温度感がちょうどいい
2021/08/05 21:10
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
体調が悪い時に読む燃え殻さんの著作の「ちょうどよさ」みたいな概念がある。何気ない日常というよりも、数年経った後に思い出す人生のハイライト(よくも悪くも)を優しく切り抜いている。つらさをマスキングしてくれる酒、陽キャに出くわした時のしんどさとか。
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
弱りきった部分も飾らずそのままでいいと思わせてくれるような等身大エッセイ。繊細で籠りがちな自虐ネタもクスッと笑えるテイストに仕上げてあり、読後に穏やかな気持ちが広がった。
エッセイは苦手だ!
2022/02/04 05:49
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
エッセイを読んでいると、本の中に入り込めず集中できない。
集中して読むものではないからなのは分かっちゃいるけど、残念な気持ちになってしまう。
ついつい他の人のレビューを読みたくなる。
こういうところに面白味を感じているのか。
辛いときに共感してくれるような燃え殻さんを好きになるのは分かるように思える。
などなど、でもやっぱり途中で読むのを諦めてしまう自分に、後ろめたい気持ちを隠しながら、自分は分かっていないやつだなあと、完
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ことあるごとに刺さる
何もなかった時に必死に何者かでいようともがいてたのを思い出す。
連載終わりなのとっても残念。
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Twitterで作者のことを知っていたが、本を読むのは初めて。兼業作家の生活が垣間見えるのが興味深い。
燃え殻さんの文章は、悲しい話もどこかユーモラスに感じる、不思議な魅力がある。
本書に紹介されていた爪切男さんの本も、読みたくなってきた。
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ここ数ヶ月、急激に燃え殻さんを追うように彼が発信する色々に注目してきました。
本が発売されることがまず大変嬉しいです。心から、お疲れさまですとお伝えしたいです。
私が本を読むきっかけになったのが「ボクたちはみんな大人になれなかった」それから「すべて忘れてしまうから」と、「相談の森」そしてやっと「夢に迷って、タクシーを呼んだ」
文章どうこう私にはわかりませんが、これからも迷ったら燃え殻さんの文章を読みます。まだまだどっぷり愛読者です。
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燃え殻さんの文章の根底に流れる
哀しみが好きだ。
一つひとつのエッセイに、
私の中に「あるある」な、やるせなさや
悲しみや切なさが立ち上がり、
燃え殻さんの文章に癒されて
暖かく包まれる。
ラスト二行にグッときて、
ありがとう…という想いで読了した。
読み終わるのが惜しいような
よき読書時間だった。
また、イラストも秀逸。
語られた話の余韻をより深くしてくれている。
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暗くって哀しくって少しユーモラスで、なかなかどうでもいいよう内容の抒情的エッセイ。
美しい文章には人の心を癒す不思議なちからが宿っているなぁ、と燃え殻さんの作品を読むといつも思う。
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表紙の絵と、どことなく哀愁を感じさせる文章が好き。全然関係のない人生なのに、自分と重ねてしまうところも好き。
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だいたい20ページから30ページくらいに
心に刺さる一文と出会える、そんなエッセイだった。
そのくらいのページのスパンで、筆者の人生と僕の人生が
ちょっとばかり重なっているのかもしれない。
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燃え殻さんの作品はいつも自分を安心させてくれる。
「俺もそんな気分になるな」って思う。
今回の作品も素晴らしかった、この本に出会えて嬉しい。
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帯がせっちゃんだから買いました。燃え殻さんの本は帯が私好みだからずるい。序盤で小沢さんの話が出てきて1人発狂しました。なんであんなに恰好いいんでしょうか。お笑い芸人さんで1番好きです。(本の感想ちゃう)
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後書きで、燃え殻さんが、「ぼくと同じ気持ちを感じたことある人が1人でもいてくれたら」とあったが、短いエピソードのなかには分かるなあ、それ私もムリぃぃいみたいなことが沢山ありすぎて、この人ずるいなと思った。わたしがおかしいんだろか。
エッセイって、有名な人がかかないとただの日記でしかなくて誰も興味を持たない、と聞いたことあるけど、燃え殻さんは有名になったから面白いんだろか?ひねくれた40代おじさん代表だから、面白いんだろか?よくわからないけどちゃんと完成された、エッセイだった。
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非常階段でキャバクラの店長と大量のアメリカンドッグを食べた夜、タクシーの中で「この世界ってさロマンチックなことが少なすぎるんだよ」と言う女優、DVからフリーハグする男。
燃え殻さんの人生で一瞬通り過ぎていった忘れ得ぬ人々が残した爪痕の数々を垣間見た。
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連載「すべてを忘れてしまうから」の後半部分だそうだ。前作(前半)を読んだ時も同じ経験をしたわけでもないのにわかる!と思ったが、今回も自分の思い出をそっとなぞられている気がした。同じ時代に同じ場所で同じような経験をしても、時はそれをそれぞれの物語に改竄する。後に懐かしがって記憶をすり合わせたって同じになるわけがない。人はそうやって自分の均衡を作って生きている。記憶の改竄…それもすべてを忘れる一つの経緯なのだろう。燃え殻さんの言葉は思い出した過去の美しさも痛みも優しくくるんでくれた。