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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

古典好きにはたまらない

2020/10/24 09:07

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者があとがきで自分を「古典オタク」とおっしゃっていたのがよく分かる、古典好きにはたまらないお話でした。
源氏物語とかの世界観をイメージすればよくわかるのではないかと思いますが、帝の意向に逆らえば死を賜る(命ぜらる、ではない言葉のチョイスにも古典好きがでています)世界観では、帝が所望すれば東宮であってもおいそれとは拒めない。他の世界観では、それでも強引に連れて逃げるとか、帝と戦っても渡さない、みたいな反応がうれしいでしょうが、あくまでこの世界観では帝が第一なのです。それも含めての、古典好きにはたまらないお話でした。
言葉選びや服装の色襲ねその他、有職故実を眺めるのが好きな人いにはもってこいだと思います。
お話も王道で、最後もハッピーエンドだし安心して楽しめます。

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電子書籍

紹介文は過激だけど、中身やいつもどおり、優しい物語

2022/01/08 14:28

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る

けだものに落ちてもあなたがほしい
求められたら逆らえない――。

・・なんて、紹介文でしたけど、夕映先生には、残酷とか、凌辱物は書かない。
優しい展開のハピエン。

古典風ファンタジー、オメガバース。

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紙の本

雅にくるまれていた作品

2020/10/07 07:04

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

気分が平安モードに入っていたので、
うっかり表紙の雅さに
よくよくあらすじ見ないで買ってしまったですが
オメガバースものでした。
私基本的にオメガバースものだめなので避けているのですが。
(オメガバースものはもう設定自体がすでに私の許容範囲外な感じ)

とはいえ、買ったからには読んでみました。
後書きで「古典オタク」と書いてあったとおり、
架空の国とはいえ、雅さの描き方は秀逸
同じく古典オタクとしては色々脳内がぐるぐるする楽しさも感じもしました。
ストーリーは基本路線はまあオメガバースものとしてはどうなのかなって感じですが
BLとしては王道な感じなのではと思います。
経験値が少ないのと
オメガバースの根本が苦手なので
オメガバースものとしてどうなのかはわからないというのが実情ですが。
それでも本能から惹かれるだけでなくて
心もついていきたいと思う主人公の気持ちと
それに寄り添う東宮の気持ちが雅びさに包まれて
良作となっているかと思います。

オメガバースものとは別に気になる点も。
たまに乱れる地の文はともかく
突然賊がカタカナ言葉を話すのはそこまで築いたものをぶち壊した感が。
ここまで来てどうして!って忸怩たる思いが。
後は好みの問題なのでしょうが
主上と妃をもっと取り合って少し争っていただいてもかまわなかったかと。
息子や孫の妃に手を出す話は実際にありますので。(表だってはですけど)
まあ東宮が「どうします」というのはいかがなものかと思ったけど。
そこをもう少し工夫していただけたらとは思いました。
毒殺部分ももう少し書きこんでと。
あと、幸臣と備前をもっと書き込んで欲しかったかと。
この二人はまだまだ物語を彩ったかと。
少し周囲のことが散漫になってしまっているのが気になったところです。
まあ、どこを楽しむかによるのかもしれないと思いますけどね。

最後の歌の場面はわたし的には好みな終わり方でした。

「解語の花の貴なる夫の君」
番外のこれ読んでやっぱり私にはオメガバースものは
あわないのだなって思いました。
いや、お話としては大変雅で愛らしいお話ではありましたので
その点では評価します。
単なる私の趣味趣向として。
多分この話がなければ・・・と思ったりもします。

オメガバースもの大丈夫で
雅大好きならおすすめなお話です。
まあ、全体に雅さにくるまれていたし、
主役の気持ち的な部分では嫌な部分はなかったので
(すごい心惹かれたというわけでもないけど)
オメガバースもの苦手な私でも大きな問題なく読めましたからね。
その点では評価あげても良いかもとは思います。

☆は3.5つけて4と評価しても良い気もするのですが
私の嗜好の問題を差し引いて3にします。
(あくまでも私の評価なのであしからず)

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電子書籍

「花は、ようやく移ろったか・・・?」本文より。

2023/03/19 22:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る

「古典オタクの書く偽王朝物語」とあとがきにありますが、唐の国と平安京をモデルにした、古典好きには嬉しい東宮オメガバースです。

ネタバレがあります。

●瑞穂国の東宮で16歳α(尊/貴人)の攻め・英明
●黄の第五子第二皇子だった18歳Ω(卑/稀人)の受け・ウー(翠玉/字は白菊)
○本編は受け視点、その後談は攻め視点、番外編は受け視点

皇帝と西国の踊り子でΩだった母とのあいだに生まれ、将来を期待されていた第五子第二皇子のウー。ところが10歳のとき黄では差別の対象となる「卑(Ω)」だったことがわかり、以来ずっと幽閉されて育ちました。

そして18歳になると、ウーは瑞穂国の朝貢使節の帰国にともない特使として随行することに。大陸の東の大国・黄からしたら後進、あるいは蛮族の国と蔑んでいた島・瑞穂国への派遣は期限のないもので、それは厄介払いを意味していました。哀しみをこらえたどり着いた瑞穂国で、ウーは東宮から妃に望まれて・・・

母国で冷遇されていた第二皇子が、派遣された国の東宮と出会い、体と待遇、そして心まで満たされてつがいとなります。閉鎖的な宮中で、東宮と愛を育て睦み合う姿に読んでいるこちらも面映くなりました。

エッチなシーンも古典を意識した表現で、逆にエロい!

儀式や服装など詳しい説明もあるので古典に詳しくなくても大丈夫です。むしろこの作品から古典を好きになるかもしれません。

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2020/10/08 08:49

投稿元:ブクログ

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