電子書籍
ファンタジーだけど深い
2017/02/07 13:24
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投稿者:サト - この投稿者のレビュー一覧を見る
「謎の生命体」時代も国もわからない設定かな?それでも登場人物はみな活き活きしていて、また細かく設定されているであろう事が分かる自然さ。
読みやすく、始まってすぐ目が離せなくなる物語でした。
「聲の~」のように素敵な終わり方を期待し読み続けようと思います!
電子書籍
壮大なストーリー
2023/03/31 02:54
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投稿者:hati - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵がとてもうまいです。壮大なストーリーを見事に表現されています。なんか読みごたえがすごすぎて、本当に多くの人に読んでほしいです。いろいろと考えさせられます。
紙の本
時間と心に余裕がある時に
2021/09/18 18:43
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメ化をきっかけにこの作品を知り、興味を持ったので購入しました。「聲の形」の大今良時先生の新作ということで、それなりの期待を胸に読みましたが、その期待を軽々と越えてきたなと思いました。
世界観、キャラクターの魅力、ストーリーの展開、どれをとっても素晴らしく、強く惹き込まれました。
内容の方向性からある程度読者を選ぶ作品ではあると思いますが、儚くも力強い物語として、是非色々な方に読んでいただきたい作品です。
時間と心に余裕がある時に、じっくりと読まれることをおすすめします。
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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界観と登場人物が魅力的。主人公(だよね?)だけは設定上まだほとんど喋れないし、どころか性格も何を考えているのかもよくわからないのに全然読めてしまう。面白い。
電子書籍
深い話
2021/06/29 20:09
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が壮大で、物語の進行も奥深いですね。観察者って、神様みたいな存在かな。フシが、出会う人たちの情報や感情を獲得していき、成長していった先に何があるのか楽しみです。
紙の本
永い旅路
2021/04/20 14:21
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
たった一人で生きる少年と狼に姿を変えた正体不明の球の出会いから始まる物語。
少年の深い孤独が悲しい。
球は少年を一人ぼっちで逝かせなかったことが救い。
そして少年の願いを背負って歩き出すことに。
死を繰り返して出会ったイケニエの少女を巡る戦い。
どうなるのか気になる。
球の生は果てしなく永い旅になる。
それだけはわかる1巻。
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なにがどーなるかまださっぱりわからないのだけれど、すごくなんか、いい。
一話目がとても切ない……
色々気になるけど、どうなるのだろう。
続きが楽しみ。
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表紙の色と狼の視線に吸い込まれるように駅の本屋で購入。
一話目がひどく切なくて、狼の表情が本当に繊細に描かれていて大今さんの世界観に引き込まれた。死んでいく少年の呪いのような言葉にぞくりとしつつ、物語は進んでいく。二話目以降は一話と少し違う世界で、なんだかもののけ姫を彷彿とさせる。一話目の少年は出てくるのか?と不思議に思いながら読み進めていくと、突然自己修復しながら現れる。その描写もまたすごくリアルで、グロテスクなはずなのに美しく見えてくる。そしてマーチが餌をやり、そのお礼とばかりに彼女を最後に助けてくれる。とても動物的で、単純な思考回路だと思う。
きっとこれから〈球〉だったものはマーチやほかの人と触れ合いながら進化するんだろうなぁと。一巻目だけでは全然先が見えないけれど、自然と続きが読みたいと思ってしまう。
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こういうテイスト、好き。
今ある過酷な状況から脱出するために現状出来うる準備をして・・・って話、ゾクゾクする。
例え行程が単調でも、失敗に終わっても。
食料的に困窮してるワケではないにしても蒔となる家屋に限りがあるから、あのままではジリ貧だろうし、どちらにしても行動を起こすしかないというね。
自分を騙し騙し脚を進めるんだけど、現実を目の当たりにして挫折してジリ貧な元の住処に戻ってくるとかツラすぎる。
(しかも住処まで戻ってきたことが分からず、危うく通り過ぎそうになるとか。)
どうやっても怪我も治ってるようには見えないし、どう考えても強がりなんだけど、狼相手に虚勢を張ることで無理矢理絶望から目を逸らしている感が読んでて非常にツラい。
『聲の形』作者らしいけど、こういう無理矢理自分の中で消化しようとしてるもどかしい描写、得意だよね。
で、後半は雰囲気がガラッと変わって普通の都市国家時代っぽくなっちゃった。
そして、そこで生じる問題に普通に(要は物語の展開としてはありがちに)巻き込まれるという・・・。
こうなると単なる異能者モノとか異世界転生モノとかと変わらなくなっちゃう可能性があるので、ちょっと不安。
今後に期待。
あの球が少年に再会する日は来るのだろうか?
