サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

最大40%OFFクーポン ~6/8

 新規会員50%OFFクーポン ~4/30

  1. hontoトップ
  2. 電子書籍
  3. 小説・文学
  4. 小説
  5. 新潮社
  6. 新潮文庫
  7. 死者の奢り・飼育(新潮文庫)

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 182件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2014/03/14
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-112601-2

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

死者の奢り・飼育(新潮文庫)

著者 大江健三郎 (著)

死体処理室の水槽に浮沈する死骸群に託した屈折ある抒情「死者の奢り」、療養所の厚い壁に閉じこめられた脊椎カリエスの少年たちの哀歌「他人の足」、黒人兵と寒村の子供たちとの無残...

もっと見る

死者の奢り・飼育(新潮文庫)

税込 605 5pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.9MB
Android EPUB 3.9MB
Win EPUB 3.9MB
Mac EPUB 3.9MB

死者の奢り・飼育 改版 (新潮文庫)

税込 737 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

死体処理室の水槽に浮沈する死骸群に託した屈折ある抒情「死者の奢り」、療養所の厚い壁に閉じこめられた脊椎カリエスの少年たちの哀歌「他人の足」、黒人兵と寒村の子供たちとの無残な悲劇「飼育」、傍観者への嫌悪と侮蔑をこめた「人間の羊」など6編を収める。“閉ざされた壁のなかに生きている状態”を論理的な骨格と動的なうねりをもつ文体で描いた、芥川賞受賞当時の輝ける作品集。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー182件

みんなの評価4.1

評価内訳

電子書籍

「他人の足」がおすすめ

2019/01/26 01:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

大江氏の昭和32年から33年にわたり発表された、初期の短編集。「他人の足」予想に反して(大江作品は小難しいという先入観があった)、すらすらと読めた。その中でもこの作品は人間の醜さを如実に描いた秀作だった。自分が不治の病ではないとわかってからの彼の行動は、ひどい男だな思わせる反面、よく気持ちも理解できるとも思ってしまう。「あなたたちと私とでは生きていく世界が違うんです」と言っているかのように、外の世界への帰っていく男と外部との連帯を夢見て、実現したかに思えたその夢をひっくり返された少年たちの絶望感。後味最悪だが、最高の作品。「飼育」「戦いの今日」など4篇は米兵と日本人を扱った作品であるが、この当時の戦勝国である米国人に対しての敗戦国である日本人の惨めな敗北感と屈折感は、この時代の作者の作品を読まないことには簡単には想像すらできないことのように思われる

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

閉じ込められた人間たち

2016/09/28 15:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る

大江健三郎の作品は初めて読んだ。たまにおもしろい/つまらない、理解できる/難しいなどはちょっと置いといて、とにかく作者の才能のようなものがびんびん伝わってくる作品というものがあるけど、死者の奢り・飼育もその一つだった(素人がノーベル賞作家に何言ってるんだということだけど)。
乾きながらも粘り気ある空気が停滞していてそこに病院の古い蛍光灯のような安っぽく重い光が差している、そういう閉塞感が全体にわたっている。登場する人間たちは変化の無い壁の内側に閉じている。そこから出るのが自由になるということだが、それには矛盾が伴う。なぜならどうにか壁の外に出る(または連れ出される)にしても、そこもまた別な壁の内側だからだ。彼らはそんな状況に圧迫され静かな無力感を覚えるわけだが、逆に言えばそのような壁は人間に必要なものでもある。内と外とに隔てられていない世界にひとりでいる(他者もひとつの壁だろう)ということは、それはもう死者みたいなものなのでは。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

非日常のなかの日常

2016/02/03 19:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

死者の奢りは、特異な環境にありながらも最後は現実を目の当たりにして、死と生について考えさせられます。大江さんの作品は暗くて深くて個人的に好きです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ねばっこい液体に鼻も口も、毛穴もふさがれました。

