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・科学的に最適な選択肢はあるけれど、最適解は無いんだと分かった。
・ある程度分析された情報を参考にざっくりと(だけど適切に)大枠を決めて後は走り、流れの中で修正していくことが必要なのだと分かった。
結論、『自分がどうしたいか』の問いを持ち続け、判断に対して細分化して考えること。意思決定を理解することが大事。だが、自分の事は自分が一番正しく理解できない事も同時に理解しておく事。
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実際にこの本を読んで転職しました。転職先を選ぶ上で非常に冷静かつ理論的に選ぶことができたので感謝しています。
ワーク部分は実際にしませんでしたが、自分の大事にしている価値観は何か、一度立ち止まって考えなおすとても素敵な機会に恵まれたと思っています。
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適職に関する本はビジネスパーソンに受けるため、よく見かけるが内容は著者の経験則や一般的な内容が多いので、最近は読まなくなっていたのだが、本書はそれらとは完全に一線を画していた。
それはタイトルにもある通り、裏付けとなる根拠を全て現時点で最も信頼のおける研究データで示しているため、少なくとも現時点ではそれが多くの人に当てはまる指摘であること、さらにそれに基づいた具体的な手法も記載されている点にある。
本書は、就活生や転職を考えている人だけでなく、全てのビジネスパーソンが自分を振り返るために適した内容となっている。
本書の構成は以下の通りである。
・ステップ1:これまで一般的に言われてきた適職の選び方7つを否定
・ステップ2:本来重要視すべき選び方7つを提言
・ステップ3:悪い職場の共通点8つを指摘
・ステップ4:思考バイアスに惑わされない手法
・ステップ5:具体的な適職の選び方を提案
最近は読書術関連の書籍で多く指摘されている通り、本を読んで知識を得ても、それを行動に移さなければ何も生み出さない。本書も同様で内容は素晴らしいが、それを実際に実践しなければ適職にたどり着くことはできない。そのためにも、まずは第一歩として出来るところから着手したいと強く思う(自戒を込めて)。
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幸福度を決める7徳目。自由度裁量権、達成感の有無、モチベーションタイプとの適合度、すべきことビジョン評価軸の明確さ、作業内容の多様性、組織内に助けてくれる人がいるか、どれだけ世の中に役立つか。
職場の8大悪。ワークライフバランスの崩壊、雇用の不安定、長時間労働、シフトワーク、仕事のコントロール権の欠如、ソーシャルサポートの欠如、組織内の不公平、長時間通勤。就職時は、賃金の査定システム、社内競争の激しさ、仕事の裁量権等について訊くこと。
プロコン分析、マトリックス分析、ヒエラルキー分析。ヒエラルキー分析は表計算ソフト使う。
歪みの発見。時間操作。10分、10か月、10年後どう感じるか考える。プレモータム。
視点操作。三人称の日誌。
知り合ってから1-3年の相手に相談する。悩みが親友に起きたものだと想定してアドバイスを想定してみる。
ジョブクラフティング。
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キャリアの最適解を選択する方法、というよりかは幸福度が高まるベターな環境を選択する方法。バイアスや視野狭窄については自分の体験もあって深く共感して読めた。客観的視点で自身のキャリアを捉えることとを意識したいと思う。
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半年前に転職した私は、この本を読んでから転職先を決めればよかった・・と少し後悔しました。
この本を読んで、適職を選ぶためには本当の適職の条件を知り、自分と会社の分析を客観的に行い、自分の中の選択基準に照らし合わせる必要があると感じました。
多くの分析ツールが挙げられているので、定期的に 引っ張り出して使いたい本だと思います。
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今ままでの自分の職業選択への基準が一気に崩壊しました。
自分の好きな仕事は??適職は?天職は?私は何がしたいの??なんていう無駄な自問自答を幾度も繰り返してきたけど、未だに答えは出てないし、これからも出そうになかった矢先のこの本。
仕事の選択について考える力が人間にはもともと備わってない、人間には色んなバイアスがかかっているから視野狭窄に陥りやすい...などなど今まで考えたことすらなかった内容に驚いた。
目の前にある選択肢をゆっくりと考えたらあとは身を任せる。こういう生き方も悪くないと思えた。
仕事について悩んでるんだったら読んでおいても良い本だと思う。
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===読んだ動機===
面白そうだったので。
===どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか===
全部。3時間位だったかな。
