紙の本
日本の郷土玩具の造形の面白さたるや、感動。
2021/04/23 14:08
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
この種の郷土玩具が大好きで手に取った。そして、厄除けジャンルの郷土玩具って日本全国にこんなにあるんだぁとまずは驚く。驚きつつも、この種の玩具が多くつくられた江戸時代のあたりまでの日本を思う。疫病や災害への恐怖は今とは全然比べ物にならず、それを乗り越えられるようにとの願いを込めて、こんなにもたくさん作られんだろうなぁ...と。それにしても、この造形の面白さ豊かさはどうだろう。そしてこの現代にまでもちゃんと残されていることにも感謝しつつ、コロナ禍が去ったら、全国の郷土玩具に出会うための旅もいいなぁと思ったり。
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玩具には魔除け、疫病退散という意味もあるのですね
2023/12/01 13:38
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」会長だという、いろいろな会長があるものだ、まあ、それはさておき、本の内容、玩具には魔除け、疫病退散という意味もあるのですね、初めて知った
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厄除けの玩具
2022/12/07 21:43
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本全国の伝統の郷土玩具と、それに込められた厄除けの願い。
知らないのもたくさんあって興味深い。地元のさえ知らなかったのがあった・・・。
かわいいのもたくさんあるので、訪れた際には求めたいなぁって思います。
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豊富な種類かつ全頁カラーなので、見ているだけで結構楽しい。近所の玩具が紹介されていると「おっ」と思ったり。
割とプライベートなお話が多いので、そこは好みが分かれるところ(自分は否の方)。
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古来から伝わる縁起物。日本全国の寺社の授与品と
昔から親しまれてきた郷土玩具186点を紹介する。
一章 疫病退散・・・赤べこ、蘇民将来、笊冠ぶり犬、鳩笛など。
二章 厄除消除・・・だるま、弾き猿、さるぼぼ、友引人形など。
三章 悪霊退散・・・お鷹ぽっぽ、獅子頭、鬼祭の鬼面など。
四章 家内安全・・・コロポックル、凧、天神、鷽、矢数など。
オールカラー画像。入手情報、索引、参考文献有り。
各種協力クレジット有り。
日本全国の厄除け郷土玩具や寺社の授与品、186点を紹介。
その愛らしい姿は、手仕事感溢れる素朴さによるもの。
古くは奈良時代から。どれも作り手の想いが込められ、
大きいものもあるけど、そのほとんどは細々として小さく、
子どもを喜ばせ、畏れる心を和ませてくれます。
収集したくなる魅力も溢れています。
入手先や由来、ご利益も記述されていて、
一時途絶えたのが復元されたり、復活した話が良かった。
天神様の鷽が場所ごとに違うのも、楽しかったです。
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言い伝えや語呂合わせ等、さまざまな災厄から自分や子どもたちを守るために伝えられてきている。次代への継承はモノだけではなく、その意味と想いも伝えなくては。
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日本全国のお守り的な代表的郷土玩具が写真と共に紹介されている。著者は日本郷土玩具の会会長。可愛いものが多く、この本を読むとつい欲しくなるのが難点か。
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元々郷土玩具への興味があって購入したら、
まーーーーどっぷり浸かってしまいました
見た目愛らしくてご利益まであるなんて!
しかも全国47都道府県に違う形で存在するのも面白い。
写真付きでかなり見やすいのでおすすめの一冊です。
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全国の郷土玩具がいろいろ載っているのですけど
個人的には、どこのものかわかりやすいように
地図で一覧になっていたほうが嬉しかったな…
というのが強い
著者の思い出話よりも、由来とかをもっと詳しく知りたい…ってのもある
興味あることを扱ってくれてる分
物足りなさとか不満点に目がいってしまう…
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初詣に向けて縁起物を買おうと思い、読む。
入手先情報があるのはありがたい!
縁起物が赤いのは、おめでたい色だからと思っていたが、疱瘡避けの色らしい。病気による死がどれだけの恐怖だったのか改めて知る…。
同じ縁起物でも、地域によってデザインが変わっているのが面白い!集めたくなってしまう。