紙の本
心を温める一冊
2024/04/14 23:44
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投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふと疲れた時、寂しい時、このシリーズを読むだけで
よし、頑張ろうと思える。
少しくらいの嫌な事が気にならなくなる
この本の中には、もっと大切な、大切にしたい温かいものがある。
優しくなれる謎解きの世界。
紙の本
祖父と孫娘と友人たち
2024/03/01 22:35
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
持ち込んだ謎を鮮やかに解いていく祖父。祖父は認知症を患っており、心配が尽きない。
そして、孫娘の楓も持ち直したとはいえ、まだまだ不安定な所も。
楓を巡る男友達の関係。楓の恋こころ。あの男の再登場と、楓を守るための友人の決意、などなど。
心温まる話のなかに見え隠れする不気味な展開と、過去の悲惨な記憶が相交じり、一抹の不安を残すラストに次巻の期待も増す。
紙の本
シリーズ2巻目から読んでしまいました
2024/02/15 09:41
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本はシリーズで言えば2巻目でした。1巻目があったのですね。けれども、2巻目から読んでも問題なく読めました。程よく1巻目の話が盛り込まれているので。
ミステリーをミステリと書かれていて作者のこだわりを感じます。
短編がちょっとずつそれぞれに関わっているような本でした。推理ものはあっという間に読んでしまいますね。
ミステリ好きには古今東西の推理物の話が散りばめられていて楽しめます。
紙の本
名探偵じゃなくても
2024/02/16 22:18
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投稿者:ちくわぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「泣いていた男」そうか、その人もか……。
タイトルに込められた楓のおじいちゃんに対する思いが切なくて胸が苦しい。続編も出たら読みます!
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
船から飛び降りたところを空中でキャッチなんていう変な描写がなければなあ。
前作のストーカーがまた出てきたのは意外。
殺人事件のあった居酒屋がすぐに営業再開してるのも意外。
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前作同様とても良かったと思います。それぞれ異なる話しの短編集ではありますが、一貫して登場するキャラクター達がとても良いですね。今回から新キャラも追加となりさらに楽しめました。ミステリー作品としての良し悪しはさておき、とにかく、ほっこりするような緩めの感じの作品がたまに読みたくなるので、そんな気分の時にマッチする作品です。本格ミステリーをしっかり読みたいという時はちょっと違うかなといったところです。前作の感想でも書いたのですが、私の母も同様病で現在介護施設におりますが、幻覚というのかタイムトラベルというのか、、、現在入居している施設のことを、以前、母自身が長年勤めていたスーパーの名前でよく呼んでいます。休憩時間という言葉や、お休み貰うから店長に言わないと、とかも言います。終章すずちゃんの話しを読んだ時は、不思議と少し涙が出ました。
楓と四季の恋の行方、岩田も捨てがたく応援したくなるし、我妻がどう絡んでくるか、続編また期待します!
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いや、面白いんだけどね。
シリーズ2作目も面白いんだけど、よくよく思うと人が亡くなってたりするのに「今回の物語は」とかちょっとどうよ?
いくら元教え子とはいえ、現役刑事に気軽に相談ってどうよ?とちょいちょい気になる点が目につきやすくなってきた。
あんまり合わないのかも。
どーにも楓を好きなれないせいかなぁ。
岩田先生にもチャンスあり?と思いきや、やっぱり四季なのか?
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続編の今回は、クリスマスシーズンのお話だったので季節的にもぴったり。クリスマス近日で読み始めた。
おじいちゃんの病状は芳しくないがひとたび推理の事となると鋭さはまだまだ健在。
新登場の我妻さん、キャラもおじいちゃんとのお話も好きでした。
最初から最後までしっかり活躍していましたね。
あと、あの男の執念さには驚きですわ。飛行機の場面は想像するととても怖かった。前のストーリーで「見知らぬ乗客」を調べていただけに怖さが倍増した。
みんなのお陰で無事事件解決出来て良かった。しかし四季の変装は少し無理ないかと思ってしまった感は否めない。
楓の恋の行方はやっぱりあの人?
前作は揺れていたけど、猫が決定的だよね。
物語の締め括りはとても良かったけど、最後の一文は少し寂しかったな・・・。
また続編期待!
