子供の言い分　毎日晴天！３ みんなのレビュー

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投稿者：雫　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

付き合い始め、部屋さえ一緒なのに手を出せない勇太。
何も分かりません、と巧みに逃げる真弓。
しかし、真弓が子供のふりをしていることなど勇太はすぐに見抜く。
でも、怖がる真弓を無理には抱けず・・・・・・・。
そうこうしている内に勇太は生まれ故郷へと家出してしまう。
それに気付いた真弓は後を追い、見事勇太を捕まえるが家には戻らないと言う。
勇太の気持ちがつかめない真弓は身体で勇太を慰めようとする。
それを拒む勇太だったが、ついには真弓の想いを受け入れ・・・・・・。

大人なのか子供なのか良く分からない真弓と心の傷に苦しむ勇太が魅力的。
ベットシーンも包み込むと言う感じで味がある。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

育ってきた環境からか年齢の割に大人な勇太だと思っていたが、実は単純にその環境からに子供でいられなかっただけだ。
帯刀家に秀と来てから秀の保護者的な存在(気持ちの上で)でなくなり、帯刀家の兄弟に紛れ子どもの立場になってしまい、立ち位置が分からなくなってしまったのかも知れない
真弓の強さは姉兄に愛されて育ってきた愛情と信頼に裏打ちされた強さだと思う。
これからも帯刀家では誰もがぶつかりながらも理解し合い成長を遂げていくのだろう。

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

思いの他 勇太が抱え込んでいるものが暗く重くて 帯刀家で元気にしてる彼と別人のようだった。周りが思っているより ずっと勇太は真弓に出会って良かったんだなあ。勇太が明るい場所に踏み出せて本当に良かった。

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投稿者：YOYO　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

-あらすじ-
毎日晴天！シリーズ３冊目。
高校生の真弓と勇太は、キヨい（！？）関係の恋人同士。一つ屋根の下で暮らす二人は、部屋まで一緒。なのに、お子様な真弓にいまだ手を出しかねている勇太は、最近少しイラつき気味。そんなある日、勇太が突然家出してしまう。そのうえ後を追いかけた真弓を、「今はおまえに触りたくない」と、理由も語らず拒絶している。勇太の豹変は一体なぜ？　真弓は傷つき戸惑うけれど…。

-評-
２冊目でくっついた秀の連れ子・勇太と帯刀家の末っ子・真弓。しかし秀に養子として引き取られるまで、すさんだ生活を送ってきた勇太の真実がここで明らかに。兄弟に大事にされて育った真弓とは住む世界が違うと感じ、その戸惑いが二人にすれ違いを生んでいく。
その過程がとても痛々しくて勇太が切ないです。
だけれどここで、甘えてばかりだった真弓の強さを垣間見て、十代って強い！と思いました。