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※未完の連作。
※暴力および流血描写の含まれる作品です。
【印象】
遣わされたのは、刺激を受け「ありとあらゆるものの姿を写しとり 変化することができる」もの。
不死が世界を咀嚼する。そしてそれを観察する。
【類別】
漫画。
ヒューマンドラマ、ファンタジーでしょうか。
【筋】
それ(彼)自体は意識や知能をあまり持っておらず人語をあまり解さないため、周囲の人物の物語が際立っています。原始。ただしそれ自体に変化が起きていくならば、物語から受ける感じも大きく変わってゆくでしょう。
この作品、この話、纏まるのかな、といった思いが率直なところですが、纏まってほしい。
【画】
それが喋る場面には一種のおぞましさがあり、興味が引かれます。
他、なんか全体的に営みを感じちゃいます、人類の。
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『聲の形』の作者による新作。「自分」を持たず、他の誰かの姿をコピーすることで存在をつなぐ球の遍歴の始まり。
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聲の形の著者の最新作。SFファンタジーな感じで、続きがきになるなる。1話目の男の子が可愛い。描写が丁寧で、あったかい絵柄だなあと思いました。
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少しずつ少しずつ謎であったり、ミスリードされてる内容が明かされていく感覚がゲームのようで表現は漫画なのが面白かった。
まずなんでもコピーできる球が、狼に変身してそのあと飼い主のところへ行く。元の狼自体は死んでいるのだが、飼い主である人間は大喜びする。しかし、本当の狼ではないので普段とは違う行動をするそのギャップと、本物ではないとバレるのではないかというハラハラ感。この2つが最初、軸となり物語が進められる。
飼い主が何もない雪国より、クダモノがある場所に荷物を背負い出発することになった。なんでもコピーできる球が出てくるぐらいだから、人間も何かテレパシー能力か何か持っているのではないか?そう思わさせるに相応しいほどずっとこちらに話しかけてきて、傷ついて傷ついて最後の最後で人間の独り言だと気付かされるシーン。ここで人間をコピーして前半終了。
そのあとの民族の人身御供系は、色んな漫画家が描いてきたものなのでさすがにちょっと食傷気味かなとは思いながらも元気な女の子マーチちゃんと母親のキャラが素晴らしかったので、星5つです。
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どこか北方民族のような、アイヌの伝承に出てくるような、不思議な世界が舞台。
何にでも姿を変えることができる存在、自我が芽生えたら一体何になるのだろう、何と呼べば良いのだろう。
第1話、極寒の地に一人残された少年と狼のお話で泣きそうになる。今後のストーリーによっては名作になりうる予感で期待大!
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試し読みではわかりにくいかな、という印象を受けました。一巻全て読むとすんなりとストーリーを理解できます。
主人公は何者でもない状態からはじまり、そこから出会う様々な存在から選び取っていきます。主人公がどんな存在から何を選び取るのかが、この話のテーマに関わっていくのだと思います。
表情や数少ない言葉から色んな想像が膨らみます。漫画ですが、行間を読んでいくような作品です。