- 販売開始日: 2013/09/07
- 出版社: 新書館
- レーベル: モノクローム・ロマンス文庫
- ISBN:978-4-403-56011-8
フェア・ゲーム
著者 著:ジョシュ・ラニヨン , 訳:冬斗亜紀 , イラスト:草間さかえ
元FBI特別捜査官で現在は大学で歴史を教えるエリオットの元に、失踪した学生の捜索依頼が持ち込まれた。 捜査協力にあたる担当捜査官を前にしたエリオットは動揺を隠せなかった。...
フェア・ゲーム
商品説明
元FBI特別捜査官で現在は大学で歴史を教えるエリオットの元に、失踪した学生の捜索依頼が持ち込まれた。
捜査協力にあたる担当捜査官を前にしたエリオットは動揺を隠せなかった。
そこには一番会いたくない、けれど決して忘れられない男、タッカーの姿があった。
タッカーはかつてのエリオットの同僚で恋人。
17ヵ月前、膝を砕かれ失意の底に沈んでいたエリオットに、冷たく背を向けた男――。
シアトルの大学を舞台に繰り広げられる、甘く激しい男たちのミステリー・ロマンス。
男たちの熱く狂おしい恋愛を描くモノクローム・ロマンス、第一弾!!
解説:三浦しをん
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ミステリーロマンス
2021/03/19 06:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一言・・・面白かったです。
約435ページがっつり読み応えあります。
まさにミステリーロマンスです。
(ロマンスは「恋愛」という直裁的な意味で)
ミステリーで男同士の恋愛もしっかり描いている作品
本書解説の三浦しをんさんが暴走気味に
ほぼ書いてしまっている気がしますが(笑)
解説長いし・・・(笑)
元FBIで現在は大学教員のエリオットが、学生失踪事件の依頼を受け、
元恋人でFBI捜査官のタッカーと捜査協力することになる。
設定も主人公の年齢層が高いのも私の好み。
エリオットもタッカーも二人ともが男前
怪我をして内勤がいやでFBIを退職したエリオット
怪我をして受けた身体と精神の傷のせいもあるけれど
元々の性格も大きく影響していると思うツンツンな態度です。
全編通してエリオット視点なので、
タッカー「酷い奴」始まりなのですが
途中で本当は違うのではない?な感じになっていく。
タッカーの心の機微等々はエリオットを通してしかわからないのですが
それでも伝わってくる気持ちの描き方が良いなぁー
そして、エリオットがタッカーの告白に
震える唇で溜息を漏らすシーンは
身悶えするくらい甘いです。
とはいえ、男前同士でエリオットがかなりツンツンモードなので
甘々は期待してはいけないです。
この二人の関係と事件がリンクして展開していく。
ミステリーの内容については触れませんが、
しっかりした筋立てで破綻はないです。
誰が犯人だーの面白さも楽しめました。
さらに言うならば、
周囲の人間(父とか学長とか)や社会関係もしっかり描かれているので
その点でも深みがでて読み物としても満足がいくものでした。
ジョゼフ・ハンセンや
ジョナサン・ケラーマンを夢中に読んでいた頃を
思い出させてくれます。
(本を手放さざるを得なかったのが悔やまれる)
私こういうタイプの話大好きだったんだと思い出せてくれた作品でした。
ミステリーとロマンス(同性)の組み合わせが
私のツボでないわけがありません。
また、はまりそうな予感
まずは、このシリーズの続きを早く手に入れて
読みたいです!!!!
1巻
2021/09/07 18:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめなにかのつづきなのか?って思ったんですが結構冒頭から重い感じで始まって、もしかしたらエリオットが鎮痛剤飲んで朦朧としてる時にタッカーに酷いこと言ったんじゃないかなとか思ってましたが、まあタッカーが結構きついこと言っちゃってそれで決別してたけどお互い気持ちがあったから、やり直す感じ何でしょうねー。
でもコナかけられたらそっちに行ってた感じがエリオットあるので、もし学生じゃなかったらジムにいってたのかな…
タッカーはエリオット忘れてないし他にも行ってないかんじでしたよねー
読み応えあり
2018/09/24 16:07
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーとしてもしっかり書かれてて読みごたえがありました。BLとしては受けが臆病というかツンが過ぎるというか、攻めが早々に気持ちをオープンにしてたので余計じれじれが楽しめます。
国境はない
2017/12/31 12:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
萌えに国境はない。
三浦しおんさんの、この一言に尽きます。
ミステリーと主人公二人のじれったいような関係に、手が止まりませんでした。
ミステリー
2017/08/27 03:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
シアトルが舞台ということで、何回か訪れたことがあり、懐かしかったです。
タコマにも一度行ったことがあるなぁ。
ボートで島にも渡ったことがあるけど、こういう島って、シアトル近郊には、沢山あるのかな?
恋愛モノとしては、微妙な印象を受けましたが、ミステリー物としては、大満足です。
エリオットのお父さんが、「ダーマ&グレッグ」のダーマのお父さんを彷彿させました。
後書きで、作家さんが男性と書いていましたが、公式ホームページでは、femaleとあるし、どっちが本当なんだろう?
ミステリーBL
2018/09/30 14:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
草間さんのイラストが非常にいい。
BLというよりはがっつりゲイのストーリーだと思ったけれど、ミステリ部分も二人の関係についてもしっかりと書かれており、とても楽しめました。
こういう意地っ張りな二人の長い痴話げんかって周りは迷惑かもしれないし、本人同士にとっては、非常に苦しいものではあったと思うけれど、読んでいる分にはとても楽しかったです。