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紙の本
映画よりも心に残るものがある。
2008/09/03 02:58
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
既に映画を観た後でこちらの原作を読みました。
ふたつの中でどのような違いがあるのかを知りたい思いもありました。
印象として、こちらの原作の方が登場人物の背景が分かり易く、
映画よりも自然と自分の中に物語が入ってきた気がします。
淡々と進んでいく中にも笑いもあり、伝えるものもあり、
感情移入しやすい作りだと感じました。
基本的には内容は似ているのですが、違いもやはり多少あって、
私としては原作の方がしっくりしとても気に入りました。
読んだ後に、また改めて映画を観たくなっています。
きっと前とは違ったものを感じながらみられる気がして。
電子書籍
より生々しく
2023/07/25 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケモ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画より小説の方が各人物のことが掘り下げられていて、映画のスッキリさと違ってだいぶ生々しい感じ。でも、そのぶんそれぞれの登場人物が生き生きと感じられました。あと、けっこう展開が違うのですね。それなのに、どちらも素敵な作品。これ、凄いことだと思います。だいたい、どっちかの方がよかったってなるのに。映画の方がスッキリ見やすく、展開も幸せだけど、3人の女性がどういう経緯でフィンランドにたどり着いたのかはあまりふれられていなかったので、映画から小説に入って、よりよいルートで作品に触れられたのかなと思いました。
紙の本
仄々と心穏やかになる作品。
2023/05/28 11:05
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
仄々と心穏やかになる作品。ゆったりと流れる日常が如何に人を和ませるかを改めて思い起こさせてくれる。抒情詩的随筆とでもいえば良いのかな。淡々とした日常を描いてるだけなのに、何故か心温まる印象に残る作品。全く売れない「おにぎり」に拘り続ける主人公:ハヤシサチエの一途さが微笑ましく思えてくる。
電子書籍
地球の裏側で日本料理
2022/04/20 07:30
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
北欧の街並みとオニギリとのミスマッチが味わいあります。多くを語らないサチエの、バックグラウンドにも想像を巡らせてしまいました。
紙の本
読後感が穏やか
2021/03/09 23:31
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投稿者:山口ポン子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳あって日本からフィンランドにほぼ思いつきで渡航した女性が1人、2人、3人。共に食堂を切り盛りする中、徐々に繁盛していき…
ほぼ穏やかに話が展開していくが、退屈することなく一気に読んだ。いろんな意味でやさしい本を読みたい時にぴったり。ヘルシンキを歩いてみたくなります。そして、北欧のお話ですが、おにぎりを食べたくなります。
電子書籍
おにぎりが作りたくなった。
2020/05/04 09:40
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投稿者:トミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
かもめ食堂は映画でも観てました。小説とは少し内容が違う所があります。私はどちらも好きです。コロナ対策でステイホームしなきゃいけないので、読みましたが、さらっと読めました。登場人物の人間像が分かり、楽しかったです。小説を読んで、おにぎりが無性に作りたくなりました。家族にも好評です。
紙の本
この本読むの何度目だっけ
2018/10/09 07:28
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の自分にマンネリを感じたり、将来にモヤモヤを感じた時に何度も読み返してきました。
読んで直ぐやる気スイッチがすぐ入るかどうかは別にして、内側ばかり向いていた視野を拡げて周りを見渡してみようという気にさせてくれる本です。
紙の本
芯のある生活
2018/05/30 15:30
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投稿者:アンパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を観て感じるところがあり、本書を読んでみた。
主人公サチエが、豊かな食生活を芯とした、地に足のついた生活を築いてゆくのが、とても良かった。
紙の本
ほっこりします
2017/02/08 01:46
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投稿者:Andy - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ含みます
日本人とどこか似ていてすぐに打ち解けられないフィンランドの人達とお店を通じて少しずつ打ち解けていくようすにほっこりしました。
日本大好きな青年のキャラも良いです。
評判があまり良くなくても、お父さんが握ってくれたあのおにぎりに込められた気持ちを伝える?為におにぎりをお店のメニューに出し続けるこだわりが好きです。
紙の本
フィンランド
2015/10/18 12:12
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投稿者:teruteru120 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでいると、フィンランドに行きたくなりました。
この作品世界観は、私の気持ちをリラックスさせてくれました。
紙の本
何か懐かしい
2015/09/23 00:47
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投稿者:catron - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりにこの人の作品を読んだ。
何10年ぶりだろうか。
電車通勤途中の山手線車内で笑いをこらえるのに
大変な思いをしたのは、トイレでアンパンを食べる
OLの話だったように思う。
あの作品のように爆笑するようなスト―リーではないけど
作品全体にユーモア―感が漂っているのは、この人の変わらない
作風なのだろうか。
結婚適齢期をとうに過ぎた結構崖っぷちな独身女性が登場するが
何故か悲壮感は全くなく、何だかその生き方に羨ましく思えてくる。
登場人物に注がれる作者の眼差しが優しいからなのかな。
一気に読めてしまい、読後感が良い佳作でした。
映画化に当たり、片桐はいりもいいけど「やっぱり」室井滋だよね。