行動経済学~経済は「感情」で動いている~
著者 友野典男 (著)
人は合理的である、とする伝統経済学の理論は本当か。現実の人の行動はもっと複雑ではないか。重要な提言と詳細な検証により新たな領域を築く行動経済学を、基礎から解説する。
行動経済学~経済は「感情」で動いている~
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著者紹介
友野典男 (著)
- 略歴
- 1954年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。明治大学情報コミュニケーション学部教授、同大学院グローバル・ビジネス研究科講師。共著に「経済学の諸相」など。
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感動
2017/12/12 17:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セイヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は行動経済学というまだあまり世に浸透していない経済分野の入門書です。内容はとてもわかりやすく行動経済学について興味をひかれる書物です。
行動経済学の手ごろな教科書
2018/05/19 16:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年ノーベル経済学賞でセイラ―博士が受賞したことにより、行動経済学が脚光を浴びるようになった。世間で行動経済学の書籍が一気に増えたが、本書はかなり前から存在し、新書という形をとりながらも、行動経済学の基礎的な研究を網羅しており、最適な入門書といえる。特に、トゥベルスキーとカーネマンのプロスペクト理論についての記述は他の書籍にないくらい丁寧に詳細に記述されており、読む価値は十分にある。行動経済学の本質を理解するにはまず本書を読むのが先決だと思われる。
ノーベル経済学賞を受賞した「行動経済学」がよく分かる書です!
2017/11/22 10:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、従来の経済学で言うところの、「人間は自己の利益を最大限にするために、最も合理的な方法で行動をする」というのは、理論的には正しくても、どこか現実にそぐわないと批判し、人間の行動は、実は、感情や直観、記憶などのあやふやなものに大きく影響されており、決して合理的な行動だけではない、と説いています。このように、現実から乖離した経済学ではなく、もっと現実に密着した経済学を打ちたてていこうという行動経済学の成り立ちがよく理解できる書と言えるでしょう。
行動経済学の入門書
2023/08/26 14:47
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投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
損をすることは行わない。とする従来の経済学に対して現実には人間の経済行動には心の働きが多いに関わっているとする行動経済学の入門書。2006年の初版ながら版を重ねているし参考書籍としても紹介されている。基礎的部分が多く望ましい方向へ導く政策部分が少ないが一般知識として知るには十分すぎる内容。実験問題もあり、その結果から自分の行動にどの様なことが影響しているかを考えるのも参考になる。
行動と感情は切り離せない
2019/12/26 07:13
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の感情の動きがどんな感じに経済に影響するかをまとめた本。
様々な実験とその結果を挙げて、関連性を追っている。
最終的にはどう言う状況下で脳のどの部分が活発になるかの新しめの経済学にも触れてくれているので、一般的な経済学だけでは納得いかない部分もあった人は一度読んでみても良いかも。
わかりやすい
2018/08/11 04:31
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投稿者:はやお - この投稿者のレビュー一覧を見る
わかりやすくて、とても興味深く読み応えのある本でした。行動経済学という新しい経済学の知識が新鮮で勉強になりました。
分かりやすいです
2017/12/26 15:00
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
行動経済学について、分かりやすく説明されています。
経済も人がいるからこそなわけで、理論・理屈どおりには行かないということですね。
行動
2017/07/26 09:53
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投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
理屈通りにはならない経済を感情の面から分析する行動経済学の本。なぜ経済が理論通りにはならないのか、ということが理解できるような気がする一冊。