電子書籍
古事記異聞
著者 高田 崇史
民俗学研究室に所属する橘樹雅は、指導教官の御子神伶二に研究テーマ・出雲について「殆ど理解できていない」と厳しく指摘される。傷つきながら現地へ旅立った雅は、出雲大社、佐太神社などを巡るうちに『古事記』や『日本書紀』の伝える出雲神話に疑問を持ちはじめる。神話に隠された「敗者の歴史」を描く歴史ミステリー。
鬼棲む国、出雲 古事記異聞
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2022/09/10 23:31
櫛の謎、解
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田崇史氏の神社系ミステリーの新シリーズ二作目です
QEDよりラフに読めます
主人公雅と一緒にゆっくり謎解きを考えていく形のシリーズみたいですね
今回は前回の続きで櫛の謎がはっきりと書かれてあります
結構引き伸ばされましたね
面白かったです
それとは別に、目下最大の謎は
「この本も表紙が二枚重ね!」
何故なのか皆さんも是非捲って探ってみてください
紙の本鬼統べる国、大和出雲
2022/08/11 08:27
新たに知る歴史
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
新たな歴史の真実。本当の歴史の真実。
この作家の作品は、今まで知っていた歴史の裏にあった、私の知らない本当の歴史を教えてくれます。
橘樹雅とそのかかわる人々もとの関係も面白そう。続くであろうシリーズも楽しみになっています。
電子書籍古事記異聞 陽昇る国、伊勢
2023/01/21 09:07
面白かった。
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投稿者:わんわん - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田さんのシリーズものは大抵購入。QEDシリーズの印象が強すぎるため、読みやすいがもう少し突っ込んだうんちくも欲しくなる。
このシリーズ、電子書籍で購入しているが、微妙にタイトルが変わって文庫?化されたりしているので、同じものを購入してしまった。やはり電子版は記憶に残らないのか、紙ベースにするか。
2022/09/03 00:06
主人公と謎解きが出来る
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田崇史氏の神社系ミステリーの新シリーズ一作目です
QEDよりラフに読め、
タタルさんのような詳しい解説者が
この巻ではまだ出てこないので
主人公雅と一緒にゆっくり謎解きをしていく形のシリーズみたいですね
長年「櫛」について考えてきて
なかなかいい推論に辿り着けずでしたが
ここで雅とじっくりと考える事が出来た為、
高田氏の説がよく解りました
それとは別に、目下最大の謎は
「この本は何故表紙が二枚重ねなのか!」
皆さんも是非捲ってみてください
紙の本鬼統べる国、大和出雲
2022/07/06 00:52
出雲
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出雲を探し求めて。
何冊目だっけ?
今回はけっこう切り込んだような
ちょっとはぐらかされたような。
現代に残った信仰の形の絵解きはすすんだように見えたけれど、
それが過去のどういう経緯によるものかの考察はほとんどなかった気がする。
投げっぱなしは嫌だから、
なんらかの可能性は提示してほしいところ。
紙の本オロチの郷、奥出雲
2021/07/20 00:57
奥出雲
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は飾りの事件の主張も少なく、
読みやすいつくり。
スサノオに彩られた奥出雲編。
あの有名な八重垣のうたの謎。
朱砂の王が素戔嗚となったこと。
ちょくちょく古代史関連の本を読むうえで
神話の物語は封印された歴史で有史、
というのはなんとなく自明と思っていたけれど、
そういえば物的な証拠は考古学くらいで、
記紀や魏志倭人伝から直接読み取る、
という試みは初めてみたかもしれない。
紙の本鬼棲む国、出雲
2021/03/03 14:19
出雲の神々
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しい内容ですが、我慢して読み解くと、出雲伝説の基となった歴史や語り継がれた物語が神々の謂われと重なり始める。その深さを感じながら、今の出雲大社へ参拝したときの風景を重ねてみる。何故か出雲大社は薄暗い重重しさに溢れていた。長野の諏訪大社や京都の下賀茂神社、伊勢神宮等の怖いほど研ぎ澄まされた空気の鋭利さが無かった。その訳は、本書を読むと納得した。また本書を抱えて出雲詣りを必ず実現するぞと思える。
電子書籍古事記異聞 京の怨霊、元出雲
2020/07/13 06:36
まずまず
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投稿者:わんわん - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田さんの新刊ということで迷うことなく購入。QEDシリーズと比べる少し物足りなさがあるけど、相変わらず読んだ後は実際に行って歴史を感じてみたくなる一冊。最近、神の時空シリーズの続きが出版されないけど、こちらの方が個人的には好み。
2018/10/22 08:18
期待が大きかった分
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投稿者:わんわん - この投稿者のレビュー一覧を見る
QEDに慣れていると読み易さはあるが、少し薀蓄が少ないためか軽い読み物になっている。その分、今後の展開に楽しみ。でもQEDシリーズの新作がやはり欲しい。
2020/07/03 18:33
シリーズの1
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新シリーズですね。
ずっと読んでいる作者さんの本なので。
主人公がほどほどに俗っぽくて「女子」なのが、今までのシリーズより読みやすい要素かな。
(縁結びを目指すあたりとか含めて)
作者の「正史に隠された真実」と「現実の事件」の組み合わせは相変わらずという感じですし、
高田作品の蘊蓄に関してのベース知識あるし、
作者ののりに馴れているので読んでいけるけどこれ最初に読んだらどうなのかなぁとは思いました。
その点での減点も含めての☆の数です。
続きはどうなるのかな。
ちなみに表紙が二重になっているのに最初気づかなかったです(笑)
2023/06/13 20:13
出雲の謎
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
QEDシリーズと同じく、殺人事件は必要ないような。主人公が若い女性でやけに不愛想で博識な男性という取り合わせもQEDと似ていて既視感がありました。出雲の謎の方は面白いです。
紙の本京の怨霊、元出雲
2021/11/01 01:03
京の出雲
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都の出雲を調査。
島根の出雲と比べると(特に奥出雲)
これまでにもよく登場していた場所で、
それほど新情報があった気はしない。
キャラクターが増えて思わせぶりなセリフもあったから、
これを前提にして、なにか違った見方が出てきてくれると
読みがいもある。
紙の本鬼棲む国、出雲
2021/04/04 01:24
はじまりはじまり
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サブストーリーの殺人事件が結末を迎えるだけで、
本編のほうは何も締まらない1巻。
それだけ出雲は深い。
ということにしておく。
奥出雲。
行ってみたいけれど、交通がな……。
電子書籍古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲
2020/11/07 11:18
あっさり
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投稿者:わんわん - この投稿者のレビュー一覧を見る
QEDシリーズからのファンです。色々詰め込んだ感があって、言葉の羅列に終わってしまい、あっさりめの内容になってしまった点は残念。読み返したいとあまり思えない。このての作品はやはり多作は難しいのか。もったいない
2020/07/03 18:43
シリーズの2
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズの2です。
高田作品の蘊蓄とこだわりがしっかり底辺に流れているので、安定した状態で読める。
その代わりそれに馴れてない、あるいは好きではない方にはむかない作品ですよね。
このシリーズは今までのものより軽い感じで読みすすめていけるのは主人公所以でしょうね。
ただ、現実の事件が今いちな座りの悪さみたいなものがあるのですが、今後この気持ちはぬぐえるのかな。
「櫛」の謎も明らかになり、でもまだ続いていく旅です。
表紙が2重になっているのには意味があるのかな???
下の表紙が好みですけどね。
☆は厳しめですが、自分が高田作品に馴れていてこの世界にすんなり入れているという点を差し引いております。