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全部実践するのは難しいが、一つでも多く取り入れていければいいかなと
2021/09/24 09:36
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みわコッコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「脳の毒を出す暮らしは、ナチュラルな暮らし」
と著者は締めくくっています。
しかし、その「ナチュラルな暮らし」を
現代人が受け入れられるかは、人それぞれです。
費用的なことから考えても、
どこまで健康のためにお金をかけられるかを
考えさせられました。
「脳の毒を出す食事7日間実践レシピ」は
あくまでも一例と見たほうがよさそうです。
本書で唯一、具体的な料理を感じるページですが、
レシピ本と言えるほど充実はしていませんので、
ついでに載せたレシピというイメージ。
特に「おやつ」部門が
あまりにも質素で、
甘いものが好きな私は絶句。
チョコレート、アーモンド、黒豆、フルーツって...
お皿にのせただけ、
お皿によそって、何かをかけただけという。
あまりにもシンプルで寂しすぎるので
★4とします。
AGE対策と糖質オフの両方を完璧にとろうとすると、
ある程度妥協点がないといけないのかもしれません。
「脳の毒を出す食品リスト」は
本書で唯一、定期的に読み返したいページ。
少しでも、該当の食品を取り入れるようにしたいです。
本書を読んで、
我が家はまず、卵を平飼い卵にし、
チョコレートはカカオ70%以上にするという
そんな小さなところから始めることにしました。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳の毒を出して健康になることができるレシピが、詳しく紹介されていて、よかったです。実践的で役立ちそうです。
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タイトルにインパクトありの白澤卓二さんによる健康本。脳に毒が溜まってしまう原因として炎症(感染など)・栄養不足・毒素(カビなど)の3つがあるが、溜まった毒を解毒したり、出来るだけ脳に毒を入れないようにするには食事を変えることが有効であり、本書は(脳の毒により)脳の不調や病気を避けるための食事法+すぐにできる習慣が解説される。食材やレシピがカラーで紹介されており、実践的な内容となっている。
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0 なんで読んだの?
(1) 健康になりたいから。
(2) 食べるものと控えるものとその理由を知りたい
(3) 日々の食生活に落とし込める状態
1 どんな本?
脳に毒が入らないようにする本はあるが出す方法
を紹介する本は初めてだと思う。キーポイントはタ
イトルの通り毒を出す食事。コンセプトは人工的な
ものは避ける事。
2 構 成
全4章構成で、「はじめに」で脳の毒は食事で減
らせる、健康と長寿はセットでなければならない、
と来て、脳の毒を出す暮らしはナチュラルな暮らし
であると説いている。
3 著者の問題提起
現代は食事はもちろん、大気、大洋、大地に至る
まで人工的な毒物で汚染が進む時代だ。様々な経路
から我々の体内には毒が侵入している。認知症をは
じめとする疾病の原因になっている。
4 命題に至った理由
血液脳関門と言うフィルターで脳は守られている
と思われていたが近年の研究で脳から歯周病菌が発
見された。毒を取り込まない取り組みだけでは無
く、どうしても入ってしまう毒を体から出す取り組
みが必要である事。
5 著者の解
脳に毒を入れない食事、脳から毒を出す食事、脳
から毒を出す習慣で対策する。江戸時代ぐらいのナ
チュラルな習慣が理想
6 重要な語句
(1) リコード法
炎症、毒素、栄養失調の脅威に曝されるとアミ
ロイドβが溜まり認知症になる。その3つの脅威に
対処する事
(2) 血液脳関門
脳幹にあるフィルター。
(3) ホモシステイン値
脳の栄養不足や炎症が起こると上がる値。この
値が高いと認知症になる。
(4) 毒出し小皿
(5) 自己覚醒
(6) ロイテリ菌
7 重要な文
(1) 体に毒を入れない→腎肝臓に負担少→解毒能力
の維持
(2) 江戸時代の生活ぐらいのナチュラルが理想
(3) ひじきはヒ素でダメ。食わないが正解
(4) 石鹸は固形
(5) 農薬だけで無く医薬品も異物→薬も毒
(6) タンパク質と糖質が結合して老化タンパク質に
なる→毒 認知症の原因 血統以上も
(7) 噛む事は脳のジョギング
(8) ターメリックでBDNFが増える
8 感 想
とりあえず毒だし小皿を早く食べたいと言う気持
ちになった。刺さった箇所は薬も毒。リコード法を
深く知りたいと思った。図解というか写真でレシピ
を学べるのがとても良い。人に勧めるなら糖質制
限。取り組んでいるから。この本はのタイトルは
「脳の毒」がいいと思う。
9 TODO
・リコード法の書籍を探す。
・ルイボスティーとアボガドとグレープフルーツの
習慣化
・毒だし小皿を作って妻に説明
・ブラジルナッツの購入
・ロイテリ菌の購入
・ターメリックの購入
・レシピの挑戦。(美味しければ続くはず)
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脳に入る毒をなるべく減らし、脳の毒を出す食事を食べるというシンプルなことを分かりやすく書いてある。レシピもあって、具体的だが、食事の量がかなり少く、しかも糖質が1日玄米50グラムだけとは驚きだ。実行していくのがなかなか難しい。
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軽度認知障害(MCI)や認知症患者が日本には1,100万人を超す勢いで増えており、高齢者(2022年度3,627万人)のおよそ3人に1人が脳に障害を持つ時代になった。脳に障害をきたすのは、著者のいうとおり、アミノイドβによって脳内のタウタンパク質が増えたことによる異常で、その原因は現代の利便性を求めすぎた結果からであるのは、周知の事実だ。
食事をメインにした著書ではあるが、そのほか運動や生活下における気をつけることなども書かれており、さらっと読むには読みやすい著書だと感じた。