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続編待ってましたー«٩(*´ ꒳ `*)۶»
このシリーズは登場人物がすごく魅力的な人達が多いんだけれど、今回から登場する我妻もまた良い。
我妻はまだ完全に過去のことが明かされてはいないしこれからどう描かれていくのかが気になるところ。
あとは楓、岩田、四季の恋の行方も気になる。私は岩田先生推しなんだけど四季はやっぱ強いなぁ。
でもしばらくは今のこの3人の関係を見ていたいのが本音。
楓の祖父の担当医がDLBはあらゆる病気の中で唯一タイムトラベルが可能な病気だと言うシーンがあるんだけど、この考え方本当に素敵だと思う。
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ナイナイ岡村の次はウンナン南原の帯
続刊を出すタイミングもいい
このマーケティングは絶賛するが
肝心の内容がね
何だそれ
って感じの現実味のない話が多い
作者が前に出過ぎてるから
作中のウンチクが
俺ってこんなことも知ってるんだぜ
って感じで嫌味に感じる
そう、俺はひねくれてるのだ
俺的にはここまでかな
しばらくこの作者の作品は読まないですね
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おじいちゃんの認知症が、こちらの続編では少し進行していて切なくなった。
でも、切れ味のある推理は健在。
それにしても、犯人の九鬼が怖すぎる!
リアルでもこういう判決になるのか、本文の内容よりもそちらが気になってしまうほど。
この続きもまだあるのかな?
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作中に出てくる作品が気になって思わず検索してしまった。
ヒッチコックの作品の章があっての親バカさんの登場はより一層の不気味さを増した気がした。
また前作よりも更に、おじいちゃんの亡き妻と娘への思いが切なく感じられた。
切ないけど、登場人物がみんな思いやりに溢れていて、やっぱり温かくて大好きなシリーズ。
続編は出るかな?楽しみ!
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ん?なんか…今回はあまり入り込めなかったな。若干、退屈ですらあった。
おじいちゃんの名探偵ぶりは相変わらずなのだけれど、真実が分かってもモヤモヤ感が残る話が多い。
特に楓のストーカーの話。楓を守るために四季が様々な変装をしていた…?そうなんだ…今ひとつ分からない。結局、身を挺して庇うんなら変装してもしなくても同じだったのでは。仮に変装がストーカー犯人を欺くことに成功していたとしても、楓に冷たい態度を取ることの意味が私には不明だ。
また、カリスマ的な舞台役者が自分の後追い自殺をさせるという事件も何だかなー。
誰か特定の被害者がいて、明確な動機があってのミステリが好きな私には、全体的にぼんやりした印象だった。
おじいちゃんの認知症が安易には回復しないことが分かるラストを読むと、次回作もまたあるような気がする。
(あるか分からんが)次回作に期待。
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第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『名探偵のままでいて』の続編。
僕の経験上、大絶賛された作品の続編は尻すぼみになりがちではあるが、当作品については読み応えバッチリ。
主人公は、前作よりもレビー小体型認知症(以下DLB)が進行している描写は所々あるが、その中でも個性豊かな名推理を展開していく。
そして、物語の中でのDLBによる幻視が齎す“家族”への想いの深さに、心を揺さぶられっぱなしでした。
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シリーズ累計10万部突破
『このミス』大賞受賞作
『名探偵のままでいて』続編
クリスマス直前、居酒屋で“サンタクロース消失事件”について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。彼は、かつて小学校の校長を務めていた楓の祖父の教え子なのだという――。“連続自殺未遂事件”や“泣いている死体”など、楓や我妻が持ち込む不可解な謎を、DLBの祖父が名探偵のごとく解決する。しかし、その症状は一進一退を繰り返しており……。
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『サンタクロースを見た男』を読んだ時には、謎解きのネタが、子供の頃、目の前のサンタがマンションの高層階からなぜ消えたかという、どうでも良い事だったので、やめようかなと思っていた。
我慢して『死を操る男』以降を読んでみると、意外と面白く感じた。
ただ、一気に謎を解いてしまうところは、イマイチ。
『サンタクロースを見た男』が無ければ星4つでした。