投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
話題の映画原作本ということで読了。
アメリカ大統領の息子アレックスとイギリスの王子ヘンリーのラブロマンス。
好きなところは、二人のメールのやりとり。親交が深まっていくのがはっきり見える。道具(=スマホ)は現代的だけど、このやりとりでの詩や文章の引用が文脈に完璧に合っていてロマンティックで美しかった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
以前読んだ、イギリス人作家のBL作品「ボーイフレンド演じます」に続いて、アメリカ人作家のBL 作品を読んでみました。
共通するのは、どちらも分厚い‼️
でもイギリスの文化や社会情勢が会話の至るところに盛り込まれた前者に比べて、後者の作品はとても読みやすかったです。悪者が分かりやすく存在し、それを愛、友情の力で乗り越えていく‼️めちゃめちゃベタで都合のよすぎる展開ではありますが、単純に面白かったです‼️
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
先に映画をアマプラで観て、あまりに良すぎて原作も読みました。他の方も仰ってますが私は映画が先で良かったかな。
原作小説はとにかく登場人物が多いし政治や人物のバックボーンも細かく描かれてるので飲み込むのに時間がかかります。
それでもややこしさとか取っ付きにくさはあまり無くて、若い主人公2人を中心にフランクな会話が多くてメールのやり取りも読めるので意外と読み進めるのには苦労しなかったです。
映画はほんとに優秀な(原作の)エッセンシャル版という感じで、これだけでも十分だけど作品やキャラクターへの解像度を上げたいなら原作も絶対読んでほしい!
個人的には映画でアレックスが母にカミングアウトするシーンがすごく好きだったので、原作小説だとこういう流れなのね…とちょっと寂しく感じました。どちらかと言うと原作は現実主義的、映画はロマンチック重視かな?
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
なかなか…パラレルワールドとして読んで…面白かったな〜!
テンポ良く読めました。
彼らの仲間になって、はしゃぎたい気持ちになります。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最高としか言いようのないお話でした。
アメリカ大統領の息子であるアレックスとイギリス王子のヘンリーの恋物語なのですが、紆余曲折あって最後の大団円に繋がるまでの過程が素晴らしい。
2人が段々と気持ちを通い合わせ、恋人となってからのやり取りにも胸のときめきが止まりませんでした。
またお互いがお互いの存在に支えられ、ともに成長していくのも見応えがありました。
読めて良かったと心から思えた一冊です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
うわぁあよすぎた、みんな読もう。
まず設定からして本当に良い。アメリカ大統領の息子と英国の王子の一筋縄ではいかないロマンス+成長物語…まわりの登場人物も個性豊かでとても好き、三人組も六人組も大人たちもみんな魅力的すぎる。
アメリカの大統領選挙などの政治面、性別や人種、セクシュアリティなどの社会面などもしっかり書かれていて、日本のBLによくある受け攻めの特有の性格などもなく、リアリティがあって面白かった。
ふたりのメールのやり取りにもにやにやさせられっぱなしだったし、追伸で歴史上の同性愛者のことばを引用していたのもよかった、素敵すぎる。映画も見たいし、ジェーン・オースティン作品も読みたくなった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
あらすじ(二見書房より)アメリカ初の女性大統領の長男アレックスは、英国のフィリップ王子のロイヤル・ウエディングへの参列を前に憂鬱だった。フィリップの弟ヘンリーとアレックスは、女性誌に載る回数を競うライバル同士だと言われるが、いつも冷淡なヘンリーがアレックスは苦手だ。その夜の晩餐会でも、冷ややかな態度をとる王子の肩に思わず手をかけた次の瞬間、一緒にウエディング・ケーキの上に倒れ込んでしまった。米英戦争勃発かと世間は大騒ぎになり、二人は全世界に向けて仲のよさをアピールすることになるが……(https://www.futami.co.jp/book/5089)
映画からの原作本!メインはアレックス視点なんだけど、メールのやりとりやらSNSやらを交えてあって新鮮、読みやすい。Z世代というか若者らしさのある物語だけど、大統領選挙の裏側とか政治的な話も結構あっておもしろい。あとはもうアレックスがヘンリーのこと好きすぎて笑っちゃう。
映画ではそこまで描かれなかったヘンリーの豊富な文学知識が魅力的だった。彼が王室のせいで己を隠し続けてきたことと、それに反して如何に自分がゲイであることに誇りを持っているかが(主に彼の文学的な知識を通して)繰り返し出てくるので、余計辛さが増す。映画だとちょっと弱々しい印象が強かったヘンリーだけど、本だと強さが感じられた。
アレックスも映画だと最初からバイセクシュアルであることをわかっていたっぽかったけど、本はヘンリーを通じて自認する。自分をヘテロセクシュアルと信じて疑わなかったのに、あれ?という混乱からの逆になぜ今まで気づかなかったんだ?という納得感まで。実際そんなもんなのかもなあ…
あとこの物語の転換点になるアウティングなんだけど、これ、映画と全然違うね!?!?
映画版であまり納得いかなかったので、本にその説明を求めていたのだが、全然違ってびっくり。ではなぜこれを映画は変えてしまったのか、改悪だ…
アレックスのロールモデル、ラファエル・ルナがとてもいい役だったので、彼が出てこないのもちょっとあれね…そして彼が抱えていたこともちょっと触れただけだったけど、かなり重たいものだった…
最後に書かれているように、現実よりもちょっと良くなった世界線の話なので、現実だとこうはならんだろうなあとちょっと悲しくなる…王室だったり、何かと伝統や歴史を求められ、常に人の目に晒され、本当の自分を見せることを禁じられている人がこれまでいなかったとも、今後現れないとも言えない。今後そんな人が現れる時に世界が今よりも寛容でありますように。
これは内容とはあまり関係ないけれど、、本の中にちょっとだけ、ネタニヤフ、バイデンが登場したので、今起きている虐殺のことを思い出して辛くなった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
2024.05.23
くっっっっそ忙しいのに郵便局まで取りに行って、朝の4時まで読むという
Amazonプライム・ビデオからの原作だけど、映画では見ることができなかった部分も知れて最高
中心となる2人だけじゃなくて、キャラクターの立った登場人物それぞれのやり取りが素敵
とにかく翻訳もの独特の台詞回しというか言葉づかいが面白くてしょうがなくて
プライベートな言葉のやり取りももちろんだけど、大統領選に関わって大衆に向けたスピーチもまた面白い
心を震わせる言葉ってある
作品として、ロマンスとしてはもちろんだけど、そのほかの面も豊かで素敵、厚みがある
ま、かっこいいこと言っても、2人に幸あれ感は最高潮なんですけどね