどを家族にも言わなかったので、書いていた手帳でその大変さが分かったことだろう。「まんぷく」の違いを見て見るのもいいかもしれない。
姉の死の時には手帳に病気を治せなかった辛さを記し、百福の成功には喜びを記してる。母親の「鯨のように飲み込むこと」という教えは実践していたらしい。
後に宏基が「母は大変だっただろう」と言っていたらしい。写真がいくつか紹介されているのでそれを見ながら福子を見てしまう。
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝の連続ドラマを見ているので、読んでみたくなりました。どのような事からチキンラーメンが誕生したのか、非常に興味を持って読む事ができました。
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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
日清の創業者でインスタントラーメンの生みの親である安藤百福氏の妻仁子のお話です。朝ドラ「まんぷく」を見たきっかけで手に取った本でしたが、細かい相違はあれど、おおよそドラマの通りでした。
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朝ドラ「まんぷく」のヒロイン福子のモデルとなった日清食品創業者・安藤百福の妻・仁子とその家族の物語。
ちなみに、同じく朝ドラの原作『ゲゲゲの女房』とタイトルが似ている………。
安藤百福発明記念館編の著書ということも関係しているのか、表層的な事項が多く、深く描かれていないというのが感想。
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「転んでもただで起きるな」は妻のことにはほとんど触れてないが、ドラマを機に編集されたもよう。検索によると百福は台湾で正妻と子、第二夫人と子がいたと出てくるが、この本でも「後妻にはなるな」と母に言われた、と娘の言が載っている。
今週から瀬戸康史も出てくるので彼の顔をみたいのだが、なんか松坂慶子との母娘婿の攻防戦を見るのがつらい
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日清食品創業者・安藤百福氏の妻、仁子の生涯を綴る。
見つかった手帳、親族や友人たちからの話をもとにしている内容。
写真・年譜・参考文献も掲載。
生い立ちから、女学生時代、結婚し、夫・百福の行動に翻弄され、
どん底を経験しながらも、夫や家族を支えた仁子の人生は、
まさに波乱万丈です。でも、苦労があれば、
「クジラのようにすべてを呑み込む。でないと先に進めない。」
懐の深い女性だったと思いました。笑顔の写真は実に良いです。
朝ドラ「まんぷく」の元ネタも、あちこちにあるのでチェックして
みると良いかも。姉妹のこと、「私は武士の娘です」も(^^♪
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朝ドラ、フィクションといいつつ、ちゃんと実話をふまえているのがよく分かりました。
図書館で借りたのです。買うまでのもんじゃない話だったけど、読みやすかった。
投獄されても立ち上がって人のためになにかをする。
百福って、ただものじゃない。
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ゲゲゲの女房?
安藤仁子さんの話。仁子とかいて「まさこ」。
今,朝ドラの主人公。女優も似ている?
夫婦の片方ではなく,両方をからめて表現すると迫力がでるだろうな。まぁ,そういう趣旨の本ではないのだろう。
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NHK朝ドラ『まんぷく』ヒロインのモデルはこの人!インスタントラーメンという世紀の大発明を成し遂げた夫を支えた波乱の人生
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チキンラーメン、カップヌードル誕生の傍で。
あっさりとしたまとめ。
クジラのように何でも飲み込でいく。
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著名な方の奥様に焦点を当てると、本人を見るのと別の視点でその偉大な人生を見直すことができます。
仁子さんの人生、たくましい、のヒトコトです。
目の前の出来事を受け入れる、そして、そこで生きる。
写真はそんなに多くない本ですが、エピソードのあちこちから、そのときどきの表情が見えるように感じられます。
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日清関連本で既に書かれている事が多く、あまり新しい情報は得られない。
日清を創業した安藤百福さんは、かなり破天荒でジェットコースターのような人生を歩んできた人だ。起業しては倒産したり、無実の罪で投獄されたりを何度も繰り返し、その度に
仁子さんという人は創業者を支えてきたという。そんな事もありましたかねえ、と言って笑いながら振り返っていたとか。くじらのように、大きく呑みこんで受け入れなさいと、母から言われそれを実践してきたのだそうだ。何一つ不自由の無い現代の恵まれた環境で、何か問題が起きると他人を責めたりする現代において、足りていない気構えなのかもしれない。
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福々しいお顔の表紙を見て、昔の女性は、サザエさんの様な感じだったのだろうか?
NHKの連族テレビ小説「まんぷく」のヒロインだった日清食品創業者の安藤百福氏の妻、仁子(まさこ)さんの生涯が、記載されている。
最初のページの2002年の勲二等旭日重光賞 受賞のご夫婦の手を繋、満面の笑みを見ると、苦労無しで、過ごされたように見えるのだが、、、、
テレビドラマと同様に、紆余曲折あった人生であり、何度も、起伏の激しい生活で、転居を余儀なくされてこられた。
それでも、おおらかな性格の持ち主のだろう。
普通だったら、精神的に参ってしまうのに・・・・
転んだら、タダでは起きるな!の地頭の様な信念を持ち、そして、発明を発見することに情熱を燃やし、、
、そんな百福氏を手の平に乗せて見つめて来られたような柔和な顔立ちに、只々、精神的に強い人だと、思う。
百福さんが、素敵な方だったのでしょうね。
仁子さんが、ここまで、ついてこられたのは・・・
一般的に、ここまで、生活が、安定するまでの時間を要するまでに破たんするだろうに、、、、と、思ってしまった。
又、母の須磨さんの力もあったから、子供の面倒や、会計も任すことが出来たのだろう。
昔の人は、強い!
へこたれない精神は、見習いたいものだと・・・・感じながら、本を閉じた。
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まんぷくの再放送に合わせて読みました。
まんぷくで描かれた話、描かれてない話の答え合わせ。
それだけじゃない、安藤百福さんを見守ってた妻。
安藤宏基さんを育てた母が垣間見えた。