今、一体「大東建託」で何が起こっているのかを丁寧に検証します!
2018/06/23 08:41
12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アパート経営でおなじみの「大東建託」の現状を検証した画期的な書です。今、大東建託の商法で、アパート経営で大失敗して、大きな損失をした人々が増加しています。社会問題にもなっているアパート経営商法で、一体、今、何が起こっているのでしょうか。本書は徹底的な取材をもとに、詳細な分析を通じて、明らかになった大東建託の内幕を明かした画期的な書です。
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投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手企業として知られる大東建託の裏側を綴った本でした。
大手企業だからと言ってその裏側までもが手放しで安心できるような状態ではないということを改めて考えさせられました。
甘い話には裏があるまさにそんな内容だったと思います。
CMでのイメージはいいが・・・
2019/02/27 11:29
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投稿者:TMAX - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気俳優やタレントを器用しイメージ戦略は抜群な大東建託、さすが東証一部上場企業ですね。昨今はレオパレス21が話題になっていますが、この業界はどの会社も似たようなものと感じます。
久しぶりに一気に読み終えてしまいました。
こんな会社だったなんて!
2018/06/30 12:49
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投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る
大東建託という会社はコマーシャルなどもよくしていて、大きな会社だからといって、信用していい会社ではない、と思いました。こんな会社だったなんて思わなかった。アパート経営なんてしなくてよかった。もっとお客さんのことを考えて欲しい。
リアルすぎる・・・
2018/12/04 12:17
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投稿者:600 - この投稿者のレビュー一覧を見る
営業の現場でのナマナマしいことが、営業やお客様ごとに書かれています。
今はどうか、わかりませんが、当時はすごかったみたいですね・・・
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一時期、話題になっていた大東建託の内幕が、丹念に調べられていて、おもしろかったです。成果主義の限界が、興味深い。
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あのさわやかなTVCMの様子とは全く逆の、大東建託のブラックぶりを告発した内容です。
正直、読んでみて衝撃の内容のオンパレードでした。
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社員、顧客共に幸せにできない会社に存在意義などあるのだろうか?最終章の事件まで起こした社員の話は確かに酷すぎて大東建託に全責任があるとは言えないものの、コンプライアンスを重要視している会社であれば起こりえないと言わざるを得ない。企業の成長がこう言った無理や無茶で成り立っている、またこういうことが一切報じられず平然と企業CMや広告などでブランディングされ被害者が増えて行くことを想像すると恐ろしさを禁じ得ない。
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仕事で不動産賃貸業に関わるようになったため、勉強がてら興味本位がてら読んでみた。
何とも恐ろしい会社があるものだというのがまず。そして一部上場企業がここまでのことしといて全然ニュースにならないってのも、どんだけ力持ってんだ大東建託どうなんてんだマスコミ、って感じ。
あぁいう状態で辞めない社員というのは自分には全く理解できないけど、一種のマインドコントロールで宗教のようなもんなんだろうなと思いました。
未だに固定資産に信用を置いている人がまだまだいっぱいいるんだろうなぁ……
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ショッキングな内容だった。
これが本当ならばとんでもない会社だ。
営業成績のためなら、モラルや社員の命などなんとも思っていない。そんな企業体質がうかがえる。とても怖い。
仕事柄アパート融資の申し込み受付けた事があったけど、社員の執念にも似たこだわりが異様に感じた。この本を読んで納得した。
本当に怖いのは、この会社が未だに存在して、同じような営業を続けている事だ。くれぐれも不幸な人がこれ以上増えないことを願うばかり。
