- みんなの評価
10件
本なら売るほど
著者 児島青(著者)
ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ!漫画誌「ハルタ」連載時から大きな反響を呼んだ話題作が、待望のコミックス1巻発売です。
本なら売るほど 2
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2025/01/28 17:34
本が好きなら
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が好きな人ならきっと刺さる一冊。
最初のエピソードは本好きとして切なくてたまらなくなった。
店主は亡くなった読書好きさんの蔵書を少しでも救いたかったんだよね…
全部は無理だったけど一部はレスキューできた。
その一部は元の持ち主を構成したいたカケラ。
カケラは店頭に並び誰かの手に渡る。
それでいいじゃないか。
着物のエピソード おばあさんがカッコいい!
橋本さんも着物警察に負けないで!
ラストエピソード
老店主の心遣いを粉砕するあの恩知らず美大生にコブラツイストでも食らわせたい(怒)
2025/03/21 05:47
色々な方向から突き刺さる
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと表紙が気になって手に取ったのですが
もう色々な方面から突き刺さる作品です。
幼稚園から小学低学年まで世界の本は死ぬまでには
全部読めると思っていた子供の私がむくむくと目覚めるような感じです。
どれも別方向からだけれどどの話も突き刺さってくる。
1話目に自分の未来をみたり
(とはいえ、彼の方のようなスペースはないので手放さねばならなかったりするのですけれど)
4話目のこういう部屋持ちたいと思ったり(積読3000冊!!)
2話目にいいなぁって思ったり
3話目に私も森茉莉を読んだのはこのくらいの年と思ったり
5話目の艶やさに憧れたり
6話目はかなり切なく痛かったけれど世の中はそういうものかと思ったりと
(でも腹立たしい気持ちは本好きとしては仕方ないですよね)
そんな感じで読み終わった作品
自分の周囲の本たちを眺めながら、何度も読み返したい作品です。
2025/05/02 16:44
脱サラ古本屋
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
脱サラして古本屋になった青年、およびその古本屋を中心に描くお話。
本好きだからこそ覚える共感もあれば憤怒や諦念もある。
続刊もぜひ読みたい。