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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

電子書籍

後書きも多く、満足度高め

2022/02/09 10:19

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズ3作目。
中世ヨーロッパの某王朝をモデルにし、そこに土着の妃が王妃として立っていく物語。
王朝を運営していく上での経済や宗教の問題にもしっかりページが割かれていて読み応えがあります。
南部の民が信仰心を持たない歴史的な理由や、シスターとの問答にも説得力があり面白かったです。
成長したルイ王子や、後世から俯瞰した描写を盛り込んだ短編もお見事。
後書きもページ数が多く、この作品を執筆する上での研究についても触れられていて面白かったです。
個人的にはハロルドがもやもやするお話もとても読みたいです。

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紙の本

重厚な作品

2023/06/04 09:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者があとがきで書いている通り16世紀前後のスペインをモデルとした作品である。一見ラノベ風であるが、とんでもない。重厚な歴史小説である。もしラノベの雰囲気があるとしたら、登場人物各人のキャラクター設定があまりにもくっきりしすぎている点かな。語り口はやや喋り過ぎの感はあるが、私は好きである。ただ途中 時々交じる「後日譚」は興をそがれてしまう。

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紙の本

ハロルド王に幻滅しましたね

2021/09/30 10:27

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
複雑な背景を持つ国家の変遷の過渡期で王妃となったベルタを主軸にした架空国家のヒストリカル第3弾。
遷都に伴い財政難となった国庫を鑑みて、南部との融和にもちょうどよいと異母弟を王都に迎えて帳簿付けをさせたり、唯一の王子ルイの洗礼や立太子の件が宗教的な問題から時間がかかったりする話。

シスター・ステラとのエピソードが刺さる。
本来の信仰心が厚い宗教家のあるべき姿に見える。

一巻のときも思ったけど、舞台がイベリア半島想定でも、この辺りの宗教分離は英国国教会がモデルだよねぇ。
発端は真逆だろうけど。
確か英国国教会は離婚を認めないキリスト教を信仰しながらも、政治的に離婚したかったから分離したんだよね。
こっちは一夫一妻じゃなくて重婚という方法をとるための分離だけど。

離婚ではなく重婚という形でマルグリットを手放さなかったからこそ最後のシーンがあるわけだけど、あれでハロルド王には若干幻滅したよね。
ベルタは彼が何をしても許すだろう、とか考えながらマルグリットを抱きしめてキスするシーン必要だった?
ベルタの前でさえ、ほとんど為政者として完璧であろうとするハロルドが、結局素を見せて思うさま行動するのがマルグリット相手にだけ、というのは読んでいてかなり微妙な気持ちになった。
もちろんハロルドが王妃としてのベルタに強く惹かれていて、なおかつマルグリットとは過ごした年月の長さが違う、という前提があるとしても。
モデル通りの離婚にならず、重婚になったのは、こういうハロルドの性格ゆえの決断なんだろうなぁと苦い気持ちになったわ。

新キャラのレアンドロが面白かったからまだ良かったけど、全体的に3巻目を読んで良かったかどうかというと、なんともいいきれない気持ちになってしまうわ。

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紙の本

ハイコンテクストに綴られた王室の物語

2024/01/12 23:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る

思わぬ懐妊から始まり、遷都で近づく王と妃を経て、いよいよ国の分断にメスを入れる第3巻。
内政物に詳しくないので何ともだが、作品内容は「何も起きないように手を尽くす」という一見地味ながら水面下では危ない綱渡りを繰り広げる展開が軸になっているように思えた。最善手が「何もしない」であることが多く、大人しい場面が続くものの、登場人物の内面や境遇、作中世界の情勢を散りばめることで緊張感を維持し、いわば静的な立ち回りが表現されている。こういう書き方があることを知れたのは大収穫。その代わり、登場人物のエゴがかち合うシーンが数えるほどしかなく、エゴが見えても空回りする方が多いせいか、ワクワクする読み心地はほぼなかった。一番心躍ったのが異端審問のシーンだった点からいっても、やはりノットフォーミーというやつだろう。
しかし、ベルタの演説や、後世の歴史家による記述という形で表記された箇所の文体のまとまり具合は本職かと疑うほど様になっていて、作者の歴史好きを垣間見たようなほっこりした気持ちにさせられた。小説も良いかもしれないが、作者には歴史本の執筆も是非とも検討してもらいたい次第だ。

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紙の本

ルイの大人になってからのエピソードも読める

2022/01/01 15:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る

相変わらず、本格的な作品だと思いました。少しわかりにくいというか難しいと感じた部分はありましたが、雰囲気が「本格的な歴史に関する書物」を読んでいるという感じだったので、特に不満はありません。多分、私の理解力が不足していたのだろうと思っています。この巻ではルイ王子が大人になってからのエピソードも読めるのですが、ルイ王子が成長してどんな風になったかわかって面白かったです。

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電子書籍

3巻

2021/09/29 16:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かったです。
でもルイが将来こんな感じか・・・・。
オリヴィアが好きだけど浮気というか他にもいろいろするし、庶子もいるっぽいんですね笑

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2021/05/22 18:53

投稿元:ブクログ

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