紙の本
高齢者施設探偵団
2023/01/09 08:45
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
4人の高齢者で構成されるアマチュア探偵団の活躍、第2作。高齢者施設に入所して、それぞれに身体の不安を抱え生活している4人の活動は、身体的には制限がありアクティブではないが、精神面はタフで活動的だ。死が身近になっているせいか、殺人事件の発生にっも動じない。会話はユーモアに溢れ、物語によいアクセントを加える。彼らの活躍は続く。
電子書籍
続編のほうが良いです
2022/12/06 20:07
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
実は、木曜殺人クラブを読んでいて、あまりいいとは思えず、この続編、二度死んだ男、は、期待していませんでした。でも、こっちのほうが、良かったです。エリザベスの正体がわかるのも……ワクワクしました
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シリーズ2作目。大好き!高齢者4人の魅力たっぷりの個性!!マフィア相手での立ち振る舞い!!反面、避けられない老いと、その年になったからこその良い面と諦め。ほんと読むのが楽しみなシリーズ。
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映画『RED』が好きな人は面白いはず
好きなところ
・エリザベスの過去を少し分かる
・やりたい放題の木曜殺人クラブとその関係者
・イブラヒムとケンドリックの会話
あまり…なところ
・謎解きミステリではないと思う
・世界観が広がりすぎている
『特攻野郎Aチーム』からインスパイアしたということで、名前しか知らなかったので、調べてみると「個性的で様々な技能をもつアウトローなチームが巨悪に立ち向かう」映画とのこと。そのまんま過ぎて笑った。ということは次作はもっと世界観が広がってしまうのだろうか?
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エリザベスの元に死んだはずの男から手紙が届いた。高額のダイヤを盗んだ疑いをかけられ米国マフィアに追われているという。消えたダイヤ×スパイ×マフィアという国際的事件に木曜殺人クラブメンバーが挑む!→
楽しみにしていた木曜殺人クラブシリーズ続編!前作でクラブのメンバーはツワモノ揃いだとわかっていたけど、今回も最高にやらかしてる!ジョイスいいよねー!!インスタがあんなふうに絡むなんて……!あと、イブラヒムの話がツライ……ロンがいいやつなんだよ……うぅ。
エリザベスは今作で→
さらにかっこいい……いや、後半はジョイスの方がかっこうかも?
ボグダンはヤバい(笑)なんでもできるよねこの人。コニーが惚れるの少しわかる。
今作もやはり愛の物語なんだよなぁ。エリザベスとスティーブ、ロンとイブラヒム。愛情と友情。とてもいい。
次回作も翻訳決定しているみたいで楽しみ!
著者オスマン氏によると、この木曜殺人クラブシリーズは6作目まで出版社と契約を結んでいるらしい(解説より)
是非ラストまで翻訳していただきたいと切に願う。
#続編翻訳希望
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シリーズ第二弾。高級リタイアメント・ビレッジに暮らす元諜報員エリザベスをはじめ様々な人たちがいる施設。その施設の中で開かれる〈木曜殺人クラブ〉。施設の住人で犯罪の推理をするという集まり。そして実際に犯罪の捜査に乗り出していく。個人的にはミステリーの出来よりこの〈木曜殺人クラブ〉の面々のキャラクターが好きでその人たちに会いたくて読んでいるようなところがある。もちろんミステリーとしての面白さもあるし最後まで退屈することはない。次作の刊行も決まっているのも嬉しい。
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2作目も面白かったし好きだった!
日本人には馴染みがないジョークばかりで、これ理解したかったな〜と思うところが多かった。
前作もだったけど、終盤はごちゃっとする。
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SL 2023.1.25-2023.1.28
舞台は高齢者村だというのにけっこうハードな事件だった。
リタイア4人組はもちろん、他の登場人物も魅力的だし、ユーモアあり、深い思索ありで楽しく読めるけど、わりと簡単に人が死にすぎるかな。悪党はサッサと死ねと言っているが如く。
とは言え、次作も楽しみに待つ。
高齢者だけどこんなに有能なんですよ、と言っているだけではなく、高齢者であるが故の哀しみもキチンと描かれているところが好き。
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くうー、、相変わらずおしゃれ!