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大東建託がすげーブラックだ、というルポ。確かにブラックだった。いい部屋ネットのCM好きだったんだけどなー。
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これが事実とすれば、大変な企業である。一括借り上げや、盛んに流されるテレビCM。その裏でこのような犯罪スレスレの営業が行われているなら、許されるべきではない。
続編を期待したい。
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大東建託で働こうかと思っている人、大東建託で物件を建てようと思っている人にとって、とっても参考となる本だと思います。私も、今住んでいる前の住まいは大東建託でお世話になりましたが、退去する際の修繕の支払いや内容についての対応に、後味の悪さを感じ、二度と大東建託の物件に住みたいとは思わなくなった経験がありますので、さもありなん…と、思いながら読みました。が、ノルマの辛さや人間扱いしない対応に、想像以上の酷さを実感するような、インタビューだけではなく、法廷でのやり取りまで取材した、詳細な実例を基にした報告でした。うーん、近づきたくない。
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大東建託で働く社員の大変さ、強引に大東建託の物件を建築させられるオーナーとの実際のやり取りが取材で明らかになっている。
一括借上による家賃保証だと言って、大東建託の物件を建築させる方法は一見良さそうに聞こえるが、10年経過後は空室による家賃減額がほとんどとのこと。
ノルマの為に書類の偽造や、融資が降りていないにも関わらず着工するなど、常識を逸脱していることが往々にして起きている。
将来の為に不動産投資をしましょう!などと言った電話が来ることがあるが、無知では相手の思うツボなので、勉強は必須だと感じた。
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本書が他人事ではないのは、今の賃貸物件が大東建託管理だから。そういえば、思い当たる節も多い。
営業マンがたびたび変わる、台所床にきしみや沈む箇所あり(P52)、ペット可物件なのに音漏れがひどい、家賃の値上げを一方的に通告してきた、etc
まあ、噂には聞いていたものの、本書の内容はレオパレスに負けずとも劣らないブラック振りなのに、ネガティブなマスコミの露出はなく、今なお有名人を使ってCMをバンバン流している・・
こうしている間にも、マンション経営でだまされる老人が増えるというのに・・
問題の構造はこうだ。
有休の土地を持っている老人や資産家に「土地を遊ばせておくよりも、マンション経営で相続税対策、定期収入が確保できる、30年間の家賃保証をする(嘘)、資金は融資で賄う(嘘)、客付けや修繕管理はお任せ(いい加減)」という甘い言葉で勧誘する、その背景には厳しいノルマを抱えた営業マンの存在があり、苦労するのは現場の人間、得をするのは本社のみという上場会社とは思えない労働環境を放置している。
著者は、「テレビや新聞で大宣伝を垂れ流し、警告の類もほとんど聞こえてこない大東建託商法は、世間を騒がせているオレオレ詐欺よりもはるかに悪質だ」(P136)と激怒する。
また、本書で度々出てくる中村武志人事部次長ですが、新設された労組委員長があるインタビューを受けただけで「会社への名誉棄損」だと懲戒処分にされるのですが、本来労働組合として取材を受けたのなら組合への質問であるべきなのに個人名で質問書を送り、個人からの返事がないという理由で「職務懈怠」だとする(組合長として、正式に労組へ質問してくださいと回答しているにもかかわらず)、さらに細かな質問内容は取材者にすべき内容である旨を著者から質問したところ、その返事がふるっている。
「質問はマイニュースジャパンに尋ねるべきとありますが、よくお考え下さい。御社と当社とは雇用関係などありません。同社に業務上の指示などできません。抗議されるのであれば、よくよく法律関係を整理したうえでしていただきたく存じます」(P160)
本社が労組委員長とマイニュースジャパンの取材内容を確認するのに、あくまでも業務命令にこだわるのは上下関係が通用する世界だからなのでしょう、雇用関係が無いから質問できないなどという法律はどこにも存在していません。こんな子供だましの理屈で、上場企業の人事部次長が務まるのですから大した会社です。(皮肉)
それにしても毎年の採用と離職者の数が同じ、違法な残業や就労規則を放置、マンションオーナーを甘言でだます、欠陥住宅建設、自殺者や犯罪者などを出しても本社として事件を発表せず個人の問題として闇に葬る・・こんなひどい実態なのに国土交通省、経済産業省、労働基準監督署はきちんと指導勧告の仕事をしてほしい。
追記で本書の出版にあたり、本社の弁護士から裁判沙汰にしますよと圧力がかかったことは記憶しておきたい。今なお現実を直視しない会社の体質を象徴しており、裁判の行方が楽しみです。
この本を読めば、たいていのサラリーマンはこの会社よりはマシだと安心できるこ��でしょう、なんちゃって。
本書は大企業の闇に切り込む労作ですのでご一読を。