===どんな読み方がよいか===
一気に。手を動かしながら。
===感想===
前半、結構論文の引用とかあって面白い(後半はちょっとだれた)。
客観的に見ると今の職場悪くないなとかいう気づきもあっていい。人は嫌なことを良いことの7倍覚えることや、最大のバイアスは自分自身から生まれることなど、勉強になった。面白いので、しばらく家に置いておく。
===興味深かったポイント/メモ===
人は嫌なことをいいことの7倍覚えるから嫌なことがないことが大事ってのがすごい記憶に残っている。
最大の勘違いのもとは自分のバイアスだから客観的意見も聴こうって書いていたな。
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忘れないようメモ
歪み(バイアス)に気付き、合理的な考えができるように
①イリイスト転職ノート(第三者のように書く)
②10/10/10テスト
③プレモータム(失敗のシミュレーション)
を取り入れたいと思った。
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世の中でよく語られている「好きを仕事に」や、「安定した仕事を選ぼう」等を、作者が数々の論文データで打ち砕いていく。
→【大罪】
自分の常識を壊した後は、実際に職を選ぶポイントで本当に重要なファクターが何なのかを解き明かしていく。
→【徳目】
【大罪】
1、好きを仕事にする
2、給料の多さで選ぶ
3、業界や職種で選ぶ
4、仕事の楽さで選ぶ
5、正確テストで選ぶ
6、直感で選ぶ
7、適性に合った仕事を求める
仕事の幸福度を決める【徳目】
1、自由
2、達成
3、焦点
4、明確
5、多様
6、仲間
7、貢献
上記を踏まえて、様々な適職の見極め方(分析手法)が登場する。
下記は気に入った分析手法。
『マトリックス分析』
⑴基準のリストアップ
⑵候補のリストアップ
⑶重要度の記入
⑷重みの判定
⑸最終判断
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幸福度の高まる適職につける可能性を高める客観的なデータがまとまっており、今後の働き方の参考になった。具体的な分析方法も紹介されていたので実際に試してみた☆
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膨大なデータや論文から裏づけされた適職の考え方。
筆者の熱く語るでもなく、冷静で客観的な論調が何だか面白かった。
備忘録
●仕事の幸福度は、
自由、達成、焦点、明確、多様、仲間、貢献の7つで決まる
※焦点 誰しもが攻撃or防御型の焦点をもつ。攻撃は達成感や成長感を感じる仕事、防御型は安心・安定を求める仕事が向く
※明確 賃金の明確さ、タスクの明確さ、会社の価値観、ビジョンなど
●お金を稼ぐ幸福度より、
結婚したときの幸せは767%も大きい
健康レベルが普通からちょっと体調がいいに改善したときの幸福度6531%大きい
逆に離婚や失職による幸福度の低下は、年収が3分の2も減ったときに匹敵する
●日本でも500万円を超えると幸福度の上昇はゆるやかで、800万円以上はほとんど変わらない
●年収アップによる幸福度は、アップ直後に上昇しそこからはゆるやか。=限界効用
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適職を見つけるって大変なことなんだなーと全編を通してゲンナリしながら読んだ。キラキラ働いている人に尊敬の念しかない。
仕事の幸福度を高める7つの徳目には激しく同意と納得。日々ふんわり感じていることを改めて確認できた。普段読まないジャンルは新鮮で勉強になるなぁ。
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とてもわかりやすくまとめられている。
データを元にしているので納得できた。
押し付けがましくないところが好感を持てる。
仕事に対して疑問が出たら読み直してみようと思う。
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表紙的に胡散臭いかと思いきや凄く良かった。〜べき論で転職を考えている人にお薦め。目から鱗。自然や動物や献身的な仕事こそ自分は好きだし適性もあるはず…という私の思う桃源郷は消滅した。好きも適性も幸福とは無関係。焦点、意思決定分析が特に為になる。要素の書出しまでならよくやるが、まさか適職を数値で分析できるとは。適職診断としても有用な本だが、結局はゲーテの名言然り「情熱を持てる(好きになる)か否かは注いだリソースの量に比例する」、また大きな方向性だけ決め後は流れに身を委ねるキャリアドリフトの考え方が特に響いた。
メモ:
■幸福と無関係な7要素①好き②給料③業界や職種④楽さ⑤性格テスト⑥直感⑦適性。
■幸福度を決める7要素①自由②達成③焦点(攻撃:利益追求。勝つのが好き。/防御←私:義務・責任、競争に負けない為に働く。失敗を恐れ着実に進める。時間の余裕がないとストレス激増)④明確⑤多様⑥仲間⑦貢献。
■最悪の職場8要素① WLB崩壊②雇用不安定③長時間労働④シフトワーク⑤コントロール権なし⑥ソーシャルサポートなし⑦不公平が多い⑧長時間通勤。
■バイアス外しの4大技法①10×3②事前の検死③第三者視点で自分の行動をノート④親しい友人のFB