猫のお告げは樹の下で みんなのレビュー

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投稿者：岩波文庫愛好家　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

よく言う表現であれば、『ハートウォーミング』なストーリーの短篇集です。7つのストーリーのどれもが良かったです。どれもがというのは私にとってはかなり稀です。またストーリーというより珠玉ワードとしては、3話目の『まず知るべきは、目的地じゃない。現在地だったんだ―――。』でした。
　猫からもらう葉っぱはヒントワードであり、決して答えではありません。つまり答えは自身で探すか、気付くしかない訳です。人生そんなものなんだという事をまざまざと感じました。

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投稿者：ちーかま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

神社に現れる謎の猫・ミクジにお告げを貰った七人の物語。面白いのは猫が何か特別なことをしてくれるわけではなく、お告げをきっかけに本人たちが自ら答えを見出していく点。誰しもが思い悩むことにそっと寄り添ってくれる…そんな一冊です。

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投稿者：イシカミハサミ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わがはいは猫である。名前はない。
しかし神社の主は“ミクジ”と呼んでいるようだ。
皆もそう呼ぶとよい。

……そう、神社。
ここには迷える人の子がよく訪れるようだ。
「ニシムキ」「チケット」「ポイント」「タネマキ」「マンナカ」「スペース」「タマタマ」
爪でひっかくと文字が浮かび上がる不思議な葉っぱで、
ちょっとしたヒントを出してやった。

どう受け取るかは人の子次第。
おや。目が合ったね。
ふっ。ひとつ笑顔をくれてやろう。

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

誰もが持ってる悩みを神社の猫ミクジのお告げがきっかけとなり解決に導きます。
猫のお告げは「人間なんだから、ちゃんと言葉にしなさい」って言ってる感じ。黙っていて伝わる事なんてないんだ。
お話は少しずつつながっています。前のお話のあのシーンにチラリと出てたあの人物が次のお話の中心人物、みたいな。
端から見たら悩みなんてない恵まれた人に見える人も、誰でも悩みを抱えてるんだって感じです。

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投稿者：TOM　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

神社にミクジという猫がいて、答えを探している人のそばに来て意味不明の言葉を記したタラヨウの葉のお告げを落とします。

「お告げ」の意味が最初は分からないものの、自然と導き出された答えがお告げの言葉に……

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投稿者：E司書　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ある神社にミクジといわれる猫がいる。会いたくても会えない猫が思い悩む者にのみ、そっと現れ意味不明の言葉を記したタラヨウの葉のお告げを託す。「お告げ」を受け取った者は神社の宮司曰く、幸運な方という。7人の悩める者がそれぞれ受け取った「お告げ」の意味をとらえ、悩みを解決していく物語。読み終えるときっと猫のミクジに会いたくなるはずです。

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投稿者：nap　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この葉っぱ、聞いたことあった。
いつか誰かがたまたま気づいて、実際に使ってたんだろうなあ。

一つのきっかけで、自分の中のなにかが変わるなら良いね。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お告げとはいっても猫ミクジなんです。神社で、猫ミクジを引くと、その後のことが……というお話。人間は、誰しもそれぞれ悩みやいろいろ考えることがあって……。その指針ですかね……

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投稿者：ありすばぁ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ほのぼのしそうかな、と思って。