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士道太平記 義貞の旗 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.0

評価内訳

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

新田義貞の姿か活き活きと描かれている。

2020/09/22 11:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

新田義貞をテーマにした作品はほとんどないのではないだろうか。「道誉と正成」の中では、凡庸な武将として描かれていたので同じ作者なら、もう少し描きようがあるだろうと思う。楠木正成についても同様のことが言える。
「道誉と正成」が突っ込みの足りない作品だったのに対して、この作品はとてもよく描かれている。読むのが楽しく、あっという間に読んでしまった。
この本の新田義貞を読んでいると「風と雲と虹と」の平将門がダブってしまった。
いずれにしても、「道誉と正成」よりもよく描かれた小説だと感じた。

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紙の本

義貞の最期は時代の嵐に流されてしまった

2020/01/10 18:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

新田義貞は言わずと知れた鎌倉時代の武将である。室町幕府を開いたのは足利氏であるが、もともと新田氏と足利氏は源氏を祖としており、それぞれの初代は兄弟であった。兄が新田、弟が足利の地にいたので、その名が付いている。ところが、足利氏は鎌倉幕府の御家人でもあった。一方、新田氏は群馬県の太田市付近を領地とする武士というだけで、幕府の要職にあったわけでもなかった。
 
そのために足利氏に比べるといささか地味である。それが年代を重ねて父祖の代ではそれほどの差はなかったが、新田義貞や足利尊氏の代になると大きな差ができてしまった。巻末の解説にも書かれているが、小説の分野でも足利尊氏やその周辺の人々を描く小説はきわめて多い。しかし、新田氏の小説は書く材料に困るのか、山岳小説の新田次郎が書いた『新田義貞』くらいのものであったそうだ。

 本書では史実として知られている鎌倉幕府滅亡の際の活躍、勾当内侍との出会い、足利尊氏一派との戦いなどが描かれている。本書を読んでも義貞は地味である。そして尊氏のように多数の武士の統領にはなり切れなかった。尊氏が源氏の総帥、武士の統領とみなされていたのであろうか。

 後醍醐帝、大塔宮護良親王、北畠顕家及び宮方の公卿等の活躍も見逃せず、これらの人々の戦いぶりも描写されている。楠木正成と義貞の確執も面白かった。しかし、太平記という看板を掲げるのであれば、足利勢との葛藤、隠岐に配流となった後醍醐帝の様子なども触れて欲しかったところだ。

 文庫本1冊では収まりがつかないことは承知の上である。太平記全体を描いて時代の流れを書くか、それとも義貞の生きざまを描くかである。本書での義貞は北陸で最期を迎えるわけだが、その呆気ない最期が描かれておらず、今度は太平記のように時代の流れに巻き込まれている。単なる敗死で終わっているのが残念であった。

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紙の本

名将死す

2021/08/26 10:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る

新田義貞は幕府と楠木正成との戦のさなかに大塔宮護良親王と出会う。大塔宮様の話を聞き、義貞は感動し宮様の力になることを決意する。そして幕府軍を離れ、地元上野で幕府に対して旗を挙げる。時を同じくして足利尊氏も京で旗を挙げる。幕府軍を打ち破った義貞は京に上洛する。そして後醍醐天皇の建武の新政が始まるが・・・。

新田義貞の義に武士の本質を見たような気がした。当時の銭は宋から輸入していたのですね。それ故博多を足利におさえられたのが痛かったのですね。

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紙の本

面白かった

2019/12/23 22:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

道誉と正成を読んでからこちらを読みました。
同時代の新田義貞目線でした。
前作では義貞は凡庸な将みたいな扱いでしたが、主人公のこちらはかっこよく描かれていました。
道誉や正成からみたら、ああだったのかなと。
最後が急に終わっちゃう感があるので、もう少しじっくり最後まで読みたかったかなと思いました。

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紙の本

視点の違いを楽しむ

2020/11/28 21:44

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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る

新田義貞を深く掘り下げた作品だが、「道誉と正成」で描かれた姿とは異なり、人々を引き付ける武将として描かれている。逆に、この作品での正成の姿が前作とは異なったもので、視点の違いが際立った、ということなのだろう。
個人的には、本作の義貞よりも「道誉と正成」の正成の方が、共感できる。それは、後醍醐天皇の理想をそのまま受け入れるか、民のことを考えた治世を訴えていくか、の違いで、後者の方が受け入れられると思ったからである。
安部太平記シリーズは、今後も様々な視点で書かれ、対比していく描き方を期待したい。

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2019/11/01 18:11

投稿元:ブクログ

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2019/11/08 22:52

投稿元:ブクログ

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2022/01/08 11:07

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2022/11/05 08:50

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2024/04/26 12:33

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