彼女が最後に見たものは みんなのレビュー

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前作は未読ですが、十分楽しめました！
登場人物に翻弄され二転三転、おもしろかった〜！
登場人物たちの境遇などを思うと
どんどん心が暗くなっていくのに、
最終的な読後感はすごくよかったです。

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三ツ矢刑事が魅了的な二作目
マイペースな捜査がおもしろいし、それに振り回される相棒もかわいい
解説の最後にあるようにこの小説の映像化に期待しちゃう　誰が三ツ矢刑事えんじるのかなぁ〜

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これ第二弾だったのか、、

登場人物が多くてついていくのが大変だし、時系列も結構前後するので訳分からんくなりかけたけど、最後の最後で一つに繋がったのは圧巻。

イヤミスというジャンルがあるんだなと。
(この本はそうではないのかもだが)

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前作よりこちらの方が共感できたというか、入り込みやすかったです。何をもって幸せというのか… 。搾取される者はずっと搾取され続ける人生なのかな。
文字にして書いてあるものを読んでみると、今のSNS社会が異常で、気味悪く、滑稽に見えます。たまたまこれを読んだ後ニュースを見たら、年越しそばをテーブル席で待っている若い夫婦と小学2年くらいの子の3人家族が映ったんですが、同じテーブルにいるのに、3人ともスマホかタブレットを一生懸命見ていて。うーん、なんだろうと思いました。

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シリーズ二作目、２人の刑事さんが事件を解決するのですが、本当にサクサク読めますね。
他の警察の動きや捜査会議などの描写がほとんど無いので、とてもライトで読みやすいです。

帯の書評に、
『ラスト1行、脊髄にズン！ときた。』
とありましたが、登場人物の松波郁子さんの強さを思い知らされました。
大人は欲や願望に溺れて、子供は被害者になり、傷付け合ってしまった登場人物たち。
うまく幸せになって欲しいです。

ですがね、こんなに悲しい２つの事件、起きて欲しくなかった…
そうしたら、この物語は無いわけだけれども。

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前作が面白くて読んだがこちらのほうがさらに好きでした。

殺されたホームレスと聞くとかなりマイナスなイメージを持つが真相を知るとひとりぼっちじゃなかったんだ、とちょっとほっとする気持ちになり複雑な感情になりました。

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登場人物が多くてどこがどうなってラストに進むのだろうって読み進めていたけど思った以上に真相がスッキリ。
三ツ矢と岳斗のコンビが今回もいい感じだったな。

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あの日君は〜を先に読了していて
三ツ矢さんも今回同様、いいキャラクターだったけど
他の登場人物もまぁ濃くて
私の中では脇役だったけど

三ツ矢さんと、岳斗のコンビ最高なので、シリーズ化してたくさん読みたい

今回も、全て綺麗に伏線回収されて、読了感はスッキリ、そしてちょっと切なき

まさきとしかさんは
ホント好きで、いつもブックオフで安価で買うけど
どうしても読みたく定価で購入、
そして定価で購入価値あり！

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三ツ矢と田所。二人の刑事が解決する「あの日、君は何をした」の続編です。

一人目の被害者は東山義春50歳。
昨年8月18日にナイフで胸を刺されているのが公園で見つかります。

二人目の被害者は、その1年4か月後。12月24日の夜。
空きビルの1階で女性が死んでいるのが見つかり、のちに松波郁子56歳のホームレスらしき女性と判明します。

東山義春の殺害現場で採取された指紋のひとつに松波郁子の指紋が一致したことから、二つの事件の関連を三ツ矢と田所は調査し始めます。

東山の妻の、東山里沙、松波の夫を轢いてしまったトラック運転手の井波勇介の別れた元妻の成美は好きになれないキャラクターで、なんておかしな女性ばかり出てくると途中思いました。

それに比べて亡くなった松波郁子はまるで神様のようにやさしいと思いました。
この小説を読み終わって浮かんだ曲があります。
映像化されたら最後に流してほしいです。


讃美歌312番
いつくしみ深き　友なるイエスは
罪とか憂いを　とり去りたもう
こころの憂えを　包まず述べて
などかは下さぬ　負える重荷を