心底怖いがページをめくる手が止まらない
2019/06/15 18:25
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投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
拝み屋をする著者が体験した恐怖の物語。
呪いや祟りに期限など存在しないという言葉が重くのしかかってくる内容で、数十年前の因縁の出来事が時をこえ著者をまた暗闇に誘う。
著者の本はすべて読んでいるが、前作の災いがこんなところにつながっていたのかという驚愕とともに、1つの災いが様々な人を巻き込んでいく恐怖を感じた。
早く続刊が読みたい。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
今のところは「花嫁の家」の続編という感じ。
今までの郷内作品の総決算になりそう。感想がまとまるのは次巻を読んでからになると思う。
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高鳥千草が持ち込んだ怪異。「花嫁の家」で結末を迎えたかと思っていた神殺しの一連の事件。
その最終決着をつけてくれるであろう「壊れた母様の家」です。
タイトルの母様という言葉が、いろんな意味合いを持っているような気がしてならない。陰陽の上下巻だろうと思うので、上巻である〈陰〉は、怪異の発端から解決直前まで、なのかな。
不謹慎ではありますが、芹沢真也が死亡していたということに安堵を覚えたのは事実。彼の存在は、触れてはいけないものに触れてしまったゆえの狂気を感じていたので。
何分、物語の途中なわけで気になるキーワードがどのように収束し、結末を迎えるのか検討もつかない。
ただただ、在りし日の謙二と千草の平穏な日々の輝きがまぶしくてまぶしくて。
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「花嫁の家」読了後、すぐさまKindleが進めてくれて読み始めた一冊。便利だなKindle。
上下巻のうち上巻にあたるので、エピソードがどんどん広がっていき、登場人物が多くなるにつれちょっと混乱した。
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『花嫁の家』の続編と聞けばもう読まずにいられない。
相変わらず、誰?となる人物と場面が目まぐるしく変わり、椚木家の災禍とどう繋がっていくのか興味津々。
千草の離婚の裏にはそんな悲しい理由があったのか。明かされた新事実もあれば、母様って何だったんだ?の疑問が解消されないままにシロちゃんって何なの?終盤出てきたマダム集団は何者?と“?”が次々積み重なって謎は深まるばかり。
著者や拝み屋の先輩の華原さん、師匠である水谷氏の鋭く本質を突く言葉が、得体の知れない暗い世界に押し流されそうな気持ちを引き戻してくれる。
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花嫁の家の続編!!! の前編〜〜!!! 亡くなったはずの千草から、娘を通しての依頼。遺恨を残す終わり方をしてしまった花嫁の家の出来事が、これで決着になるのかな…。
読んでて佐知子があまりに不憫。踏んだり蹴ったりというか、泣きっ面に蜂で、このひとがこれから報われる展開くるのかな…って不安になりました。少しでもいいから報われてほしいなって思うものの、話の行き先はかなり不穏。
っていうか真也が亡くなっていたのびっくりした。
この〈陰〉ではまだ序章と言ったふうなので、これからどうなるのか…さっそく〈陽〉のほうも読んでいきます!
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千草さんの話がどんどん不穏な動きを見せている。親族が立て続けに亡くなっていたり、かつての家がお札だらけだったり、誰がなんのためにお札を貼ったのか不明だし深町という拝み屋にも何かありそうだしていったいどうなっていくのか。同じく不穏なのが奇跡のシロちゃんの話。それ本当に神様...?シロちゃんを崇める母と、妖しげな女性たち。幽霊じゃなくて宗教との戦いになるんじゃ?と思ってしまった。シロちゃんと郷内さんがどう繋がるのか気になる。
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郷内心瞳さんの拝み屋怪談シリーズ。
壊れた母様の家は「陰」と「陽」と、2巻でお話が完結する。
今まで関わってきた人間や怪異が伏線でそれがつながっていく感じ!
自分は登場人物の名前を忘れてしまうのでこのシリーズは他の本は挟まずに一気に読もうと思っている。
長編なのにスリルがあって、でもちゃんと和のホラーで、世界観に浸りながら読むことができるのが魅力。
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夏の終わりにホラー。
一応シリーズを通して読んではいるんのだけれど
忘れている箇所が多く、
あれ、これ誰だっけ?と曖昧な記憶のまま読み進める。
忘れていても何となくで読めるので
まぁいいかと言った感じ。
謎のシロちゃんの正体が気になる。
「陽」を続けて読みます。
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10作目。
本作はかつての災禍「花嫁の家」に纏わる話の続編。
なのでいつもの作品と違い、SS的怪談はなし。
冗長とも言える文体と自己陶酔的語りに結構辟易した。
食指も進まなかったのだ。
本作の真価が問われるのは後編だろうなぁ〜という感じ。
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自分の引っ越しで、全く本に手がつかず、やっと落ち着いた最初の一冊。暑い夏だから、実話怪談を手にしてみた。 拝み屋を営む著者の許に依頼が舞い込んで…。シリーズなので、前作を読んでいないとわからないかも。まだ、怖くない。