前作で海外ミステリー沼にずっぽりハマり、最近は1930年代あたりのエラリークイーンやヴァンダインの作を楽しんでましたが、続編が出ていることに気づいて久々に現代に戻ってきました。
キャラクターの魅力とウィットに富んだやりとりが傑出しています。タイトルの意味を回収する構成も素敵。最後は思わず涙です。
やや内容が盛り込み過ぎの感はありますが、4人が健在であれば、それでも着いていけるのです。
そしてそして、にくい仕掛けは、ジョイスのインスタ!これは刊行された時代に読むから楽しめる遊びですね。
オンライン会話に慣れないマフィアのやりとりが一番ツボでした。次回はイブラヒムの活躍が見たいです。
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ホーム周辺で、のどかに事件を扱っていた前作に比べ、一気にスケールアップ。マフィア、諜報員、仲介人、ドラッグ売人と華やかな面々が登場し、殺人まで起こる。それをあのメンバーが、談話室のネタのようにのんびり解決していきます。MI5とか出てきてるのに、こんなにあからさまに話していいの?と疑問が湧きまくり。そんなこと言ってたらお話にならないんですけどね。でも、もう警察も諜報機関も何もないかのようです。こんなにあっさりでいいのか、というような結末ではありますが、楽しく読めました。エピローグもいいですね。木曜殺人クラブのラストはこうでなくちゃ、と膝を打ちました。
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高齢者施設に入居している元諜報員のエリザベスを筆頭に謎解き活動をするグループ『木曜殺人クラブ』が、マフィアや地域の麻薬密売人を相手に事件を解決していく。とにかく面白い。わくわくしながら読んだ。あまりミステリーを読まないのでずっと犯人がわからず、最後まで物語に心地よく振り回された。登場人物が個性的でお互いに少しずつ補い合う関係性も素敵で、このような人間関係を築くように生きていけたらと思った。
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前作と同じく、英国式ジョークがわかりづらく、イギリス人なら楽しいんであろう部分が多くてなかなか読みづらい。そこが本国での人気のわけなんでしょうけれど。
天気予報士のくだりなど、人間考察でもはっとさせられる部分も多く、もっとスッキリ読めたらいいのにと思ってしまいます。
しかし、ミステリとしては盛りだくさんでとても面白い展開になってきたので、次作も読んでしまいそうです。
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前作の木曜殺人クラブの続編。前作を読んでなくても充分楽しめる。談話室で解き明かされる前作と違い、のっけからM I5やマフィア、スパイと国際的にスケールアップして、高齢の老人方が心配になる程。少し冗長な気がしたが、二転三転の展開に最後までハラハラした。前作も活躍したボグダン、カッコ良すぎる(笑)
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クーパーズ・チェイスのあの人たちが再び活躍! エリザベスは過去の因縁のあるダグラスと再会し、彼から二千万ポンド相当のダイヤを盗んだことを聞かされる。一方で強盗に遭い負傷したイブラヒムが心にも傷を負い、その敵討ちを目論むロン。相変わらず万事マイペースに、しかし見事な振る舞いを見せるジョイス。諜報機関やマフィアを巻き込んだ壮大な事件でサスペンス感も抜群なのにも関わらず、なぜか安心して読める作品です。
いやーほんっと楽しいですこのシリーズ。ユーモラスでサスペンスフル。とにかく愛すべきキャラクターたちが魅力的。今回ついに明らかになるエリザベスの過去には、やはりそういうことだったのか、と納得でした。しかしボグダンもいったい何者なんだいこの人。どんどん凄くなっていくじゃないですか。そして個人的には、ジョイスが最強だと思っています。胆力といい洞察力といい、この人もまた充分諜報員になれそうですよ。
ダイヤモンドの行方、ダグラスは生きているのか否か、そして事件の黒幕は誰なのか。そして不幸にもイブラヒムを襲撃してしまった犯人の顛末はどうなるのか。読みどころが盛りだくさんです。タイトル「二度死んだ男」の本当の意味がラストになって判明するのには、しんみりさせられてしまいました。今作ではまだ大丈夫だけれど、きっと彼にはいずれその時が来るんだよね……。
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ユニークな老人のキャラクターたりが織りなす、探偵推理小説の二作目。主人公エリザベスの素性がはっきりしてくるとともに、今回は、007ばりのスパイミステリー要素も満載で、相変わらずのとぼけた感じと相対する敵とのギリギリの攻防のバランスが最高で面白い。