ライカン ―伯爵獣と囚われた男娼―（１） みんなのレビュー

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人と人間がいる世界、人間の方が身分が低い。
生きていくために男娼をしている人間青年と、獣人の貴族のお話。
主人扱いされて不満顔の伯爵がちょっとカワイイ。
身分差がある二人が対等な立場を手に入れるまで。青年には手に職があり「やっぱ手に職があると強いよねぇ」って(笑)

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投稿者：がろん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

途中でＨはいっぱいあるけど両想いになってハッピーエンド。ソラがナヴラスを好きになるのはわかるけど、ナヴラスがソラにハマった理由がナヴラス本人曰くハッキリしないし、冷静で生真面目な貴族で好意はあるけど差ほど態度に出さないので盛り上がりにかける気がする。もう少し溢れてしまうラブの何かが欲しい。個人的には甘さ不足な感じで、なんかものたりない。
書き下ろしとオマケがよかった。

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投稿者：みかん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

典型的なハーレクインのシンデレラストーリーでした。
貧しいけど夢を見ながらひたむきに生きてて、人柄がよくて好かれる受け。
既視感ある内容でも、好きなお話でとても気に入りました。続編も購入。

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投稿者：はっしー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人の姿とのいたすシーンは苦手な方なんですが・・この作品はとても素敵です。
辛い生活をしてきたソラのシンデレラストーリー

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投稿者：カツサンド　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人が治める都、ライカンスロープに憧れながらも、一人貧しさに耐えながらも、必死で生きているソラ。前向きに頑張ばっている彼だからこそ、手にすることができた幸運。人生が変わっていきます。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人ライカンスロープが治める国ノブ・ノールを舞台にした、獣人と人間の種をこえたシンデレラ・ラブストーリー。

ネタバレがあります。

●褐色の獣人で伯爵の攻め・ナヴラス＝フォン＝ルーデンブルク
●昼は針子を夜は娼館で男娼として働く受け・ソラ
●獣人でナヴラスの友人・ヘニング

子供の頃、母から物語のように聞かされたライカンに憧れるソラは、ライカンが暮らす都・ホルアクトへ行くことを夢見る青年です。しかし都に行くには大金が必要ですが、昼夜問わず働いてもその日を暮らすだけで精一杯。そんなある日、いつものように娼館で客をとらされ部屋に入ると、耳と尻尾を持つ獣人ライカンがいて・・・

人間を蔑んでいたナヴラスが、懸命に働きひたむきに生きるソラに惹かれ、ソラも優しくいたわってくれるナヴラスを慕うようになり、恋人同士になるお話です。

娼館で働いているせいか、はすっぱな仕草や言葉遣いだったソラが、ナヴラスと過ごすうちに素直な青年へと変化するのがよかった〜。自立したこともいい！

そして作品冒頭、ソラの母親はなぜライカンの話をしたのか不思議で、都に行くなんて叶えられない夢を息子にもたせるなんて残酷ではないか？と思っていました。でもその理由をソラが見つけてくれて納得。その「希望」がナヴラスと出会わせ幸せを掴むことが出来たし。

また、萌えがてんこ盛りだなぁと思ったら奥付の初出を見てこちらも納得。褐色男子、カースト、雄っぱい、◯頂とテーマがあるのでそれを探すのも楽しいです。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

第一話を無料お試しで読んで
「シンデレラストーリー」って思ったのですが、
ちょっと気になってついつい読んでしまった。
やはりシンデレラストーリーでした。
あまり考えずに読める作品

最初の方は「ひどいなぁ」って思うこともちらちらあったですが
ナビラスがちゃんと救いにくるし
お屋敷に行って超意地悪されるのかと思えば、
最初のうちだけちょっと・・・でメイドさんたちも良い人ばかりで。
しかも自立の道まで見えてしまう。

障害があまりなくて、
人間嫌いだったはずのナビラスもいつの間にかソラに夢中な感じだし
で・・・めでたしめでたしになっておりました。

もう少し葛藤とか山場とかあれば良いのにーって思いつつも
なんとなくほんわかした気分で予定調和の中で楽しむ感じの話です。

余談：あの娼館の主人もう少し制裁されても良いのでは？
（しかもソラは年季奉公してたわけじゃないのに・・・）