2005/01/25 02:33

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:碧寿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 修飾語の多すぎる文章は嫌いだ。
やたらと形容詞を使ったり、ピンと来ないような比喩やら揶揄やら…。
文学的に書いているつもりなのだろうが、長文化が、リズムを狂わせ、もはやその文章には生命はない。
 
この本に手を伸ばしたのは、ノーベル賞作家に対する、単純な好奇心。
芥川賞作品でも読んで、おハイソな気分にでも浸ろうと。
しかも、「飼育」。いい題名だ。江戸川乱歩のような怪しさを秘めている。
 
しかし。最初の数ページをめくり、吐き気。
多すぎ、長すぎる。
購入代金を無駄にしたと腹が立った。
後は、やけくそになって先を読んだだけ。

が、これがいけなかった。

10ページも進むと、本を読んでいる事を忘れた。
息苦しさ、べとっとした粘液に、鼻も口も、毛穴もふさがれた状況に、死にかけたリズムが容赦なく拍車をかける。どつぼにはまったのだ。
不必要に出てくる性的な表現、あっけなく残酷な展開。どれも、こちらの居心地を悪くする。
作者は、憎らしいほどに、われわれを知っている。
期待しても「エッチ」な表現は出てこない。ただ、無意味に性的なのだ。
本当に残虐なシーンでは、オフサイトトラップのように、突如、修飾語が激減する。筆舌を尽くしても、人間の残酷さにはかなわない。あとはあんたの残忍さで仕上げてくれ、ということだろう。

4っつ星にしたのは、見透かされて、居心地が悪くなった腹いせ。心地よすぎる本が多い昨今。こんな本を読んでみるのも、一興では? ということで、薦めたい。

ちなみに、「飼育」は、江戸川乱歩風ではない。あくまで、大江風なので、間違った期待をしないように。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

充実した文体

2010/02/27 20:03

4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

大江健三郎の『死者の奢り・飼育』を読んで思ったのは、文体、ということだった。
収められている短編は、かなり独特の文体で書かれている。
それは、外国の文学から影響を受けたものなのだろう。
はたして、現代の日本の作家で、独特の文体をもった人がどれだけいるだろうか?
解説の江藤淳は、「飼育」について、高く評価しているが、
正直言って、僕はこの作品を好きになれなかった。
何年か後に、再読した時、感想は変わっているかもしれないが。
一番、自分の心に訴えかけてきた、また、
よかった、と思えたのは、「死者の奢り」だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

表題作 死者の奢りについて

2020/04/30 00:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドナルド・トランプ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり。
やはり、小説というのは情景描写が大事なんだと改めて思わせる作品です。冒頭の1ページだけで、どういう物語が始まるのか、世界観や雰囲気が全て伝わってくる気がします。
主人公は、学生アルバイトで、アルコール溶液に浸かっている何体もの死体を別の水槽に運び入れる仕事をしている。(昔流行った、死体洗いの高額バイトがあるという噂は、この小説が元ネタらしいです)
おもしろい場面がある。休憩で地下室から表に出た主人公は、自分が健康であることに満足感を感じる。そこに通りかかった車椅子の少年。主人公は、上から目線で少年に優しい言葉をかけようとして、少年の肩に手をかけ顔をのぞきこむ。そこで目にしたのは、怒りに満ちた眼で自分を睨み付ける中年の男であった。主人公は、茫然と立ちつくす。
とんだお笑いである。若い頃は、調子こいて赤っ恥をかくものである。自分も注意しなければと思った。このあと、主人公が、何やらシリアスになっているのも、若さだなぁと思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

予想外に明快

2002/02/12 18:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろぐう - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いかにも「文学してます」という感じがないでもないけど、予想していたよりも読みやすく、イメージも明快で、思想・観念が難解すぎるいうようなところは少なかった。テーマも、経験したものと観察したものの相克、同じ経験を共有・共感することができない孤独と断絶、などの魅力的なものを扱っていて好感が持てる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

