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一般書 第34回柴田錬三郎賞 受賞作品 第71回芸術選奨・文部科学大臣賞文学部門 受賞作品

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みんなのレビュー67件

みんなの評価3.9

評価内訳

66 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

贅沢な生き方

2020/12/11 18:02

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者名と森鴎外の子供達の話とにひかれて購入。鴎外の次男 類 を中心に母、姉二人の人間模様。文豪の血を引きながらも兄、姉たちと比較され世間に認められず。でも屈折することなく自分の生き方を通す類。お金には困らなかった戦前から戦後一挙に貧困に近い生活を過ごしながらも生き方を変えなかった類。ある面、うらやましさも感じました。 しかし子供達には不自由をさせたくないと育てる妻には悲哀を感じました。
親の七光りで。とか好き勝手ばかりしている人間だと思いながら読むと彼の内面や周囲の人たちとの関係を読めなくなる感じがします。

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紙の本

生きるって大変なこと

2020/10/21 16:55

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

朝井まかてさんの渾身の長編伝記小説といえる作品。
 タイトルの「類」は人の名前で、正式には森類(るい)という。
 明治の文豪森鴎外の三男二女の末っ子として生まれたが類。そもそも鴎外の子供たちは鴎外の西洋嗜好だろうか、当時の名前としてはどの子も珍しい名前がついている。
 長男が於菟(おと、と読む。類とは20歳以上離れていて、鴎外の先妻の子供)、、長姉は茉莉(まり。彼女の自由奔放な生活ぶりはこの作品でも描かれている。晩年多くのファンをもつ作家として活躍)、次姉は杏奴(あんぬ、と読む。随筆家として有名)、次男の不律は早逝している。
 こうして列記すると、茉莉を筆頭に鴎外の子供たちの個性の強さに圧倒される。
 そして、この作品の主人公類であるが、父や母あるいは兄姉をことを綴った作品は残しているが、他の兄姉と比べて見劣りがするし、こういう人が親類縁者にいれば周りの人はかなり迷惑するだろう。
 つまり彼は鴎外が残した遺産と印税で暮らした高等遊民で、戦後の混乱時に初めて働きに出るも続かず、同僚に「あなたのような人が生きること自体が、現代では無理なんです」と言わしめる。その言葉にも、彼は反応しないのだが。
 こんな人物がよく生きたものだとあきれるが、だからといって彼を唾棄できないところがある。
 妻の言う「森鴎外というお人が充実し過ぎていたんだわ。あなた、お父様に全部持っていかれてしまったのよ」という言葉が、類という人間をもっともとらえているといえる。

 作者の朝井さんは「その人がつまずいて、そこからどう生きたかというところに惹かれて書くことが多い」とあるインタビューで答えている。
 森類はまさにそんな人生を生きた人であった。

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紙の本

著名な親を持つということは大変なことだ

2021/02/28 17:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は類がなかなか自立できず自分の生活がちっとも確立出来ないことになんとも呆れる思いで読んでいた。他の兄妹たちはみんなそれなりになったのに。どうして彼だけがこんな出来損ないになってしまったのか。親が偉大だと子供は苦労するということの典型的お話しと感じ取った。

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紙の本

森鴎外の子供

2022/08/02 21:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

森類という人は森鴎外の息子という地位を利用だけした放蕩息子みたいなイメージを持っていました……しかし、その思考過程を、こうして読むと、気の毒であったりもします。親は、選べませんからね。

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2020/12/07 07:44

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2020/12/29 06:11

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2021/04/29 16:42

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2021/07/13 11:56

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2021/02/02 06:04

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2022/06/12 08:46

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2020/10/11 22:22

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2020/12/22 21:06

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2020/09/30 16:26

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2020/10/03 11:27

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2021/08/06 06:48

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