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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集ということで1篇1篇はとても短く、読みやすくはありますが物足りない気もしました。その中でも実朝の飼い猫の目線から実朝暗殺を描いた砂原浩太朗「実朝の猫」、ユーモラスな味わいもあった吉森大祐「ある坂東武者の一生」が面白かったです。
13人による鎌倉時代
2022/08/11 16:59
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大河ドラマとのタイアップなのでしょうか
帯にはそのように書いてありました
それぞれ短いながらも面白かったです
鎌倉に出かけてみたくなりました
地図や人物相関図、扉のページの解説があるのも良かったです
高田先生の手法ですね
執筆者紹介も短文ですが知らない方もいたので
あって良かったと思いました
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歴史小説が苦手な人にも読みやすいと思います。
様々な思惑がうごめく武家のはじまりの時代。その時代背景がよくわかりますし、素敵な話もたくさん。
そして、何より出かけたくなる。あー、修善寺の温泉でゆったりしたい~。
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それぞれの作者によって書かれた短編作品なので、色んな視点と手法で新鮮な気持ちで読むことが出来る。歴史的解釈はそれぞれなので、大河ドラマ鎌倉殿の13人とセットで見るための付録的な立ち位置で読むと面白い。
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「13人」の小説家が「鎌倉」時代について書いた作品集。どの作品も面白いし、最新研究や資料を読み込まれている感じがして、興味もそそられる。
この本片手に鎌倉を歩きたい。
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大河ドラマと合わせて読みました。
歴史は勝者が作るとはよく聞く話ですが、正史はそうなのだろうなとつくづく思います。そして、それだけではなく、歴史とは解釈なのだなと深く思います。特に歴史小説を読んだ後には。そして、このようなアンソロジーを読むと、一編ごとに少しずつ変わっていく(あるいは観点を変えていく、ずれていく)解釈が実に面白いものです。
一冊の長編を読み通すのも面白いのですが、これはある観点からの物語を深くしていくことだと思います。アンソロジーには多観点から読み解いていく、そして、一編ずつを積み重ねて一冊の流れを読み解いていく楽しみがあります。
私は背表紙に「高田崇文ほか」とあったので購入しました。さすがに高田崇文、掉尾を飾るにふさわしい面白さです。しかし、そこに至るまでの一編一編が良い味を出していました。
「実朝の猫」(砂原浩太朗)が異色な感じでお気に入りになりそうです。
結構、はやく読み進めます。すいすい読みました。その中で、「実朝の猫」と「修善寺の鬼」はじっくりと読みました。
アンソロジーは誰が編んだのかが気になります。
雑誌に載ったものを文庫化したようなので、アンソロジーという見方をしないのかもしれません。しかし、編者の視点を意識しながら、この1冊を読みました。
今年が旬の本でしょう。
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NHK大河ドラマ、鎌倉殿と13人、を見ているので、それぞれの物語を読むたびに、役者の顔が浮かび、楽しんだ。
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大河ドラマに合わせて書かれた短編小説
ドラマも終盤になった今、逸話の違いが面白い。歴史上の事実だけは変えず、具体的な物語にするなら同じ逸話も印象が真逆な話にもなる。大河ドラマと小説とのコラボ、面白かったです