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太平天国 みんなのレビュー

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みんなのレビュー15件

みんなの評価4.2

評価内訳

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15 件中 1 件~ 15 件を表示

「党国体制」という言葉

2020/12/27 12:24

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は太平天国の主張について「往々にして貧困と差別に苦しんだ客家のコンプレックスの裏返し」(101頁)という認識なのは、この本の基調だ。中原を追われた客家が自らの原風景である中原への回帰という観念が太平天国(というより天王洪秀全)の行動を、ある時期から決めていたようだが、洪秀全が理解した形でのキリスト教の認識が元になっている。例えば白蓮教あたりの主張との共通点があるのではないか。
 太平天国では「皇帝」号はヤハウェのみに用いるべきものとして扱われて、洪秀全は「天王」と号していたにしても、諸王を封じ、列強とは華夷秩序による朝貢外交での関係を結びたいと認識していたのは、やはり彼が従来からの思想から抜けきれなかったことの表れだと見ていいだろう。もっとも、それは時代的な制約があるから、無理がないかもしれない。
 240頁の小見出しにある「党国体制」という言葉は国民党が使っていた言葉だ。中国共産党の体質は何も延安整風運動から始まるのではなく、長征以前の毛沢東が党内の指導権を握る前から共通しているし、ソ連共産党の体質に由来している点もある。この本にはほとんど出て来ない中国国民党にしても、2・28事件や台湾に拠点を移す前後の白色テロに見られるように独裁政党だった時期がある。以前の中国国民党と中国共産党に見られる独裁政党としての体質が太平天国に由来しているかどうかは分からないが、共通した基盤はあると思う。

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太平天国とは何か

2025/03/07 23:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平天国の乱とはなんだったのか、その勃発から滅亡までの流れがこの一冊でわかる。現代の中国の問題とも絡んで面白い。

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なんだか現代の中国共産党を彷彿とさせる組織

2021/04/17 22:28

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平天国の乱が起こったのが1951年、日本にペリーが来航する2年前、明治維新からは15年ほど前の話だ。太平の世というのは「家をあけっぱなしにしで、道にものが落ちていてもだれも拾わず、男女は別々の道を歩く」世界のことで、大同思想のユートピアのことをさすのだと洪秀全は語る、彼の造りたかった国は清を倒し漢人が支配する国家(しかし、洪の家は「客家」とよばれ移民扱いされていたというが)だという、天朝田畝制度を始めとした平等社会の実現を目指していたが現実には権力を持った者たちが権力争いに終始するという結果に終わってしまうという、なんだか現代の中国共産党を彷彿とさせる組織だ(中国共産党も漢民族以外の中国人を夷狄扱いし迫害している)、歴史は繰り返すのだろうか

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色々な背景があって

2023/11/11 08:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アオイコオオカミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

夢を見ていたのか・・・
空想的な社会主義観がありますね。

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抱いた理想に焼かれた末路

2024/06/19 16:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平天国の興亡史。広大な清朝のみならず西欧諸国も絡むため、新書サイズに圧縮すると、膨大な固有名詞に暴露されて目眩を起こしそうになる。淡々とした語りで大まかな流れを書いている一方で、洪秀全とキリスト教の出会いや、客家と聖書の一致、土着のシャーマニズムの影響など、太平天国の精神に影響を与えた要点をしっかり押さえている。

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2021/04/27 06:14

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2021/01/30 11:43

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2021/12/17 14:18

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2021/01/24 18:58

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2021/03/08 00:11

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2021/06/18 22:19

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2022/02/22 08:31

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2022/03/18 01:29

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2022/04/22 13:39

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2023/12/24 22:28

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