紙の本
これまた面白そうなシリーズ登場
2023/03/15 14:50
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者井原忠政の三河雑兵シリーズがとても面白いので、敵味方は逆転するがこのシリーズも読み始めた。実は、本書の前に同じ作者の江戸時代物を読んでみたが、ちっとも面白くなくてがっかりした経験がある。そこで懲りずに本書を読んでみたが、こちらの方は面白い。作者井原忠政は比較的守備範囲が狭い作者なのかもしれない。
紙の本
新たな雑兵の誕生
2022/12/21 05:52
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
姉川の戦い、浅井家滅亡で始まる一人の徒武者の物語である。史実に沿いながら、一人の若者の成長談である。特別にすごい秘話が語られるわけではないが、テンポよく進行する話は、読みやすい。今後、どのような虚構を混ぜながら、展開していくのか、楽しみである。
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浅井長政の家臣、遠藤家の嫡男与一郎が、信長によって陥落される小谷城戦を生き延びる所から始まり、裏切りと忠義に翻弄されながら秀吉の元に辿り着くまでの第一巻
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三河雑兵シリーズでお馴染みの作家の、浅井長政筋の武士を描いた新シリーズ第1巻。
三河雑兵シリーズも私に取って、必ず読みたくなる面白いシリーズだが、立場を変えての新シリーズ。
どんな展開になるのかと、ドキドキしながら読み始めた。
浅井長政が信長の怒りによって滅ぼされるところから話は始まる。
負け組の武士なのだ。
長政とお市から万福丸という10歳の嫡男を逃すことを願われる主人公、遠藤与一郎。そして山賊上がりの従者、武原弁造。
早くも秀吉も登場。2巻が今から楽しみだ!
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浅井家に仕える遠藤与一郎は小谷城落城に際し、浅井長政の嫡男万福丸を脱出させる密命を負う。
弓の名手であり、美男、鎌倉時代から続く名門である遠藤家の嫡男の冒険が始まる。
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ご先祖様らしき人物登場、遠い遠い親戚筋登場。
なじみのある地名も地勢も面白く、家族で盛り上がった。
主人公はまだ若者なので、
それなりの描写という前提は我慢して、
予定調和なのだけど、どう予想外にしてくれるか楽しみ。
図書館で借りたのだけど、購入しようかな。。。
このシリーズ、どこまで続くのか、
「三河雑兵心得シリーズ」はまだ読んでいないけど、
おそらく家康派であるなら、
こちらの「北近江合戦心得シリーズは」秀吉派だろうと思うが、
どこが終点なのか、見届けたいと思う。
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新たな心得シリーズは、姉川の戦い後、敗軍の将・浅井長政の家臣、遠藤与一郎と郎党・弁造が主役という、最初からハラハラさせる設定。与一郎らが、小谷城から長政の長男・万福丸を一時は敦賀に落ち延びさせたが、於市の方の手紙が要因で織田方へ投降。万福丸は獄門首になり果ててしまう。そこから与一郎の復讐が始まる。織田方の足軽となり、万福丸の首を刎ねた安達佐兵衛は仕留めたが……。羽柴秀吉が終盤与一郎の前に現れ、復讐は意外な方向に向かいそう。戦国時代も面白いな~