強烈すぎる作品

2001/03/24 12:24

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポンさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『死者の奢り』は冒頭から強烈だ。
 「死者たちは、濃褐色の液に浸かって、腕を絡みあい、頭を押しつけあって、ぎっしり浮かび、また半ば沈みかかっている。…死者たちは厚ぼったく重い声で囁きつづけ、それらの数々の声は交じり合って聞き取りにくい。…」
 死体処理のアルバイトという非日常的な設定もさることながら、水槽に浮かぶ死者たちの不気味な存在感を読者に強烈にアピールする大江の日本語に脱帽。一度読んだら、一生忘れられない本。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

死者の奢りについて(ネタバレ含む)

2022/06/11 09:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サンバ - この投稿者のレビュー一覧を見る

地下室に降りて行く。僕と女学生は滑り止めのすり減った階段を歩き、女子学生はゴム靴がすべるたび、短い声を立てた。2人はアルバイトで今日一日、解剖用の死体を古い水槽から新しい水槽に移す作業をするのだ。
 地下室では、小柄でがっしりした肌つやのない50の男が待ってい、管理人として2人を案内した。死体は最近のものから、30年ほど前のものまでさまざまだ。アルコールに浸けてあり、姿形は意外にも残っている。彼らを新しい水槽に移す中で、主人公は彼らを「物」だ、と感じる。そして、戦中に脱走した際に撃たれて死んだ男の死体と話す。主人公は、戦争の終わりという「唯一の希望」が虚しく氾濫する中で、窒息死しそう成長期を過ごしたこと、男は、俺たちは今度君たちが戦争したらそれを判断・評価する資格を持っていること、を話した。
 昼休憩で外に出ると主人公は、皮膚の呼吸を感じ、生きている心地がした。しかし、生きている人と話すと、通じ合えない、理解されないことが主人公を苦しめた。彼は走って地下室に戻った。
 昼休みに、女子学生から妊娠していること、おろそうと思っていることを聞かされた主人公は、これにも上手く応えられない。彼女は自分のお腹の中の存在を、死体と同じ物だと言った。主人公は、12歳の子供の死体の陰部を素早くみた。
 17時、女子学生がみっともなく転んだ。主人公も直前まで話してこみ上げていた笑いが急激に萎んだ。
 作業は進んだが、女子学生は途中で吐いて動けなくなった。彼女は死体を見て「子供を産みたくなった」、死体のように存在を与えたくなった、と言う。
 やがて、助教授という若い男が、この1日の作業は全く手違いで、死体は全て火葬する手筈だったと喚き出した。文部省が明日の午前に来るのだから、それまでにやり直しをしろ、とも。
 アルバイトの金も「事務に直談判」次第となった。彼女は文部省対応に懸命な医師たちにほっとかれて長椅子で安静にしていた。主人公は、夜明けまで終わらないな、と感じながら作業を再開した。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

他人の足

2015/03/14 14:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:月光 - この投稿者のレビュー一覧を見る

大江が書いてる小説はサルトルばりの実存主義を主題とした純文学小説。さっぱり
わかりません。ともかく自分とは縁のない小説だと思いつつ、一応全部読んだ。読んだら「他人の足」という標題作以外の作品が、抜群の出来栄え。これってどういうこと。この作品はカリエスの病棟に一人の新人入院患者からはじまる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

読ませる力

2000/11/20 00:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ドアも窓もない狭い部屋に閉じ込められたような閉塞感ともなう小説なんぞ、たまにはいかがでしょう。大江健三郎といえば、ぜったい口にだしてよまない文章の典型。ひとのせりふとか口にだしたらヘンだけど、文章の中では自然なんだよな、なぜか? 詩的なものを感じさせるのがその原因なのだろうか? じっくり読んで考えよう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/04/23 09:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/06/14 02:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/09/24 17:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/12/19 14:03

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。