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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
扉をめくると見開きページに海辺の絵
手前の砂浜にパラソルが立ち、その下に海の方を見る女性(母か)
波打ち際から海に向かう男性と女の子(父と娘か)
砂浜や海で遊ぶ人たちがいて、遠景には船と緑の島、空には鳥が舞っている
点描のような絵に目を近づけてみると……
パラソルは「傘」という漢字で、人物は「人」という漢字で描かれている
そして、「浜」で砂浜が、「海」で波打ち際から広がる海が、「空」で青空が……
そう、点描ならぬ“漢字描”
さらに目を凝らすと「島」が「鳥」が「船」が見えてくる
ついにはこのページにたった1回だけ使われている漢字「貝」にたどりつく
こんな「かんじるえ」が表紙、カバー、扉含めて19点
ことばはいっさいなし
漢字をさがしていると絵の中に物語がうかんでくる
何度も見返して楽しめる労作、2021年5月刊
使われている漢字一覧が巻末に掲載されている
カバーに「蚊」の一文字を見つけたときは
「やられた!」
洒脱なアイディアに脱帽
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソフトフォーカスのように見える絵の画素すべてが漢字で構成されている。
個人的な視覚の問題だが、じっと見ているうちに目が回ってきてしまった。
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タイトルがダブルミーニングだった。
この絵本は「見て!」というしかない。
お気に入りは指で貝を見る近景。
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6歳3ヶ月の娘
3歳3ヶ月の息子と眺める。
こうきたかーーー!
びっくり。
まだ漢字を勉強してない娘なので
これは
漢字知ってから
改めて見てほしい。
それにしても美しい。
遠くから眺めるとなおのこと。
娘に持ってもらって
離れて見てきれいーすごいーってなった。
小学校の読み聞かせ導入とかで使えそう
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空…「空」という漢字がぎっしり埋まっている。
鳥も…指も…雲も…
絵を構成する点描の、漢字バージョンと言ったら良いだろうか。
このような絵本も、ありだと思う。
漢字を感覚的に理解でき、漢字に対する関心も高まる。
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最初は、糸?で描かれた絵なのかと思いましたが、よく見てみると……。驚きました。一つ一つの作品を見入ってしまいます。鯉が池で泳いでいる絵が特にお気に入りです。
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ブクログで表紙を見ると、小さくて全く分かりませんが、実は全て漢字で描かれております。
実際に手に取って眺めてみると、昔懐かしいドット絵にも思えてくる、ノスタルジックな雰囲気と(夏がテーマなのも更にそう思わせる)、漢字版ウォーリーを探せ的な、よくよく見たらこんな漢字もあったよといった、楽しみ方ができます。
ただ、本を近づけたり(漢字を探すために)、遠ざけたり(絵として眺めるために)して、目が疲れやすい難点はありますがね。
また最後に、絵をつくっている漢字(答え合わせ)と、引きの視点の絵もあるので、お子さんと一緒に楽しむのもいいのではと思いました。漢字の勉強にもなるのかな。
私的には、「名は体を現す」ならぬ、『漢字は形を現す』をテーマに掲げているようにも思われて、こうした試みも面白く感じられました。
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子どもが夢中になって楽しんでいました。
文字で描かれている絵は、海の中に塩や泡が入っていたり、成り立ちまで表していて感心します。
こんなふうに絵を表現することができるなんて驚きました。
読めない漢字も教えることができました。
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全て漢字でできている絵本。
その絵に合わせた漢字で絵が構成されていて、時々関連する違う漢字が混ざっていたり、小学生の子ども達にはドンピシャで面白かった様子。
遠くから絵として眺めたり、じっくり目を凝らして漢字を見たり、色々な楽しみ方ができる。
私は亀のカメと蛙のカエルが可愛くて好きだなぁ。
娘は海の泡と塩がさりげなく混ざっているのが気に入ったもよう。
図書館本でカバーがかけられていて、カバー裏が見られなかったのが残念!(カバー裏にも絵が描かれているらしい)
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「絵」がすべて「漢字」だけで描かれている絵本。空、海辺、牧場、田んぼ、池、花火…。字だけで描かれた夏の風景。絵と字を同時に見るってとても不思議だな。ぐっと目を近づけて見るのと、遠ざけてぼやっと全体を見るのではまた全然違う感覚。子どもにとってはアートの入り口になりそうな絵本。おもしろい発想をじゃんじゃん。
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「夏をテーマにした浜辺の貝や雨上がりの虹などが描かれているのですが、よく見ると漢字が集合体になって絵を構成しています不思議なアートの世界に出会います。」
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点描画の点が、全部漢字。
それぞれの絵に使われた漢字が、最後のページに答えとして載っていて。
表紙の「蚊」を見つけた時の喜びはひとしお(わたしだけ盛り上がる)
同じ色でも地味にモノが違うと漢字が違ったりして、絵さがし要素もありつつ楽しめる絵本でした。
漢字を習い始めた1年生、書き順でめんどくさくなってきた2年生、どうですか。
点描画で有名な画家、スーラというらしい。
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全ての絵がたくさんの漢字でできあがっている絵本。遠くからだんだんと近づいていくと印象が変わって面白い!小2の息子が夢中になっていました。
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おもしろ〜い。
漢字から成り立つ絵ですね!
絵本アートです。
絵をみて『おー!!すごい!!』という気持ちを子どもたちと共感できる作品でした。