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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
荻尾と秋穂のコンビがさっそうとして、また相性も抜群ですね。読んでいて微笑んでしまいます。ベテラン萩尾の推理と秋穂のツッコミがまた新鮮ですね。また、先輩も大いに立てていてます。理想のコンビですね。今後この仲がどうなるのか楽しみです。
紙の本
プロ対プロ
2019/08/26 07:32
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
捜査一課が相手にするのは、素人。
捜査3課が相手にするのは盗みのプロ。
だからこちらもプロにならないといけない。
知識も人脈も必要。
それがこの小説の面白さ。
捜査する相手である盗みのプロたちからも一目置かれているほど、
プロ中のプロといえるベテラン刑事と、若いが熱心な女性刑事のバディ。
他人行儀ではないけれど尊敬と尊重を保った二人の関係がおもしろい。
今野敏の面白さは、ストーリーの面白さもあるけれど、
一種のリスペクトの上に成り立っている人間同士の関係の面白さだね。
紙の本
萩尾と秋穂はますます名コンビ
2024/03/23 21:32
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな世界でも師弟関係があって、
自分の技術託せる弟子が見つかるのは
師匠には無上の喜びであること、
優れた技を受け継ぐ弟子には
師への尊敬と感謝があることが
警察小説で読めるとは。
萩尾と秋穂はますます名コンビです。
電子書籍
話は二転三転,第一弾よりもストーリー展開が面白い
2022/11/29 08:43
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二弾の『真贋』は、萩尾警部補と相棒の女性刑事・武田秋穂が担当区域で起きた窃盗事件に臨場し、その手口から常習犯・ダケ松の仕業と見抜くものの、ダケ松逮捕後に違和感を抱き、誰かをかばっているのではないかと考えます。同時期にデパートで行われる陶磁器展で美術館から貸し出される国宝の曜変天目と近々大きな取引をする噂のある故買屋の八つ屋長治は関係があるのか否か。ダケ松はなぜ取り調べ中に「八つ屋長治のことを調べろ」と唐突に言ったのか。
曜変天目の真贋が重要なカギを握り、話は二転三転します。第一弾よりもストーリー展開が面白いです。
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展開はすごく面白かったのだけど!!最後まで飽きずに楽しめたけど!!なんだか謎解きをボカされてしまったような…!
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【あらすじ】
警視庁捜査三課の萩尾は、窃盗の常習犯であるダケ松が連行されたと聞いて、話を聞きに行く。しかし、ダケ松の様子から彼が誰かを庇っていると推測する。
さらに。ダケ松は大物故買屋が大きな仕事をする予定らしいと萩尾に漏らすが—。
【感想】
萩尾警部補シリーズの第2弾です。
隠蔽捜査の竜崎ほどの堅物ではないけれど、萩尾もなかなかの堅物。その堅物とコンビを組む秋穂とのコンビがまた良い感じでなかなか面白かったです。
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この本を読んでいて感じたことは『信頼』という事。萩尾と秋穂はもちろん、舎人と柏井、ダケ松と音川。周りの人々も萩尾を信頼しているからこその事件解決。音川には是非真っ当な人生をと願ってやまない。
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窃盗現場に臨場した警視庁捜査三課の萩尾と相棒の秋穂。犯行の手口を見て、獲物がある場所だけに触る“ダケ松”の仕業と見抜く。逮捕されたダケ松は、大物故買屋の名を明かした。その故買屋は国宝“曜変天目”の展示される陶磁器展で何かを企てているらしい。狙われた国宝を萩尾は守りぬけるのか?“捜査の職人”と“盗みの職人”の気魄がぶつかり合う
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萩尾警部補シリーズ第二作目。前作は結構楽しめたはずなのに今作は思わず困惑してしまう程に内容が乏しく感じた。事件のテーマが異なるので、純粋な比較は難しいが、今作は物語のドラマ性が薄い上に、各場面毎の描写が簡略化され過ぎていて読み応えがない。本作の要となる鑑定場面も、こうも描写を削ぎ落としてしまうと流石に説得力が出ず、総合的に見てもあっさりし過ぎて淡白な印象が残る。それ故に読み易い作品ではあるものの、私的には物足りなさが勝ってしまった。予想通りの展開が続くと、自分の推理が当たっていても嬉しくないものですね…。
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期待してた分、かなり残念。この状況で、弟子がいると確定できないと思う。鑑定の部分は、あまりにもあっさりし過ぎて、えっこんなに騙される?音川は何のために盗みをして、それを庇う?鑑定できる人少な過ぎ、センサー切っていいと電話で指示受けたとか、ありえないでしょ!
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静かな展開だけど、プライドをかけた闘いが熱く、夢中になって読み終えました。ストーリーの見事な展開に、なるほど!と膝を打ってしまいました。このシリーズもいいですね〜。
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萩尾と秋穂コンビの第二弾
国宝が狙われるって内容で
どんなストーリーになるのかなと読みましたが
それなりに楽しめました
このシリーズは萩尾の推測が先行し
その後調査捜査で展開される感じですね
第三弾もあるのかな?
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何だか怪盗キッドを久しぶりに小説でみたような気分にさせてくれた。
そして、犯罪者がまた社会に戻れないような世界を見つめて少し悲しくなった。
人間は誰でも間違いを犯す、だからこそそこから這い上がれるように国がバックアップしていけるような仕組みとサポートが必要だと感じた。
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二作目もまたとても面白かった。人が死んだりするような派手?な出来事はないんだけど、本物が入れ替わったり、入れ替わらなかったり、プロの窃盗犯が弟子をどうこう・・・キュレーターがどうこう、と話の展開としては地味なんだけれども、それぞれの言動の一つ一つに、個々のプライドや意地を感じてとても面白かった。舎人さん、頑張れ。次作も楽しみです。
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事件自体に派手さはないのに、それぞれのキャラが立っていて、今回もやはり面白かった。
良いんだか悪いんだか、窃盗は再犯率が高いことからも、刑事と盗人の付き合いも長くなるからか。
それ故に、事件の犯人や前科者であってもどこか憎めず、人の温かみすら感じてしまう。
今回は捜査二課との捜査。前作のようは派手な張り合いはなく、一見周囲から理解されづらい若手警部補 舎人の能力と個性を次第に理解することで事件解決へと近づいていく。
今回は師弟関係の強さが描かれ、心が温まった。
特に、舎人が最後に柏井と2人で行動するようになった成長が印象的だった。本当は組織に溶け込めないことを気にしていて、それでも能力を生かして真っ直ぐに頑張る人だったんだな。