新装版 猿丸幻視行
著者 井沢元彦
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき――百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸大夫が詠んだ歌に秘められた謎。そして“いろは歌”に隠された1000年の暗号とは? ...
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商品説明
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき――百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸大夫が詠んだ歌に秘められた謎。そして“いろは歌”に隠された1000年の暗号とは? 友人の不可解な死に遭遇した、後の民俗学の巨人・折口信夫の若き日の推理が、歴史の深い闇をあぶりだす。江戸川乱歩賞受賞の永遠の傑作! 1980年週刊文春ミステリーベスト10第1位。(講談社文庫)
目次
- プロローグ
- 第一部 過去への旅立ち
- 挿話 猿丸夢幻祭
- 第二部 巡遊伶人の末裔
- 第三部 猿丸大夫人麻呂説
- 第四部 藤枯歌の謎
- 第五部 まれびとの墓
- 挿話 釈迢空由来
- エピローグ
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面白い歴史暗号ミステリ!
2020/11/04 13:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイムスリップというSF出来る設定で暗号を解くミステリであるとともに、トリックを用いた犯行も解明する本格ミステリでもありました。恋愛要素もあり、楽しく読めました。驚くような要素は少ないですが、設定の妙と歌に隠された暗号を解く過程は読み応えがありました。とてもよく出来た歴史SF暗号ミステリだったと思います。
現代部分は不要
2021/12/14 20:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎解きミステリー+SFという凝った構成であるが、はっきり言ってSF現代部分は不要と思う。ストーリーの本筋と直接関わりがなく、かえって胡散臭さを漂わせてしまっている。
本編の折口信夫のところは大変に面白い。暗号のところも終盤の謎解きのところも、爽快感さえ感じる。
面白いけど
2015/10/12 17:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きゅうたる - この投稿者のレビュー一覧を見る
荒唐無稽ですが、面白く読みました。小説としてというより、柿本人麻呂の背景をわかりやすく小説で読んだ感じ。漫画で読む日本史的な。
現代パートはいらない
2025/03/12 12:19
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いんですよ。
古代の謎に迫る作者の心意気を感じました。
でも現代パートが不要。邪魔でさえある。
古代パートに対して現代パートはノイズでしかなかった。
そういう意味では残念な作品。
折口信夫
2019/09/20 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代部分はなくても良かったような・・・折口信夫が暗号を解く過程はとてもスリリングで楽しめました。いろはうたとか百人一首とか、色々調べたくなります。