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おそろし 三島屋変調百物語事始 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー281件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (75件)
  • 星 4 (116件)
  • 星 3 (64件)
  • 星 2 (2件)
  • 星 1 (0件)
266 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

お江戸ファンタジー、炸裂。

2023/10/09 09:23

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一話から第四話が個別のストーリーです。それら個々の内容は、実におどろおどろしく、また悲哀に満ちたものです。そして最終章の第五話が総決算です。第一話から第四話に登場した登場人物たちが勢揃いします。そんな中、主人公の「おちか」がラスボス(やや朧気感が強過ぎるようにみてとれましたが)に立ち向かっていく・・、まさに江戸版RPGというべき展開でした。
 といった内容の時代ものとは言え、人の深奥にある脆弱性、揺れ動く心境といった描写はかなりグッとくるものがありました。時代が変わっても人の心の態様は変わらないのだ、と。

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紙の本

げに恐ろしきは

2023/12/26 20:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

いくつかの階段が、つながり、重なりながら展開されます。
怪談といえばあやかしや幽霊の出番なのですが、本書では幽霊抜き(?)の物語も。それでも怖いのは、澱のように心の中に積み上がる人の情念が暴かれていくからでしょうか。見方を変えたら、そんな情念の澱から生まれてくるのがあやかしの類いなのかもしれません。げに恐ろしき派人の心持ちかも・・・

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紙の本

ほぼ、一気読みしてしまいました

2022/05/02 12:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:.ばっは - この投稿者のレビュー一覧を見る

日経朝刊連載小説で続編を読み、興味が湧いて最初から読みたくなった。
図書館ではいつも誰かが借りているようだし、文庫ながら結構厚いので躊躇していた。
でも今回、書棚で見かけたので思い切って借りてみた。
図書館で借りるのは積読防止も兼ねているのだが久々にほぼ一気読み。
各章が関連付いているからか、つい先が知りたくなるのは書き方が上手いからか。
百物語だから怪談?怪奇?日頃無縁な領域なんだが怖いというより「不思議なお話」的感覚。
続編も読みたいが更に厚そうなんだな。

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紙の本

宮部みゆきのライフワーク「三島屋変調百物語」シリーズの第一作

2021/11/14 17:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

宮部みゆきのライフワーク「三島屋変調百物語」シリーズの第一作です。主人公は心につらい重荷を背負った17歳のおちかです。このおちかが住む叔父叔母夫婦の三島屋の「黒白の間」において、客の体験した怪異譚を聞くという設定です。短編連作ですが、全ての話は繋がっています。人間の業が引き起こす重い話ばかりですが、おちかはそれを正面から受け止め立ち向かっていきます。解説では、本当に百話になるそうです。楽しみです。

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紙の本

妖を通じて人間の心を描く

2020/12/27 17:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る

不可思議、怪しの物語。
恐ろしい事件に遭って人が怖くなった娘が様々な人の話を聞いて、自分と向き合い、立ち直っていく物語。
テーマが難解。人間の業、人の世の不条理とそれに対する心の在り方を描いた作品と思う。自分で読んで読み解けたメッセージは次の通り。
・悲しみは個人だけのものではない
→セルフ・コンパッションで言う「共通の人間性:自身に起こったことを特別視しない」という観点が与えられる。不条理や悲しみは個人的には特異的な経験だが、世の中一般では起こりうることであり、孤独ではない。主人公の娘に、人の不思議な話を聞かせることで、こうしたい視点を与えるというのが、この物語の主要なメッセージだと感じる。解説で、「怪談による心療内科」と書かれているのは、言いえて妙。
・怒りや悲しみは誰にでもある。だがしかし、そこに永遠にいつまでもうずくまっていると朽ち果てる。虚ろになる。
→安藤坂のお屋敷の棺の中身が空だったというのは、こういうことかも。だからこそ、新しいことを始めなくてはならない。
・人の視点、焦点が話の登場人物の誰に当たるかは、人によって異なるということ。
→人は自分の見たいように、聞きたいように話を聞き、自分の思いに近い人への同情をするもの。自分の思いだけが全てではなく、見方によっては忘れ去れているものがいたりする。一人の視点では、凝り固まってしまう。

今回の巻で、前に歩み始めた主人公だが、まだまだ、続きそう。人が怖くなってしまった人間が、どの様に人の世に戻っていけるのか、寄り添てみていきたい。そして、1冊では描き切れない、もっと、深い、人間の闇と再生を描いていく連作なのかもしれない。次作を読むのが楽しみ。

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紙の本

おそろし…

2014/09/22 17:55

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

おそろしでした。いろいろなお客のおそろし話。ぞっときました。
でも最後が、なんかファンタジーみたいで残念な感じです
最後以外は、引き込まれていきます。

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2012/04/25 20:58

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2012/05/24 12:13

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2017/02/21 01:08

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2012/05/02 11:23

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2012/05/20 14:20

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2012/05/04 18:20

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2012/10/15 14:39

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2012/05/05 22:56

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2012/05/24 23:27

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