懐かしい面々との再会。
2022/08/28 16:41
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あのキッカによるアムロの真の姿を伝えるストーリー。
アクシズでのシャアとの死闘より2年。
アムロも行方不明扱いから戦死者扱いに。
撃墜王、英雄と呼ばれるアムロに違和感を感じるキッカは、関係者への取材を通し、アムロが何を思い生きたかを明らかにし、残そうとする。
義母であるフラウに相談すると、あの彼を紹介され...
大学生になったキッカ。
取材のために世界を巡るが...あの洗面台ブシャーはお約束か。
大人になったキッカのそれは...
ホワイトベース隊の懐かしい面々が登場。
あぁいたなそう言えばなメンバーも。
あの彼はサナリィに入る前で、まだ禿げてはいないな。
彼らから見たアムロ・レイと言う人間。
それが語られると共に、彼らのその後も描かれ、一度に二度美味しい...かな?
まだ続く、キッカのアムロ探しの旅。
懐かしの小さなキッカもところどころに。
次は誰が?
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投稿者:あれこれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、キッカ・コバヤシです。
出版社とのいざこざから、アムロ・レイの伝記を書くことになった。
カイのつてを頼りに、ホワイトベースの乗組員や、アムロの母親から取材していきます。
そこからは、パイロットとしてのアムロではなく、語られなかったアムロの一面が、語られます。
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投稿者:カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ガンダムの漫画ってほぼちゃんと読んだ記憶はなく、漫画でドンパチを見る面白さを大して感じなかった分、こういったヒューマンドラマに振った内容はガンダムモノとして新鮮で、立派な女性になったキッカが主人公なのもいい。
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逆襲のシャアでアクシズ・ショック後に生死不明となったアムロ・レイ。彼の足跡をキッカ・コバヤシがたどる、という物語です。
ホワイトベースの一員として共に一年戦争を経験したキッカ。あのカツ、レツ、キッカの子供たち。彼女が成長して、戦争の続いている宇宙世紀をアムロを通じてどんな風に描くのか。しかし、キッカがねぇ。彼女自身が、一年戦争から続く戦争の時代をどのように生き延びてきたのか、それをどう感じているかも気になるし、これから再会するかつてのクルーの面々とどんな会話をして、どういう感情もを持つのか、が気になります。
アムロの伝記かあ。ノンフィクションだと検閲対象になりそうだけど、「ピューリッツァー」というタイトルなので、忖度まみれのアムロ伝(多分、玉石混交で溢れてる)とは違うものなんでしょう。だからこそのキッカが主人公なんだし。
フラウに始まり、ジョブ・ジョン、オムル、オスカとクルーを訪ね、母親のカマリアの元へも取材に行くキッカ。それぞれがそれぞれの人生を、未来へ向かって歩んでいる。カマリアは、いまだに英雄となったアムロと、自分の元にいたアムロとの齟齬が大きいようで、彼女はあの当時のままなのかな、と感じます。
ジョブ・ジョンとSNRIのつながりが少し提示されたのは、嬉しい。腐利かけていた彼を立ち上がらせたのは、キッカがきっかけだったということか。その未来はFF90に繋がると思うと、なかなか感慨深いものがある。あの舞台がどんな結末迎えるかはわからないけども。
今後の取材対象として注目なのは、なんといってもセイラさんなんだよな。シャアだけでなくて、セイラさんも共に立ち上がっていれば、ハマーンのような強硬派ジオンは抑えられていたのではないかな、と思わないでもない。アクシズ参戦した時は手遅れなんだけど、第二次ネオ・ジオンは違った展開になっていたのでは?
でも、ジオン内でも派閥争いが大変みたいなので、結局シャアとセイラのダイクン派とミネバのザビ派になったのかな。だとすれば二の舞か。
カイもブライトも気になる。あとはカミーユとか出てこないかな。ZZラストで回復はしている描写があったと思うので、どうだろうか。劇場版Zはちょっとね、なしということにしてるので。
連邦のプロパガンダに利用されない、兵器としてのニュータイプじゃない、アムロが真に伝えたかった新しい人類の形をしてのニュータイプ。それをキッカが伝えることができるのか。ア・バオア・クーで少なからず、その一端に触れることができた彼女が取材何を通じて感じるのか、が肝なのかな。
アニメオマージュの壊れる蛇口はいいですね。自分一人でなおせるようになったんだよアムロにいちゃん。
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『ガンダム』の物語では「宇宙世紀00XX」というような年号が設定され、最初期の「0079」の後、何年か後という物語も多く登場している。本作は「0094」ということで展開している物語だが、「そういう角度から!?」と少しだけ驚かされ、そして興味深い物語が展開しようとしている。
最初のアニメで描かれるのは、後に「一年戦争」と呼ばれる「0079」の戦乱だ。ジオンの偵察隊は、或るコロニーの宇宙港に寄港中である連邦の宇宙艦が新兵器のモビルスーツを搭載していることを知って攻撃を加える。その急襲による戦禍で、寄港中の<ホワイトベース>の乗員に死傷者が多数発生し、加えて避難した住民を収容することにもなった。避難した人達の中、若者達は<ホワイトベース>を運用することを手伝うようになっていく。そんな中に“ガンダム”の搭乗員になるアムロも在った。更に、戦禍で孤児となった未だ幼い子ども達が在り、<ホワイトベース>に乗込んで、戦禍の日々を若者達と過ごすことになる。
この<ホワイトベース>の子ども達の1人、キッカは「0094」にはライターまたは作家を死亡する大学生になっていた。本作は、「一年戦争」の撃墜王として知られたアムロが、『逆襲のシャア』に描かれた出来事で「作戦行動中行方不明」となったものの、“英雄”として顕彰されるということになろうとしていた中、想い出と複雑な想いが在るアムロに関することを綴ってみることを思い立つ。
キッカは<ホワイトベース>に乗込んでいたフラウの養女になって、フラウが結婚したハヤトの姓を名乗るようになり、「キッカ・コバヤシ」と名乗っている。このキッカが複雑な想いを胸に、アムロを知る人達の証言を集めようと動き始める。
なかなかに面白い!!
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『カイシデンのメモリー』の続編的作品。大きくなったキッカが、ガンダム的有名人に会ってアムロの話を聞く、というストーリーだが、ご都合主義かつ想定内の話が多い。