紙の本
本当のお店があったらいいのに
2022/08/21 15:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななな - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が山で遭難するところから始まる。結構ヤバい状況ではないかと思っていると犬を連れた男に助けられる。
男の職業は猟師。世捨人みたいな暮らしをしている。料理人の主人公が近づいても頑な。ある事件をきっかけに、付き合いができる。男の過去に何があったのか。
そんな緊迫感のある間に出てくる料理がとても美味しそう。本当のお店があったらいいのに。
紙の本
犬と狩り
2022/01/15 16:19
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
おいしそうな料理があちこちに出てきて食べたくなりました。登場人物達のジビエのこだわりに考えさせられるところがありました。坂木司先生のおまけも良いです。
紙の本
命とのつきあいかた
2023/03/03 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬の描写はこの作者ならでは。かわいい。
狩猟とジビエを巡り「命をいただく」という行為を考えざるを得ない物語だと思う。
生きているものを食べる事の罪悪感、極端な犯人の思考、狩ったいきものを処理し、調理する人。
すべてにおいて正解はないのが辛い。
せめて、食べものを粗末にしないで生きていきたい。
そう思う。
紙の本
絞り切れない後味。
2023/02/07 20:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーは苦手なので、この作品なら読めるかと購入。
犬の存在もかわいくてスイスイ読んでいたが、結局何が言いたいのかを掴めなかった。
テーマの広げ過ぎではないか?
電子書籍
淡々とした友情
2021/11/01 22:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジビエ料理店のシェフと、狩猟で身を立てている男の淡々とした友情話?
ちょっとミステリーも入っているが、狩猟したものをどう食べるかの描写が多く、ミステリとしては弱い感じでした。
主人公が学校の成績は良かったのにオーナーシェフとしては店を潰してしまった理由が分からないまま終わったような。
紙の本
作家さんで買っちゃう
2021/09/30 21:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新刊出てると買っちゃう作家さんいますよね。今回は特に表紙もかわいいし、タイトルもかわいいし、すぐには読む予定なくても持っていたい感じです。
投稿元:
レビューを見る
ジビエ大好きな私にはとっても飯テロ小説でした。(鴨も鹿も好き♪)
雇われたオーナのシェフ亮二は売り上げの店の売り上げが上がらないことに焦っていた。そんな時に出会った漁師大高。
彼にご馳走された若猪のうまさに、定期的に仕入れたいと願う亮二なのですが……。
ジビエは好き嫌いもありますし、野生の動物を食べるということで反感を持つ人が多いのも事実。
そんな中でだんだんと亮二と大高の距離が近づいていくのがいいなぁと思いながら読んでました。
合鴨のねぎまが食べたいと切に願ってしまいました。おいしいんだよね( *´艸`)
投稿元:
レビューを見る
お料理が出てきますが、ジビエがメインのストーリー。
「人間とその他の命」のお話でした。
大高さんの「自分の人生を複雑にしたくない」という言葉には考えさせられました。
投稿元:
レビューを見る
ミステリではあるけれど、コテコテどろどろな描き方ではない軽く読み進められるお話だった。
しかしながら、内容はなかなかに骨太であったし、テーマもズッシリとしている。ペットを飼っているので尚更かんがえさせられた。何事も極端過ぎないような心持ちでいたいものだ。
蛇足だが、坂木司さんの解説が個人的には嬉しい。
投稿元:
レビューを見る
第一章 夏の猪 第二章 ヤマシギのロースト
第三章 若猪のタルト 第四章 小鴨のソテー サルミソース
第五章 フロマージュ・ド・テット 第六章 猪のパテ
第七章 ぼたん鍋 第八章 雪男
第九章 鹿レバーの赤ワイン醤油漬け 第十章 熊鍋
第十一章 ヒヨドリのロースト みかんのソース
ジビエ料理、野生の肉を食べた事は多分ない。鹿と鳩、猪は食べたかな。野生かどうか記憶にないので違うと思う。
害獣駆除のために殺して食べるための処理をする。人の勝手な都合だと思う。自分なりに落としどころを捉えてその仕事をしてくれる猟師さんにごめんなさいと言いたい。
シェフの料理は食べたい気持ちがいっぱいになった。
謎解きも面白く、色々満載で満腹。
投稿元:
レビューを見る
猟師の大高は鳥獣を捕獲し止めを刺した後、自身の手で解体し調理してから食べる。
だからこそ食材にも敬意を示せる。
大高に感化されたシェフの亮二も、食材が少しでも美味しくなるよう料理する。
ジビエ料理の美味しい描写を楽しむ反面、生々しい食材の生命を意識させる作品。
投稿元:
レビューを見る
帯には「美味しい料理ミステリー」とありますが、『マカロンはマカロン』みたいなのを期待しているとちょっと違うかな。主人公は雇われシェフの亮二。優秀な成績でフランスの料理学校を卒業したものの、これまでお店を2軒潰してしまった。悶々とする中、休みの日に猟に入った山の中であやうく遭難しかける。それを助けてくれたのは、猟師の大高。 以前からジビエを出したいと思っていた亮二は大高の元に通うようになる。 大高の周囲で不可思議な事件が起こるが、ほのぼの日常ミステリみたいなものではなく。 生き方とか命とか仕事とか、色々なことが描かれている。シリーズ化したら読むけど、繰り返し読むにはちょっと重たいかな。
投稿元:
レビューを見る
いのちをいただくことの意味を考えさせられる。
重いテーマだけど、おいしいジビエ料理と気の良いシェフ達の存在ですいすい読めた。
投稿元:
レビューを見る
料理に関する小説にはまったので読んでみた。
はまった理由としては、単純に美味しそうな描写好きなのと、料理メインの小説はストーリー的にジェットコースターのような展開がなく、人間の邪な部分も少ないので読んでいてほっこりするからだと思う。ただこの小説については後者の部分であまり好きになれない、というか読了感があまり良くない。
ジビエについて色々な考えが知れるのは良かった。
投稿元:
レビューを見る
シェフと猟師が出会って、お互いに成長していく。自信のなかったシェフがいろんなことに挑戦したり、人と関わりたくない面倒なことはしたくない猟師が人と関わっていったり。猟をどのように捉えるかで、戦いも起こること。いろんな考えがあるのはわかるけど、過激なのは怖いな、、、と思った。あとがきが坂木司さんで、私も同じ意見でこの本は出会い編だと信じてる。続編も読みたいし期待してます!