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女神について
2024/01/24 13:06
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本のアマテラスやギリシャのアテナ、(神ではないが)キリスト教のマリアなど例示して女神の特性について論じられている。女性の神とされながら女性性が排除された当時の支配層の男性により女神像が形成されたという論は説得力があった。
伝承の背景
2024/08/29 16:05
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界各地の女神の伝承を解説。大地母神が矮小化していく理由や過程を考察していく。ギリシア神話や悲劇・喜劇が成立した古代ギリシアの男尊女卑社会も合わせて。
単に“神”であれば男である理由
2023/10/24 13:57
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
処女懐胎やその周辺を補完し得る神話に興味が湧いて手に取ったが、まず女神なるものの成立の背景が自分のイメージと異なっていたことに衝撃を受けた。それでいて目から鱗が落ちる思いだ。創作界隈で「こんな女いねえよ」みたいな意見が上がるのを見るにつけ、この議論は哲学ともども人類史の早い段階で語りつくされてきたのだなあ、としみじみ思いながら読んだ。
神話が成立した時代背景や、当時の文化、情勢など、伝説から飛び出して現実に居た人々の諸相を炙り出す語りは非常に優れている。神話そのものに興味がある自分にとっては少しずれた論の展開だったので、タイトルにもっと現実世界との関連を盛り込んでおいた方が誤解がないと思う。だが、良い本だ。
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